プロローグ
あちこちで火の手が上がっていた。
青年たちはその街中を走り回る
『おっと!早速お出ましだな!』
茶の髪を揺らしてライは魔物を打ち抜く
『そもそも警備体制抜群のリトルグレイスに魔物がいる時点でおかしいしょ!』
ライの相棒ことリョウ・ウバルチフは最近使えるようになってきた龍神族の師匠から手解きを受けた魔術で敵を焼き尽くした
『ま、確かにそうだな。内通者かねぇ…』
黒髪長髪の女性、ロリセ・シュトラウスは父親の形見の二丁銃で目の前の敵を撃ち抜き舌打ちをする。
『パパとママ、ギルドのみんなは無事かなぁ……』
青い髪のまだ年端も行かない少女、あの妖精の尻尾のトップクラスの魔導師を父母に持つリルハ・フルバスターは両親と、今は別の世界へと渡航中の師匠である星霊魔導師の少女たちを心配をしながら、金色の鍵を握りしめた
襲いかかる魔物たち
長い髪をバッサリとカットした青年とひとりの黒髪の天使は2丁の銃で魔物を同時に撃ち抜き、まだ幼い少女は金色の鍵から相棒とも呼べる存在を呼び出しその存在との連携プレイで見事に蹴散らしていく
『みんな大丈夫かな?やっぱりルルーシュくんとスザクくんの読みは当たるもんだね!』
茶色のふわふわの髪を揺らしながら、その手には薙刀を手に。
いつもふわふわの髪は今は高い所で結われているが、鋭い刺突で目の前の異形の心臓を抉る。母親直伝の薙刀術は周りの者たちから見ても『凄まじい』の一言である。
そして横に並んでいる金髪のスーツに赤い鉢巻を巻いた青年を彼女、来葉は見上げた。
『あの2人の読みは流石としかいいようがないな。あの若さで部隊を率いている指揮官とその騎士なだけある。
そして更にここにはあんたの鍛えた刀剣たちも含まれてるんだ。この程度相手にはならないだ……ろう!!』
スラリとその鞘から美しい刀身を抜き放ち、振り向き様に自身の主である彼女の背後を取った異形の喉を、金髪碧眼の美しい彼、山姥切国広 は容赦なく貫いた。
まぁその青年に綺麗だと言ったら『綺麗とか言うな』とデコピンを食らうのだが。これが割と痛いのである
その刀身は彼女を綺麗に避けていた。流石である。
彼は彼女が審神者 として就任した時からの相棒だ
『大丈夫でしょ!皆しぶといし!』
襲ってきた鬼のような異形を長い横髪をみつ編みにし、スカートを履き、ぱっと見どこからどう見ても女性と見紛う中性的な顔立ちの少年は乱藤四郎 。
その可憐な姿に似合わないスピードでその異形の頸動脈を短刀にしては珍しい乱れ刃を持つ相棒で切り裂く。
その異形は断末魔の叫びを上げ、一瞬で塵と化した。
彼は初めて彼女が鍛冶した自慢の短刀である
『はは!違いない!』
その横から躍り出た漆黒
そのきめ細かい色白の肌。長めの前髪から覗く藤色の瞳、さらさらの黒髪を揺らし、儚げな見目とは裏腹にその声は男らしく想像以上に低かった。彼は薬研藤四郎
来葉の最強の懐刀だ。
中性的な顔立ちの黄昏色の髪の少年と同じような制服と羽衣を靡かせる。まぁこちらの彼は短パンなのだが。
乱と薬研は兄弟刀である。
薬研は目にも止まらぬ速さでその異形の急所を確実に抉ったのち、その短パンから覗くスラリとした白い足で異形を吹き飛ばした。薬研は割と脚癖が悪い。
たまに彼らの長兄に叱られていることもある。
『…薬研さぁ、また一期一振 に怒られるよ?』
薬研の横で肩を並べていた暗目の紫掛かった長い髪をポニーテールにした少年は軽くため息をつく。不動行光 は薬研と遥か昔、同じ主に使えた短刀であった。
乱と薬研以外にも藤四郎とつく刀はまだ沢山存在する。
他の粟田口 短刀以外の彼らも少年のような見た目に寄らず力が強い。
伝令には脇差の彼に走ってもらってはいる。恐らくそろそろこのリトルグレイスの騎士団の盟主も戻るであろう。
それまでこのリトルグレイスを死守しなければ。
それが今の自分たちの仕事である。
愛銃の切れ掛かったカートリッジをライは熟練された手付きで取り替えた。その間は一秒にも満たないだろう
『……そんじゃまぁ……給料分は働くとしましょうか!』
その表情は何処かしら楽しそうであった
青年たちはその街中を走り回る
『おっと!早速お出ましだな!』
茶の髪を揺らしてライは魔物を打ち抜く
『そもそも警備体制抜群のリトルグレイスに魔物がいる時点でおかしいしょ!』
ライの相棒ことリョウ・ウバルチフは最近使えるようになってきた龍神族の師匠から手解きを受けた魔術で敵を焼き尽くした
『ま、確かにそうだな。内通者かねぇ…』
黒髪長髪の女性、ロリセ・シュトラウスは父親の形見の二丁銃で目の前の敵を撃ち抜き舌打ちをする。
『パパとママ、ギルドのみんなは無事かなぁ……』
青い髪のまだ年端も行かない少女、あの妖精の尻尾のトップクラスの魔導師を父母に持つリルハ・フルバスターは両親と、今は別の世界へと渡航中の師匠である星霊魔導師の少女たちを心配をしながら、金色の鍵を握りしめた
襲いかかる魔物たち
長い髪をバッサリとカットした青年とひとりの黒髪の天使は2丁の銃で魔物を同時に撃ち抜き、まだ幼い少女は金色の鍵から相棒とも呼べる存在を呼び出しその存在との連携プレイで見事に蹴散らしていく
『みんな大丈夫かな?やっぱりルルーシュくんとスザクくんの読みは当たるもんだね!』
茶色のふわふわの髪を揺らしながら、その手には薙刀を手に。
いつもふわふわの髪は今は高い所で結われているが、鋭い刺突で目の前の異形の心臓を抉る。母親直伝の薙刀術は周りの者たちから見ても『凄まじい』の一言である。
そして横に並んでいる金髪のスーツに赤い鉢巻を巻いた青年を彼女、来葉は見上げた。
『あの2人の読みは流石としかいいようがないな。あの若さで部隊を率いている指揮官とその騎士なだけある。
そして更にここにはあんたの鍛えた刀剣たちも含まれてるんだ。この程度相手にはならないだ……ろう!!』
スラリとその鞘から美しい刀身を抜き放ち、振り向き様に自身の主である彼女の背後を取った異形の喉を、金髪碧眼の美しい彼、
まぁその青年に綺麗だと言ったら『綺麗とか言うな』とデコピンを食らうのだが。これが割と痛いのである
その刀身は彼女を綺麗に避けていた。流石である。
彼は彼女が
『大丈夫でしょ!皆しぶといし!』
襲ってきた鬼のような異形を長い横髪をみつ編みにし、スカートを履き、ぱっと見どこからどう見ても女性と見紛う中性的な顔立ちの少年は
その可憐な姿に似合わないスピードでその異形の頸動脈を短刀にしては珍しい乱れ刃を持つ相棒で切り裂く。
その異形は断末魔の叫びを上げ、一瞬で塵と化した。
彼は初めて彼女が鍛冶した自慢の短刀である
『はは!違いない!』
その横から躍り出た漆黒
そのきめ細かい色白の肌。長めの前髪から覗く藤色の瞳、さらさらの黒髪を揺らし、儚げな見目とは裏腹にその声は男らしく想像以上に低かった。彼は
来葉の最強の懐刀だ。
中性的な顔立ちの黄昏色の髪の少年と同じような制服と羽衣を靡かせる。まぁこちらの彼は短パンなのだが。
乱と薬研は兄弟刀である。
薬研は目にも止まらぬ速さでその異形の急所を確実に抉ったのち、その短パンから覗くスラリとした白い足で異形を吹き飛ばした。薬研は割と脚癖が悪い。
たまに彼らの長兄に叱られていることもある。
『…薬研さぁ、また
薬研の横で肩を並べていた暗目の紫掛かった長い髪をポニーテールにした少年は軽くため息をつく。
乱と薬研以外にも藤四郎とつく刀はまだ沢山存在する。
他の
伝令には脇差の彼に走ってもらってはいる。恐らくそろそろこのリトルグレイスの騎士団の盟主も戻るであろう。
それまでこのリトルグレイスを死守しなければ。
それが今の自分たちの仕事である。
愛銃の切れ掛かったカートリッジをライは熟練された手付きで取り替えた。その間は一秒にも満たないだろう
『……そんじゃまぁ……給料分は働くとしましょうか!』
その表情は何処かしら楽しそうであった