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201.【荒船】「お前好きな色、なんかあるか?」
「ん? なに急に」
「いいから、好きな色」
「えー……青緑かな」
「あ、俺もその色好きだわ」
「当たり前でしょ、哲次が好きな色だから好きなんだよ」
「は?」
「俺はお前が好きな色聞いてんだよ!」
照れ隠しに怒らなくてもいいのに。
202.【村上】手に息を吹きかけてこすり合わせるが、冷え切った指先は温まらない。
「手袋、貸そうか?」
「えー悪いよ」
「じゃあ片方だけ」
そう言って鋼君は左手の手袋を外して渡した。私のより随分と大きい。
「けど、左手寒いでしょ」
「こうすれば大丈夫」
ちゃっかり繋がれちゃった右手
203.【荒船】「今から言うことの大事な方を答えろよ?」
「うん?」
突然の真剣な声。
「俺と当真」
「哲次」
「俺と穂刈」
「哲次」
「俺とカゲ」
「哲次」
「俺と鋼」
「んー……」
眉間のシワが深くなる。
「哲次に決まってんじゃん」
「よし」
なんの確認をされたのやら。なんか不安にさせた?
204.【三輪】さっきから何かを気にしてる顔で返事をくれない君。
「三輪君? 聞こえてる?」
「聞こえてる」
「じゃあなんで」
言い出し辛そうに
「こんなこと言うのは餓鬼だと思うんだが」
目が合って、逸らされて。
「名前、で。呼んでくれないかなって」
「し、秀次、くん」
頬は同じ熱を持つ
205.【風間】「お前のおにぎりが食べたい」
「どうしました急に?」
じっと赤い目に見つめられる。ぐきゅるるると可愛く鳴るお腹。
「お腹空いたんですか?」
「そうだ。どうせ食べるなら早乙女の手料理がいい。おにぎりくらいは作れるだろう?」
普段の私の不器用さを見ての気遣いらしい。
206.【荒船】「自分で言ったことには責任持って欲しいな?」
「……」
目の前には緑の箱。ポッキーゲームに誘ったらプリッツなら考えてやると言ったから買ってきた。
「考えてやるとしか言ってねーし」
「えーやってみたいなぁ」
「……一瞬で終わらせてやるコラァ!」
なんか違うけどいいか
207.【三輪】「本当にやるのか?」
「いつもみたいに『陽介でやってくれ』って言う?」
苦虫潰した様な顔で秀次はポッキーの端を咥えた。
「ん」
口で差し出された反対側を私も咥える。すると、かなりの勢いで秀次は食べ進め始めた。驚いて折ってしまったけど、後頭部を抑えられてそのまま、
208.【奈良坂】「お菓子会社の陰謀にハマりすぎだよ!」
「なにか問題あるか?」
ポッキーの箱を塔のように詰んでご満悦。別のお菓子も挟まっている。一番上を開封して
「半分あげてもいいけど?」
「え、じゃあ欲しい」
「ん」
咥えたポッキーを向けられて。真っ赤になったらくつくつ笑われた
209.【迅】自称実力派エリートはよく私にのど飴の差し入れをくれる。なんでも
「あきの声は綺麗だから。聞いてて落ち着くんだ」
そのおかげか、私はここ数年風邪をひいていない。
「なにかお礼しなくちゃね」
「お礼? じゃあ、」
そっと壁に追いやられて
「その声、全部俺に頂戴よ」
210.【荒船】夜中にコンビニに行ったら偶然彼氏に出くわした。
「お前なにこんな時間に1人でほっつき歩いてんだ」
「いや小腹空いたから」
いつも通りの小言を聞き流しながらお会計。
「もうお前俺と住めよ!」
「また勢いでそういうこと言う……」
「なっ、それは」
言ってから真っ赤になる
211.【迅】「出かけなくていいの?」
「いいの!」
悠一の為におめかししたけど、今日は1日中部屋にいるんだ。
「悠一独り占めするの!」
「可愛いこと言うね」
他の誰かの未来なんて映させない。
「じゃあ俺もあき独り占めだね」
貴方が1番自由でいれるのが、どうかこの場所でありますように
212.【菊地原】「あ、菊地原君おはよう!」
僕に笑顔を向ける君の心音は、少し速い。
「う、歌川君もおはよ!」
「おはよう、早乙女さん」
速い理由は簡単なことで、とっくの昔に答えに行き着いて考えるのをやめた。けど、その笑顔も心音も俺だけのものになったらいいなんて、馬鹿みたいな話
213.【ハイレイン】椅子で死んだように眠る貴方の、飲んでいた珈琲を下げる。遠征から戻られて、随分とお疲れのようだ。
(切り捨てるのも、楽じゃないでしょう?)
そう言って話を聞いてあげたいけど、かえって苦しめるのではないかと怖くて。心に秘めるのはきっと、平和への願い
214.【小南】貴方の笑顔が、ふっと消える瞬間があるのを知っていた。理由を知るのに体当たりしか出来なくて、直接尋ねた。やがてポツリポツリと話されたことが、想像を超えていて私は逃げた。でも、やっぱり貴方を救いたいから。私は彼女と、なにがあっても向き合い続けることを選んだ
215.【来馬】「じゃあ行ってくるよ」
「いってらっしゃい」
恥ずかしながらも、別れの時はキスをくれる。大丈夫と分かっていても、任務に行く時は不安がよぎる。けれど、貴方が決めたことだから全力で応援するよ 。ボーダーに入りたいと言った時の、決意に満ちた眼差しを今でも覚えている
216.【当真】「まるで箱庭みたいだと思わねぇか?」
トリトン兵の残骸の山で会話する。
「箱庭?」
「この警戒区域にいるとさ。なんか閉じ込められてるみてぇに感じねぇ?」
「まあ」
彼女は空を見る。
「あんたといるのなら、箱庭も悪かないわ」
その手を取ってどこか遠くへ逃げ出したくなった
217.【荒船】「おいポッケから手ェ出せ」
「なんで?」
「転けたらどうすんだ」
大体こいつの第一声はなんで? だ。心配するこちらの身にもなれ。
「別に転けないよ。哲次だって入れてるときあるじゃん」
「俺は転けねぇ」
「なにその理屈」
「だーもう!」
つべこべ言わずに俺と手を繋げよ!
218.【犬飼】「今いい?」
飲料両手に片方を私に渡す。こういう時は大体彼女との約束をすっぽかした時だ。
「俺さ、モテたいんだけど時々すごく面倒くさくなるんだ」
「分かるよ」
「彼女にいい顔して、優しくするのが馬鹿らしくなる」
「うん、そうだね」
きっとそれは私達しか分からない感覚
219.【生駒】「あかーん! フラれてもうたー!」
「だから言ったじゃん」
毎度懲りずにアタックしては玉砕してくる。その度泣きついてくるのもいつものこと。
「慰めてーあき」
「はいはい」
抱きとめて頭を撫でてやる。こんな馬鹿げた距離も慣れてしまった。「私にしといたらいいのに」
220.【生駒】「は? 今なんて?」
ずっーと片想いをして、眼中に無いのだろうと胸にしまいこんだ恋が、叶うような言葉を聞いた。
「だから、私にしとけばって」
ほんのり染まった頬にそれが確信に変わる。
「そんなん……あきがいっちゃんええに決まっとるやん!」
「はあ?」
「俺、俺はずっと」
221.【荒船】彼より早く目が覚めた明け方。布団から出ようとすると、結構な力で抱き寄せられた。
「哲次? 起きてる?」
言えば腕に力がこもる。苦しくて身じろぎすると、
「もう少し」
と掠れた声。
「もう少し、このまま」
珍しく甘えてくる腕に閉じ込められて。体温と甘さに溶かされていく
222.【荒船】「今の! めっちゃかっこいい!」
哲次の家で恒例の映画鑑賞。思いの外面白くて夢中になる。かっこいい俳優さんの名演にテンションが上がった。
「……」
「哲次?」
黙って後ろから抱きすくめられ、足の間に収められる。 その後、そのシリーズは見せてくれなくなった。
223.【佐鳥】「もぉどこ行ってたの!?」
「えへへごめんね~」
すぐ道端のものに気を取られて、迷子になるあき。可愛いし、ぽわぽわしてるから何かあったらと彼氏の俺はいつも心配。
「あき、俺と手繋いでて! 離しちゃダメ!」
「了解~」
力が抜けるけど、繋いだ熱で心拍上昇中。
224.【米屋】「お前もまだまだだな~」
「うるさい!」
不覚にもモールモッドにやられそうになったところを、助けてくれたのは陽介だった。いつもの掴み所ない笑みを浮かべながら、
「見惚れた?」
「……見惚れてない!」
ひょいと簡単にお姫様抱っこするから、パニックでお礼は言いそびれた
225.【嵐山】「ヒーローって、もっと遠い存在だと思ってたよ」
「うん?」
准の膝の上、いつも思ってたことを遂に口にしてみた。准はなんのことか分からない顔できょとんとしている。可笑しくて笑ってしまった。
「なんだ、なんの話だ?」
「ううん、准は私にとって大切な王子様だって話」
「ん? なに急に」
「いいから、好きな色」
「えー……青緑かな」
「あ、俺もその色好きだわ」
「当たり前でしょ、哲次が好きな色だから好きなんだよ」
「は?」
「俺はお前が好きな色聞いてんだよ!」
照れ隠しに怒らなくてもいいのに。
202.【村上】手に息を吹きかけてこすり合わせるが、冷え切った指先は温まらない。
「手袋、貸そうか?」
「えー悪いよ」
「じゃあ片方だけ」
そう言って鋼君は左手の手袋を外して渡した。私のより随分と大きい。
「けど、左手寒いでしょ」
「こうすれば大丈夫」
ちゃっかり繋がれちゃった右手
203.【荒船】「今から言うことの大事な方を答えろよ?」
「うん?」
突然の真剣な声。
「俺と当真」
「哲次」
「俺と穂刈」
「哲次」
「俺とカゲ」
「哲次」
「俺と鋼」
「んー……」
眉間のシワが深くなる。
「哲次に決まってんじゃん」
「よし」
なんの確認をされたのやら。なんか不安にさせた?
204.【三輪】さっきから何かを気にしてる顔で返事をくれない君。
「三輪君? 聞こえてる?」
「聞こえてる」
「じゃあなんで」
言い出し辛そうに
「こんなこと言うのは餓鬼だと思うんだが」
目が合って、逸らされて。
「名前、で。呼んでくれないかなって」
「し、秀次、くん」
頬は同じ熱を持つ
205.【風間】「お前のおにぎりが食べたい」
「どうしました急に?」
じっと赤い目に見つめられる。ぐきゅるるると可愛く鳴るお腹。
「お腹空いたんですか?」
「そうだ。どうせ食べるなら早乙女の手料理がいい。おにぎりくらいは作れるだろう?」
普段の私の不器用さを見ての気遣いらしい。
206.【荒船】「自分で言ったことには責任持って欲しいな?」
「……」
目の前には緑の箱。ポッキーゲームに誘ったらプリッツなら考えてやると言ったから買ってきた。
「考えてやるとしか言ってねーし」
「えーやってみたいなぁ」
「……一瞬で終わらせてやるコラァ!」
なんか違うけどいいか
207.【三輪】「本当にやるのか?」
「いつもみたいに『陽介でやってくれ』って言う?」
苦虫潰した様な顔で秀次はポッキーの端を咥えた。
「ん」
口で差し出された反対側を私も咥える。すると、かなりの勢いで秀次は食べ進め始めた。驚いて折ってしまったけど、後頭部を抑えられてそのまま、
208.【奈良坂】「お菓子会社の陰謀にハマりすぎだよ!」
「なにか問題あるか?」
ポッキーの箱を塔のように詰んでご満悦。別のお菓子も挟まっている。一番上を開封して
「半分あげてもいいけど?」
「え、じゃあ欲しい」
「ん」
咥えたポッキーを向けられて。真っ赤になったらくつくつ笑われた
209.【迅】自称実力派エリートはよく私にのど飴の差し入れをくれる。なんでも
「あきの声は綺麗だから。聞いてて落ち着くんだ」
そのおかげか、私はここ数年風邪をひいていない。
「なにかお礼しなくちゃね」
「お礼? じゃあ、」
そっと壁に追いやられて
「その声、全部俺に頂戴よ」
210.【荒船】夜中にコンビニに行ったら偶然彼氏に出くわした。
「お前なにこんな時間に1人でほっつき歩いてんだ」
「いや小腹空いたから」
いつも通りの小言を聞き流しながらお会計。
「もうお前俺と住めよ!」
「また勢いでそういうこと言う……」
「なっ、それは」
言ってから真っ赤になる
211.【迅】「出かけなくていいの?」
「いいの!」
悠一の為におめかししたけど、今日は1日中部屋にいるんだ。
「悠一独り占めするの!」
「可愛いこと言うね」
他の誰かの未来なんて映させない。
「じゃあ俺もあき独り占めだね」
貴方が1番自由でいれるのが、どうかこの場所でありますように
212.【菊地原】「あ、菊地原君おはよう!」
僕に笑顔を向ける君の心音は、少し速い。
「う、歌川君もおはよ!」
「おはよう、早乙女さん」
速い理由は簡単なことで、とっくの昔に答えに行き着いて考えるのをやめた。けど、その笑顔も心音も俺だけのものになったらいいなんて、馬鹿みたいな話
213.【ハイレイン】椅子で死んだように眠る貴方の、飲んでいた珈琲を下げる。遠征から戻られて、随分とお疲れのようだ。
(切り捨てるのも、楽じゃないでしょう?)
そう言って話を聞いてあげたいけど、かえって苦しめるのではないかと怖くて。心に秘めるのはきっと、平和への願い
214.【小南】貴方の笑顔が、ふっと消える瞬間があるのを知っていた。理由を知るのに体当たりしか出来なくて、直接尋ねた。やがてポツリポツリと話されたことが、想像を超えていて私は逃げた。でも、やっぱり貴方を救いたいから。私は彼女と、なにがあっても向き合い続けることを選んだ
215.【来馬】「じゃあ行ってくるよ」
「いってらっしゃい」
恥ずかしながらも、別れの時はキスをくれる。大丈夫と分かっていても、任務に行く時は不安がよぎる。けれど、貴方が決めたことだから全力で応援するよ 。ボーダーに入りたいと言った時の、決意に満ちた眼差しを今でも覚えている
216.【当真】「まるで箱庭みたいだと思わねぇか?」
トリトン兵の残骸の山で会話する。
「箱庭?」
「この警戒区域にいるとさ。なんか閉じ込められてるみてぇに感じねぇ?」
「まあ」
彼女は空を見る。
「あんたといるのなら、箱庭も悪かないわ」
その手を取ってどこか遠くへ逃げ出したくなった
217.【荒船】「おいポッケから手ェ出せ」
「なんで?」
「転けたらどうすんだ」
大体こいつの第一声はなんで? だ。心配するこちらの身にもなれ。
「別に転けないよ。哲次だって入れてるときあるじゃん」
「俺は転けねぇ」
「なにその理屈」
「だーもう!」
つべこべ言わずに俺と手を繋げよ!
218.【犬飼】「今いい?」
飲料両手に片方を私に渡す。こういう時は大体彼女との約束をすっぽかした時だ。
「俺さ、モテたいんだけど時々すごく面倒くさくなるんだ」
「分かるよ」
「彼女にいい顔して、優しくするのが馬鹿らしくなる」
「うん、そうだね」
きっとそれは私達しか分からない感覚
219.【生駒】「あかーん! フラれてもうたー!」
「だから言ったじゃん」
毎度懲りずにアタックしては玉砕してくる。その度泣きついてくるのもいつものこと。
「慰めてーあき」
「はいはい」
抱きとめて頭を撫でてやる。こんな馬鹿げた距離も慣れてしまった。「私にしといたらいいのに」
220.【生駒】「は? 今なんて?」
ずっーと片想いをして、眼中に無いのだろうと胸にしまいこんだ恋が、叶うような言葉を聞いた。
「だから、私にしとけばって」
ほんのり染まった頬にそれが確信に変わる。
「そんなん……あきがいっちゃんええに決まっとるやん!」
「はあ?」
「俺、俺はずっと」
221.【荒船】彼より早く目が覚めた明け方。布団から出ようとすると、結構な力で抱き寄せられた。
「哲次? 起きてる?」
言えば腕に力がこもる。苦しくて身じろぎすると、
「もう少し」
と掠れた声。
「もう少し、このまま」
珍しく甘えてくる腕に閉じ込められて。体温と甘さに溶かされていく
222.【荒船】「今の! めっちゃかっこいい!」
哲次の家で恒例の映画鑑賞。思いの外面白くて夢中になる。かっこいい俳優さんの名演にテンションが上がった。
「……」
「哲次?」
黙って後ろから抱きすくめられ、足の間に収められる。 その後、そのシリーズは見せてくれなくなった。
223.【佐鳥】「もぉどこ行ってたの!?」
「えへへごめんね~」
すぐ道端のものに気を取られて、迷子になるあき。可愛いし、ぽわぽわしてるから何かあったらと彼氏の俺はいつも心配。
「あき、俺と手繋いでて! 離しちゃダメ!」
「了解~」
力が抜けるけど、繋いだ熱で心拍上昇中。
224.【米屋】「お前もまだまだだな~」
「うるさい!」
不覚にもモールモッドにやられそうになったところを、助けてくれたのは陽介だった。いつもの掴み所ない笑みを浮かべながら、
「見惚れた?」
「……見惚れてない!」
ひょいと簡単にお姫様抱っこするから、パニックでお礼は言いそびれた
225.【嵐山】「ヒーローって、もっと遠い存在だと思ってたよ」
「うん?」
准の膝の上、いつも思ってたことを遂に口にしてみた。准はなんのことか分からない顔できょとんとしている。可笑しくて笑ってしまった。
「なんだ、なんの話だ?」
「ううん、准は私にとって大切な王子様だって話」