カモミールの詩
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愛していると言えば貴女はどんな顔をしますかねぇ。
「おかえりなさい、名無しさん。 」
疲れて眠っていますね、お疲れ様です。今日も沢山頑張っていましたね。
「ん…」
名無しさんの髪は柔らかいですね。いい匂いがします。指通りも良いですし女性らしいですね。
「……。」
そっと髪にキスをする。
「かわいいですね。」
オレちゃん、こんな気持ちは初めてですよ。貴女もそうでしょう?いつも時間を決めて会いに来るというのに、窓の鍵を閉めたり。まったく、それぐらいの事、覚えててほしいんですけど。
「マヌケですね…」
挙句の果てに寝ちゃってますし。まっ、鍵も開けれますし、起きるのを待てばいいだけなので、大した問題ではありませんし。
「ん、ぁ…」
鼻つまんだりしたら起きますかね?少し寝相が悪い所も悪夢に魘されてるところも鬼ヤバですW
「本当、見ていて飽きませんね。」
人間は豊かですね。
「……ぁ…っ…え?」
ゆっくりと目を開ける名無しさん。おや、もしかして起こしちゃいました?
「あなた、誰…っ?」
そう言えば。
起きている名無しさんに会うのはこれが初めてでしたね。
-終-
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