memo

生存報告と進捗(槍お兄さん小ネタ付き)

2020/05/15 03:38
とりあえず生きています。
4月の末くらいは夢の世界を泳いでたんですが、最近ちょっと現実に引き戻されておりまして、次の更新はまだ少し先になりそうです。

連載の進捗報告をなんとなく。
その4月の末に、ちょっと今後の展開がぶわっと降りてきまして付き合うまでの構想が固まりました。ちょっと一悶着ある感じです。

私にとってやや執筆ハードルが高そうな展開なので、慎重に詰めております。。

話がこれから梅雨明けて夏に向かうので、現実が本格的に暑くなる前に次の話くらいはあげたいなあ……できるかなあ……むりかな……今全話プロット書き出して、行ったり来たりしながら書いてるので次の次の話のほうが出来上がってたりするんですよ。ううむ……。

時間はかかりますが、趣味に命かけるタイプのオタクなので、粘り強さだけはあるはずなので……がんばります。

小ネタ追記に置いておきます。だいぶ前に出かけた時に、迎えにこられたいなぁと思った話です。好きな人の前でだけ素直になれる関係性っていいよね。そして槍お兄さんの包容力ならそうなる。ダメにされる。

こういうヤマもオチもない話が結構溜まってるので、どこかで小出しにしていきたいなぁ。
追記
*仕事帰りに、駅にお迎えにきてくれるランサーくん

 元からさほど背は高くないが、人混みの中にぽつねんと立ち尽くしている姿は、その体をさらに小さく見せた。視線を彷徨わせ、所在なさげに行き交う人々を見送っている。連絡をもらってすぐに家を出たつもりだったが、向こうの方が早く着いてしまっていたようだ。待たせてしまった事を不甲斐なく思う。彼女がオレの姿を視界に認めると、緊張で強ばっていた顔は、嘘のように笑顔に変わった。心底から嬉しそうなその表情は、まるで花が綻んだようで、釣られて自分の頬も緩む。

「ただいま。お迎えありがと」
「おう、おかえり。待たせて悪かったな」
「ううん、全然。ランサーの顔見たら、疲れも吹き飛んだよ」
「本当かぁ?」
「本当だよ。……でも、今ここで抱きしめてくれたらもっと吹き飛ぶかな」
「ああ? ここでか?」
「うん」

 気丈な頷き声には、やや気弱な色が滲んでいる。見ると、小さく肩が震えていた。それに気付かないふりをして、できるだけ明るい声で「仕方ねえなあ」と返し、抱きしめた。彼女の頑張りに応えるように、しっかりと、思い切り。抱きすくめた身体はやはり固く強ばっていて、背中にゆっくりと、しかし力強く回された腕からは、まるで縋るような必死さが感じられた。優しく頭を撫でてやると、強ばった身体は次第にゆるんでいく。

 コイツはいつもこうだ。オレがそばにいる時だけ、ゆるめられるのだ。その有様に愛しさが込み上げ、腕の力をさらに強めた。

コメント

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  • not found2020/05/15 08:23

    また迎えに来てくれるランサー……あ〜〜なんて羨ましい出来事((
    日常の一コマのような些細な出来事がまた心にきます…癒されました。

    呼宵さんも槍お兄さんの包容力に癒されて、(いやご自分で書かれているので疲れてしまうのでしょうか)そして充電完了されたら頑張ってください💪✨命は削ってはなりませんよ…!

    朝早くにお騒がせしました…それではまた!

    • 霧生 呼宵2020/05/20 07:27

      続き)

      そして、体調に関して、温かいお言葉ありがとうございます。ご心配おかけしてなんだか申し訳ないです。自分の健康についてはずっと課題なのです。
      命を削らずに(あるいは削ってもすぐ回復できるように)小説を書けるよう模索中なので、どうか見守ってくだされば幸いです。
      充電しますね……!\\\└('ω')┘////

      いつも本当にありがとうございます。
      コメント嬉しくて感極まってしまって、なかなか言葉にならずお返事遅れてしまいました。
      またいつでも、読みに来ていただけたら嬉しいです!

  • not found2020/05/15 08:22

    綺礼を推してはいない私が何か偉そうに言うべきでないと思うのですが、やっぱり何も言えないのは寂しいのでこの機会にコメントさせていただきます…

    そしてランサーの連載、4月末にぶわっと降りてきた…なんてカッコよすぎます!しっかりとプロットなど作成してらっしゃるなんて尊敬します。
    しかし深夜遅くに投稿されるとお体が心配です…あんまり無理すんなよとランサーがふよふよと現れて、呼宵さんを抱きしめて撫で回す…なんてことを願うばかりです。

    • 霧生 呼宵2020/05/20 07:26

      続きです)
      それはそれとして、言峰の小説を素敵と言って頂けてとても嬉しいです。言峰、難解ですよね。私も、初めて形にできるまで結構長くかかりました。
      推しでないのに読んで下さってむしろありがとうございます。推しかそうでないか、あまり囚われず自由に楽しんでいただければと!二次創作で沼に落ちることもありますし。笑
      ちなみに私はランサーがそうでした。笑

      プロットとか格好つけましたすみません。ただの、紙に書いた雑多なメモ書きです。笑
      連載の付き合う所まで書けたら画像で公開しようかなとか思ったりしてました。頭の中覗かれるみたいでめちゃくちゃ恥ずかしいですが(^q^)

  • not found2020/05/15 08:20

    呼宵さんおはようございます!

    またもや更新のメールが来て飛んで来ました。
    前回の綺礼さんの小説もメールが来た際に拝見させていただいたのですが、私自身初心者なもので彼のことを知らない所が多く、何か至らない点があるコメントをしまいと先送りにしてしまいました…すみません。
    しかし魅惑的な彼の掴めない所がとても素敵な小説でした!やはり呼宵さんの小説は読み応えがあって本当に最高です…(ごめんなさい300文字以下に収まりきらないので分けてコメントを送らせて頂きますね)

    • 霧生 呼宵2020/05/20 07:24

      こんにちは、いつもコメントありがとうございます!
      300文字までなんですね、初めて知りました😂
      私もまとめ切れないので、分けてコメントさせていただきますね。

      ご感想やコメント、素直に嬉しいという気持ちと共に、無理させてないかなぁという気持ちがあります。感想を書くってプレッシャーになる事もあると思うので。とても余計なお世話かもですが💦とにかく私自身は、おおかみさんが楽しめることが一番だと思っています。
      もし感想出てきたらそのままポイってするくらいの気軽さで、お楽しみいただければなぁと。もちろん、どっぷりがっつり浸かってくれるのもとても嬉しいのですが(どっちやねん)