プロトタイプ/落書き
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夜の街まで瑠璃ちゃんを迎えに行った。瑠璃ちゃんが男を連れていてそいつとキスをした。思わずその男をぶん殴ってしまった。男は怒るというよりは怖がって、すごすご帰っていった。瑠璃ちゃんに怒られながら、終電で帰宅中。
「もぉ〜乱暴しちゃダメっていつも言ってるでしょ!」
「……ごめん」
言いたいことは山ほどあれど、どれから言ったらいいか分かんなくて、ちょっと疲れた。瑠璃ちゃんの肩に頭を預けて、到着まで眠る。と、思ったが、酔っ払いの寝言で起き直す。瑠璃ちゃんが心配でここまで来たんだった。眠くても、守るもん守らなきゃ。
「…………瑠璃ちゃん」
「なあに」
「俺にファーストキスくれるって約束、忘れた?」
なにに怒ったのかって、結局こんな俺のわがままだとは思う。すっごく小さい頃、瑠璃ちゃんとイチャイチャくっついてたら、誰かにお前らにはまだ早いって怒られて。でも瑠璃ちゃんのがお姉さんだから、先に大人になっちゃうって俺泣いたんだ。そしたら、待っててあげるからねって。そう瑠璃ちゃんは言った。瑠璃ちゃんは俺の成長なんて待たなかった。どこまで階段登ったのか、怖くて聞けない。
「瑠璃ちゃん。今更怒ったって仕方ないから、俺怒らないけど」
「怒ってたじゃない」
「瑠璃ちゃん」
瑠璃ちゃんは時折、こうやって揚げ足を取って話を逸らすクセがある。ちょっと低い声で呼びかけた。瑠璃ちゃんは観念して、俺にもたれかかる。瑠璃ちゃんの髪を指で弄んだ。綺麗な髪。汚い男の手で触れられると思うと、どうしたって嫌だった。瑠璃ちゃんが本当に好きな人なら、全然いいよ。そう思ってしまうのも、窮屈な理屈に縛られてるからだろうか。瑠璃ちゃんにとって、きっとスポーツと変わらないんでしょ。そう言ってたもんね。
「覚えてない?ファーストキスのこと」
「……どうだったかしらね」
「俺、5歳だったけど覚えてるのに」
「その頃は私、忙しかったから」
年齢を逆算して、瑠璃ちゃんが本当に辛かった時期とぶつかるのに気付いて黙る。瑠璃ちゃんはあの時から呪われてしまったのかな。俺には呪いは解けないんだろうか。悲しくなった。ずっと側にいるのに、俺はあまりにも幼い子供だったから守れなかった。今だったら、絶対守り抜けるのに。まだ15歳のガキかもだけど、絶対守るのに。瑠璃ちゃんの手を握った。
「……今からでもしていい?」
瑠璃ちゃんがそう呟く。俺は少し、答えを考えた。して欲しいのは、山々だけれど。
「俺とキスしたら、もう少し自分のこと大切にする?」
「いっつも私は自分が1番大事よ」
「んーじゃあ。俺の気持ち、もう少し大事にしてくれる?」
瑠璃ちゃんは俺の顔を見た。なんで瑠璃ちゃんが泣きそうなんだよ。ほら、やっぱり。寂しいんでしょ、寂しいからこうやって自分に乱暴して。そんなことするくらいなら、俺の側にいてよ。俺に全部ぶつけたらいいよ。大人の階段くらい、ぶっ壊して登ってやるよ。握る手の力を強くした。瑠璃ちゃんから返ってくる力は、弱い。弱い人、もう無理して強がんなくたっていいのに。瑠璃ちゃんの唇に触れるだけのキスをした。柔らかくて、心地よかった。尚更、無駄遣いなんてさせたくなくなった。
「ちょっと、約束の前にしたらずるいじゃない?」
「そうだね、守ってね♪」
「もう」
瑠璃ちゃんは、約束についてもうなにも言わなかった。また破ってしまうだろうなぁ。仕方ないよね、瑠璃ちゃんは約束は破るものと思ってるからね。それは俺のせいじゃないし。瑠璃ちゃんが約束破ったくらいで、嫌いになんてならないけど。でも、もし。俺の約束がお守りになるのなら、100個でも1000個でも結ぼうよ。瑠璃ちゃん守れるなら、俺苦手だけど一生懸命覚えるよ。俺は覚えるから。瑠璃ちゃんも、俺がいるって忘れないで欲しいな。
「もぉ〜乱暴しちゃダメっていつも言ってるでしょ!」
「……ごめん」
言いたいことは山ほどあれど、どれから言ったらいいか分かんなくて、ちょっと疲れた。瑠璃ちゃんの肩に頭を預けて、到着まで眠る。と、思ったが、酔っ払いの寝言で起き直す。瑠璃ちゃんが心配でここまで来たんだった。眠くても、守るもん守らなきゃ。
「…………瑠璃ちゃん」
「なあに」
「俺にファーストキスくれるって約束、忘れた?」
なにに怒ったのかって、結局こんな俺のわがままだとは思う。すっごく小さい頃、瑠璃ちゃんとイチャイチャくっついてたら、誰かにお前らにはまだ早いって怒られて。でも瑠璃ちゃんのがお姉さんだから、先に大人になっちゃうって俺泣いたんだ。そしたら、待っててあげるからねって。そう瑠璃ちゃんは言った。瑠璃ちゃんは俺の成長なんて待たなかった。どこまで階段登ったのか、怖くて聞けない。
「瑠璃ちゃん。今更怒ったって仕方ないから、俺怒らないけど」
「怒ってたじゃない」
「瑠璃ちゃん」
瑠璃ちゃんは時折、こうやって揚げ足を取って話を逸らすクセがある。ちょっと低い声で呼びかけた。瑠璃ちゃんは観念して、俺にもたれかかる。瑠璃ちゃんの髪を指で弄んだ。綺麗な髪。汚い男の手で触れられると思うと、どうしたって嫌だった。瑠璃ちゃんが本当に好きな人なら、全然いいよ。そう思ってしまうのも、窮屈な理屈に縛られてるからだろうか。瑠璃ちゃんにとって、きっとスポーツと変わらないんでしょ。そう言ってたもんね。
「覚えてない?ファーストキスのこと」
「……どうだったかしらね」
「俺、5歳だったけど覚えてるのに」
「その頃は私、忙しかったから」
年齢を逆算して、瑠璃ちゃんが本当に辛かった時期とぶつかるのに気付いて黙る。瑠璃ちゃんはあの時から呪われてしまったのかな。俺には呪いは解けないんだろうか。悲しくなった。ずっと側にいるのに、俺はあまりにも幼い子供だったから守れなかった。今だったら、絶対守り抜けるのに。まだ15歳のガキかもだけど、絶対守るのに。瑠璃ちゃんの手を握った。
「……今からでもしていい?」
瑠璃ちゃんがそう呟く。俺は少し、答えを考えた。して欲しいのは、山々だけれど。
「俺とキスしたら、もう少し自分のこと大切にする?」
「いっつも私は自分が1番大事よ」
「んーじゃあ。俺の気持ち、もう少し大事にしてくれる?」
瑠璃ちゃんは俺の顔を見た。なんで瑠璃ちゃんが泣きそうなんだよ。ほら、やっぱり。寂しいんでしょ、寂しいからこうやって自分に乱暴して。そんなことするくらいなら、俺の側にいてよ。俺に全部ぶつけたらいいよ。大人の階段くらい、ぶっ壊して登ってやるよ。握る手の力を強くした。瑠璃ちゃんから返ってくる力は、弱い。弱い人、もう無理して強がんなくたっていいのに。瑠璃ちゃんの唇に触れるだけのキスをした。柔らかくて、心地よかった。尚更、無駄遣いなんてさせたくなくなった。
「ちょっと、約束の前にしたらずるいじゃない?」
「そうだね、守ってね♪」
「もう」
瑠璃ちゃんは、約束についてもうなにも言わなかった。また破ってしまうだろうなぁ。仕方ないよね、瑠璃ちゃんは約束は破るものと思ってるからね。それは俺のせいじゃないし。瑠璃ちゃんが約束破ったくらいで、嫌いになんてならないけど。でも、もし。俺の約束がお守りになるのなら、100個でも1000個でも結ぼうよ。瑠璃ちゃん守れるなら、俺苦手だけど一生懸命覚えるよ。俺は覚えるから。瑠璃ちゃんも、俺がいるって忘れないで欲しいな。
