プロトタイプ/落書き
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最近、健全なお付き合いのある人たち全員と連絡が取れなくてひどく寂しい。幼馴染も従兄弟も、メル友もゲーム友達も、おまけには叔父さんも。みーんなブルーロックに閉じ込められてるなんてなんの因果かしら?優先生やお母さんと長話の電話はするけど、なにか物足りなくて。適当な男と遊びにいきたいのだけど、ずーっと冴くんが見張っていて。自分には冴くんしかいないのだと錯覚する。酷く煩わしい。そんなやり口ってスマートじゃないわ。自分の心が衰弱していくのを感じる。そうやってちっぽけになった心根が、冴くんが好きだと呟くから。どうしたらいいのか、分からなくなる。このままでいいの?絵も満足に描けないまま、紋切り型のように女の幸せに収まって。それが竜胆瑠璃?私程度の女に収まるのが、糸師冴?つまらないわ、そんなの。
「ただいま」
玄関先で冴くんの声がして、駆け寄りたくなってしまう。駆け寄って、寂しかったと抱きついてみたい。心底幸せそうな表情をする貴方が想像出来る。幸せにしてあげたいとも思う、それも嘘じゃない。自分のことも満足に幸せに出来ない私が、冴くんを幸せに出来るとはどうしても思えない。将来的な話ね。冴くんは窓際のソファーでぼんやりしている私を、後ろから抱きすくめた。私は冴くんの腕に触れる。今が幸せな分、終わったら落差に打ちひしがれることになりそうで、怖い。少し強く握り込んだ。
「どうした?」
「……なにも」
「ご機嫌ナナメだな。どうしたらいい?」
「なにもしないで。放っておいて」
「…………うん」
冴くんは悩んで返事だけして、そっと離れていく。途端に寂しい。戻ってきて、抱きしめていて、とは情けなくて言えない。涙が出てきた。何事も上手くいかない。目を擦る。大声を出したいのを我慢をする。
「瑠璃さん」
気づけば冴くんがソファーに戻ってきて、私の手首を掴んで下ろさせる。余計に涙が出る。冴くんはとても困った顔で、親指でそっと涙を掬って。幼馴染を思い出した。幼馴染の前で以外、泣いたことなんてなかったのに。強い女になりたいのに。そう思うと、ますます涙は止まらなくて。
「どうしたんだよ、俺またなにかしたか?」
首を横に振って、冴くんの胸の辺りを掴んで。冴くんは、私の手をそっと自分のと重ねると、そのまま身体をくっつけてくる。繋いでない左腕を背中に回して、撫でる。私は泣き疲れてきて、されるがまま胸に顔を埋めた。
「……瑠璃さんが時折そうやって泣くの、俺のせいなのか?」
肯定も否定も出来ない。答えるのが嫌だとばかりに、胸に頬を押しつけた。
「俺のせいだとしても、俺は瑠璃さんのこと離してあげられそうもないんだけど」
自分勝手な人。これだから男って嫌いなのよ。気分屋で無責任で、いつだって自分のことばかり。冴くんを跳ね除けようと胸を押したが、がっちり抱き止められていて敵わなかった。悔しい、腹立たしい。
「瑠璃さんがどんな状態でも、瑠璃さんの側は離れないから。それは約束出来る」
「うそつき」
なんの根拠もなく、そう返した。嘘になるのが1番怖い。冴くんは私の背中を撫でながら、ひとつ息を吸い込んだ。
「愛してる。俺のこと、拒絶しないで。悲しいから」
……考えることが、めんどくさくなって。嫌な方へ辛い方へ、流れていくだけと思ったから。身体の緊張を解いた。冴くんに身を預けて、目を閉じた。眠たい。
「瑠璃さん……瑠璃さん?」
戸惑った冴くんの声が聞こえて、少し笑った。笑っちゃうよ、愛してるだなんて。そんな優しい響き。
「ただいま」
玄関先で冴くんの声がして、駆け寄りたくなってしまう。駆け寄って、寂しかったと抱きついてみたい。心底幸せそうな表情をする貴方が想像出来る。幸せにしてあげたいとも思う、それも嘘じゃない。自分のことも満足に幸せに出来ない私が、冴くんを幸せに出来るとはどうしても思えない。将来的な話ね。冴くんは窓際のソファーでぼんやりしている私を、後ろから抱きすくめた。私は冴くんの腕に触れる。今が幸せな分、終わったら落差に打ちひしがれることになりそうで、怖い。少し強く握り込んだ。
「どうした?」
「……なにも」
「ご機嫌ナナメだな。どうしたらいい?」
「なにもしないで。放っておいて」
「…………うん」
冴くんは悩んで返事だけして、そっと離れていく。途端に寂しい。戻ってきて、抱きしめていて、とは情けなくて言えない。涙が出てきた。何事も上手くいかない。目を擦る。大声を出したいのを我慢をする。
「瑠璃さん」
気づけば冴くんがソファーに戻ってきて、私の手首を掴んで下ろさせる。余計に涙が出る。冴くんはとても困った顔で、親指でそっと涙を掬って。幼馴染を思い出した。幼馴染の前で以外、泣いたことなんてなかったのに。強い女になりたいのに。そう思うと、ますます涙は止まらなくて。
「どうしたんだよ、俺またなにかしたか?」
首を横に振って、冴くんの胸の辺りを掴んで。冴くんは、私の手をそっと自分のと重ねると、そのまま身体をくっつけてくる。繋いでない左腕を背中に回して、撫でる。私は泣き疲れてきて、されるがまま胸に顔を埋めた。
「……瑠璃さんが時折そうやって泣くの、俺のせいなのか?」
肯定も否定も出来ない。答えるのが嫌だとばかりに、胸に頬を押しつけた。
「俺のせいだとしても、俺は瑠璃さんのこと離してあげられそうもないんだけど」
自分勝手な人。これだから男って嫌いなのよ。気分屋で無責任で、いつだって自分のことばかり。冴くんを跳ね除けようと胸を押したが、がっちり抱き止められていて敵わなかった。悔しい、腹立たしい。
「瑠璃さんがどんな状態でも、瑠璃さんの側は離れないから。それは約束出来る」
「うそつき」
なんの根拠もなく、そう返した。嘘になるのが1番怖い。冴くんは私の背中を撫でながら、ひとつ息を吸い込んだ。
「愛してる。俺のこと、拒絶しないで。悲しいから」
……考えることが、めんどくさくなって。嫌な方へ辛い方へ、流れていくだけと思ったから。身体の緊張を解いた。冴くんに身を預けて、目を閉じた。眠たい。
「瑠璃さん……瑠璃さん?」
戸惑った冴くんの声が聞こえて、少し笑った。笑っちゃうよ、愛してるだなんて。そんな優しい響き。
