アザミの詩
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名無しお姉ちゃんが死んだ。遺体も発見されてなくて、どうやら行方不明らしい。名無しお姉ちゃんはブラックの彼女で、ちょっと変わった性格というか…。人を試すのが好き?な感じだってひめちゃんが言ってた。それにあのブラックが毎回振り回されてた気がする。でもこの前、指切りしたとか言って仲直りしたって言ってた。
「ブラック。こんな所でこんな深い落とし穴掘るとか。ドッキリにしては大がかりじゃない?」
「あとは埋めちゃいましょう。」
「話、聞けよ!」
地面に土を被せてゆく。
「ブラック、落ち込んでないの?」
「何をです?」
「…いや。名無しお姉ちゃんも天国からきっとブラックの事…」
「名無しさんは天国なんてそんな遠くに居ませんよ。」
「え?じゃあ…一体どこに?」
「この下です。」
そう言ってブラックは目の前の地面を指差した。
-終-
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