ブーケンビリアの詩
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「名無し様って小動物みたいですよね。」
「なにそれ。」
「全体的に可愛らしいというか何というか」
Bの部下の子に声をかけられいきなり言われた。誰が小動物よ。
「アライグマとかに似てるの?」
「どの小動物とか決まってませんよ。雰囲気の話です!」
あれ、中々凶暴だろうにとぶつくさ言いながら離れていった。
「名無しさん、」
「…!」
トンッと階段で肩を押された。滑るように躓き壁にぶつかる。3段ほどからの転落だったので助かった。
「大丈夫ですか?」
浅かったですね。
「怪我は?」
その程度ですか。
「すみません、肩を叩いただけなのですが」
わざと押しました。貴女が可愛いから。
「さぁ、こっちへ来て下さい。」
「B…っ…」
骨が軋むほど抱きしめてあげますね。
「っかっ…苦しっ…!」
その顔、その顔が見たかったのです。
「痛いのよぉっ…」
もっとです。
「すみません、名無しさんがあまりにか弱いので。」
ああ、この壊れそうな身体。食べてしまいたいですね。
「もう!」
むくれた顔もかわいいですね。
「痛いっ…!」
頬に手を添え少し抓る。
「おや、痛かったですか?」
その反応もかわいいです。
「はぁっ、名無しさん…。」
締め付けてみたいですねぇ。
「愛しています。」
わたしの我慢はいつまで保ちますか。
-終-
キュートアグレッションのような話にしたかったぁ。
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