銃がガラスを撃ち抜いた跡
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クロームちゃんと別れて、夜の帰り道。なにかの気配、静かな余白。砂の入った靴を一度脱ぐのすら躊躇われる、なにかのプレッシャー。チャンネル切り替えたくとも、生憎私は電池切れのリモコン。クロームちゃんのように夢は散歩出来ない。
「こんばんは、いい夜ですね」
三日月を背負ったオッドアイの男が、私にあいさつする。一歩下がろうとすると、瞬間移動のように距離を詰めてきて、右手に触れられる。体育で欠けた中指の爪が痛む。
「あの……」
「はい、もう大丈夫ですよ。いつもクロームがお世話になっているお礼です」
中指の爪は形を取り戻し、つやつやの滑らかだ。でも。口を開いた、息が震える。
「貴方のためにクロームちゃんといるわけじゃないわ」
男は少しだけ眉を上げた。そして、嬉しそうに唇に弧を描く。
「よい夜を。帰り道はくれぐれもお気をつけくださいね」
男は霧のように、消えた。
「こんばんは、いい夜ですね」
三日月を背負ったオッドアイの男が、私にあいさつする。一歩下がろうとすると、瞬間移動のように距離を詰めてきて、右手に触れられる。体育で欠けた中指の爪が痛む。
「あの……」
「はい、もう大丈夫ですよ。いつもクロームがお世話になっているお礼です」
中指の爪は形を取り戻し、つやつやの滑らかだ。でも。口を開いた、息が震える。
「貴方のためにクロームちゃんといるわけじゃないわ」
男は少しだけ眉を上げた。そして、嬉しそうに唇に弧を描く。
「よい夜を。帰り道はくれぐれもお気をつけくださいね」
男は霧のように、消えた。
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