君の空色が誇りに変わるまで
俺、イエローダイヤモンドは悩んでいた。先生は同じ属性の石が組むのがいいと言っていたのだが、ルビーは「イエローと組んだ方が楽しそ〜!!」という理由だけで俺を選んだ。サファイアの方も、別に異論はなく、今はラルーって奴と組んでいる。ラルーはエメラルドの双晶の弟の方で、兄のエメはもっぱら服を作っているが、ラルーは戦闘を好んでいつもなにかを睨んでいた。なにを見つめているのか、知り得ない。彼は俺より背が低かった。
「周りをよく見ることはとても大事だが、今はパートナーと上手く付き合っていくことに集中なさい。サファイアもラルーも、それぞれ上手くやるかもしれない。そのことの心配をするにはまだお前は若いよ」
先生はそう言って頭を撫でてくれた。俺は先生が好きだ。
「イエロー!見廻りいこー!」
ルビーの元気な声がする。俺は速いと褒められた足で駆け寄る。途中、ラルーとすれ違った。
僕はサファイアを探していた。別に組む相手は誰でも良かったが、コランダム属なら早々欠けないだろうし、余計な思い入れをしなくて済む。サファイアも口数少なく、少しぼんやりはしているが不快ではなかった。
横をイエローが通り抜けて、僕の髪を揺らす。別に振り向きはしないが、足が速いのはなにかと便利そうだと思う。あと、光の反射率が高くて眩しい。目がチカチカする。そこはうっとおしい。
「…………輝きは価値か?」
この国は美しい。僕らの輝きを手にするため、月人は地上に降りてくるらしいが。そんなところに価値を置いては、イエローダイヤモンドが1番強くなくてはならないはず。
「まぁ僕には関係ないか」
僕は僕の欲しい強さを手に入れるまで、戦うだけだ。ゆるく手を振るサファイアを見つけて、軽く駆け寄った。サファイアは少し笑ったから、僕は目を伏せた。
「周りをよく見ることはとても大事だが、今はパートナーと上手く付き合っていくことに集中なさい。サファイアもラルーも、それぞれ上手くやるかもしれない。そのことの心配をするにはまだお前は若いよ」
先生はそう言って頭を撫でてくれた。俺は先生が好きだ。
「イエロー!見廻りいこー!」
ルビーの元気な声がする。俺は速いと褒められた足で駆け寄る。途中、ラルーとすれ違った。
僕はサファイアを探していた。別に組む相手は誰でも良かったが、コランダム属なら早々欠けないだろうし、余計な思い入れをしなくて済む。サファイアも口数少なく、少しぼんやりはしているが不快ではなかった。
横をイエローが通り抜けて、僕の髪を揺らす。別に振り向きはしないが、足が速いのはなにかと便利そうだと思う。あと、光の反射率が高くて眩しい。目がチカチカする。そこはうっとおしい。
「…………輝きは価値か?」
この国は美しい。僕らの輝きを手にするため、月人は地上に降りてくるらしいが。そんなところに価値を置いては、イエローダイヤモンドが1番強くなくてはならないはず。
「まぁ僕には関係ないか」
僕は僕の欲しい強さを手に入れるまで、戦うだけだ。ゆるく手を振るサファイアを見つけて、軽く駆け寄った。サファイアは少し笑ったから、僕は目を伏せた。
