【槍】たい焼きの食べ方でわかるアレコレ
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●たい焼きの食べ方で性格がわかるらしい
「ほかほかだ~。ちょうど焼き立て買えてよかったね! 美味しそう~。いただきます」
「ん、美味ぇな」
「ん~、あんこもたっぷり入ってるし、皮もサクサクしてる……! ん? ランサー、横にして食べるんだ」
「あ? 魚の形してるんだから横にするだろ?」
「え、頭から食べるのが普通じゃないの?」
「別になんでもいいだろうが。決まりなんて堅苦しいものはねえんだろ?」
「まあ、ないんだけど……なんか珍しい食べ方だなって思って」
「そうかねぇ」
「あ、そういえば、たい焼きの食べ方で性格がわかるって聞いた事あるよ」
「はあ? なんだそりゃ」
「ちょっと気になるから調べてみる。……あ、出てきた出てきた。
ええと、頭から食べる人は……『物事を大雑把に捉えることが多く、細かいことは気にしないタイプ。』だって。どう? 当たってる?」
「ははっ、まんまじゃねえか」
「なんかショック」
「なんでだよ」
「ランサーのが私より大雑把そうなのに」
「ひでえ言われようだな」
「あと、『熱しやすく冷めやすい』だって。まあ、これは否定は出来ないな。でも優しいから異性にモテるんだって。ヤッタ!!!」
「よかったなー」
「なんかバカにされてる!?」
「してねえしてねえ」
「心がこもってない……。あ、お腹から食べる人もあった。なになに……『男性的で積極的なタイプ。嘘や隠し事が嫌いでオープンな性格』だって」
「当たってるんじゃねえか?」
「たしかに。あとね、『世話好きなため、人から頼まれても嫌と言えない。誰とでも親しくできるので周囲からの信頼も厚く、人気者。』だって」
「人気者なのは否定しねえが、頼まれても嫌な事は嫌って言うぜ? オレは」
「まあまあその辺は性格診断だから……でもなんやかんや面倒事押し付けられて苦労してるイメージが拭えないんだけど」
「そりゃアレだ。より悪辣なヤツらがいるだけだ」
「今日買い物に付き合ってってお願いした私は悪辣?」
「んな訳ねえだろ。嫌じゃねえからこうして付き合ってるんじゃねえか」
「えへへ。わかってて聞きました。いやー助かります、ありがとう」
●たい焼きの食べ方でこんな事もわかるらしい
「お、なんかまだ色々書いてある。性格以外に浮気度もわかる、だって!」
「マジか。すげえなたい焼き」
「頭から食べる人は浮気度10%らしいよ。えへへ、結構一途だもんね、私」
「でも10%は浮気するんだな」
「しっぽから食べる人は0%らしいんだけど、何が違うんだろう」
「断れなくて流されちまうとか」
「なるほど……ないとは言い切れないな」
「じゃあ、この後どっか二人きりになれるところ行こうぜ?」
「は? 何言ってんの。行くわけないじゃん」
「おいおいたい焼き当たらねえじゃねえかよー」
「本気度が感じられないから今のはNOです」
「ちっ、バレたか」
「さすがに誘い方が雑すぎ。……ところでランサーくん。お腹から食べる人の浮気度ですが」
「お、いくつだ?」
「なんと、80%だそうです」
「ぶはっ」
「『生まれ持った浮気性。少しでも気になる人ができると彼氏彼女がいてもアプローチしていく。一番本能で生きてるタイプ』……影の国での事を覚えておいでで?」
「あー、あん時ゃオレも若かったんだよ」
「結婚してからも浮気してたくせに」
「それは言わねえ約束だぜ」
「『この相手とは浮気覚悟でお付き合いしなくてはいけないかも!?』だって。どうしよう、急に信憑性増してきたんだけど」
「たい焼きやべえな」
「いやー、絶対ランサーとは付き合いたくないな」
「おいおいそんなつれねぇこと言うなよ」
「だって私、浮気度10%の一途タイプですし」
「満足させてやるぜ?」
「すぐそういう事言う。神代はそれでよかっただろうけど、現代はもっと込み入ってるんだよ?」
「ったく、まだるっこしいなぁ。生前はオレがモテすぎるってんで、国の偉いさんが『アイツ結婚させなきゃ国中の女が夢中になってヤベェ』っつって嫁探し会議開くくらいだったんだけどな?」
「えぇ、何そのモテエピソード怖い」
「それがサーヴァントになってみればこれだぜ? 何でなんだろうなァ」
「単純に知名度補正では?」
「そんなとこまで影響すんのかよ知名度補正」
「同じ島国なのに世知辛いですね」
「世知辛ぇなぁ」
「とか言ってるうちになくなっちゃった。しっぽもパリパリで最後まで美味しかった~! ごちそうさま!」
「甘いもんもたまには悪かねぇな。そら、袋よこしな。捨ててきてやるよ」
「お、気が利くね。ありがと。……え、何で手掴んでんの」
「オレだって、誰にでもコナかけてる訳じゃねえんだぜ?」
「ちょ、やめ、離して……」
「指先、甘いな」
「あの……ここ公衆の面前……」
「どうやったらオレが本気だって伝わる?」
「仮に本気だとしても、浮気度80%はちょっと」
「ちくしょー!」
(おわり!!)
「ほかほかだ~。ちょうど焼き立て買えてよかったね! 美味しそう~。いただきます」
「ん、美味ぇな」
「ん~、あんこもたっぷり入ってるし、皮もサクサクしてる……! ん? ランサー、横にして食べるんだ」
「あ? 魚の形してるんだから横にするだろ?」
「え、頭から食べるのが普通じゃないの?」
「別になんでもいいだろうが。決まりなんて堅苦しいものはねえんだろ?」
「まあ、ないんだけど……なんか珍しい食べ方だなって思って」
「そうかねぇ」
「あ、そういえば、たい焼きの食べ方で性格がわかるって聞いた事あるよ」
「はあ? なんだそりゃ」
「ちょっと気になるから調べてみる。……あ、出てきた出てきた。
ええと、頭から食べる人は……『物事を大雑把に捉えることが多く、細かいことは気にしないタイプ。』だって。どう? 当たってる?」
「ははっ、まんまじゃねえか」
「なんかショック」
「なんでだよ」
「ランサーのが私より大雑把そうなのに」
「ひでえ言われようだな」
「あと、『熱しやすく冷めやすい』だって。まあ、これは否定は出来ないな。でも優しいから異性にモテるんだって。ヤッタ!!!」
「よかったなー」
「なんかバカにされてる!?」
「してねえしてねえ」
「心がこもってない……。あ、お腹から食べる人もあった。なになに……『男性的で積極的なタイプ。嘘や隠し事が嫌いでオープンな性格』だって」
「当たってるんじゃねえか?」
「たしかに。あとね、『世話好きなため、人から頼まれても嫌と言えない。誰とでも親しくできるので周囲からの信頼も厚く、人気者。』だって」
「人気者なのは否定しねえが、頼まれても嫌な事は嫌って言うぜ? オレは」
「まあまあその辺は性格診断だから……でもなんやかんや面倒事押し付けられて苦労してるイメージが拭えないんだけど」
「そりゃアレだ。より悪辣なヤツらがいるだけだ」
「今日買い物に付き合ってってお願いした私は悪辣?」
「んな訳ねえだろ。嫌じゃねえからこうして付き合ってるんじゃねえか」
「えへへ。わかってて聞きました。いやー助かります、ありがとう」
●たい焼きの食べ方でこんな事もわかるらしい
「お、なんかまだ色々書いてある。性格以外に浮気度もわかる、だって!」
「マジか。すげえなたい焼き」
「頭から食べる人は浮気度10%らしいよ。えへへ、結構一途だもんね、私」
「でも10%は浮気するんだな」
「しっぽから食べる人は0%らしいんだけど、何が違うんだろう」
「断れなくて流されちまうとか」
「なるほど……ないとは言い切れないな」
「じゃあ、この後どっか二人きりになれるところ行こうぜ?」
「は? 何言ってんの。行くわけないじゃん」
「おいおいたい焼き当たらねえじゃねえかよー」
「本気度が感じられないから今のはNOです」
「ちっ、バレたか」
「さすがに誘い方が雑すぎ。……ところでランサーくん。お腹から食べる人の浮気度ですが」
「お、いくつだ?」
「なんと、80%だそうです」
「ぶはっ」
「『生まれ持った浮気性。少しでも気になる人ができると彼氏彼女がいてもアプローチしていく。一番本能で生きてるタイプ』……影の国での事を覚えておいでで?」
「あー、あん時ゃオレも若かったんだよ」
「結婚してからも浮気してたくせに」
「それは言わねえ約束だぜ」
「『この相手とは浮気覚悟でお付き合いしなくてはいけないかも!?』だって。どうしよう、急に信憑性増してきたんだけど」
「たい焼きやべえな」
「いやー、絶対ランサーとは付き合いたくないな」
「おいおいそんなつれねぇこと言うなよ」
「だって私、浮気度10%の一途タイプですし」
「満足させてやるぜ?」
「すぐそういう事言う。神代はそれでよかっただろうけど、現代はもっと込み入ってるんだよ?」
「ったく、まだるっこしいなぁ。生前はオレがモテすぎるってんで、国の偉いさんが『アイツ結婚させなきゃ国中の女が夢中になってヤベェ』っつって嫁探し会議開くくらいだったんだけどな?」
「えぇ、何そのモテエピソード怖い」
「それがサーヴァントになってみればこれだぜ? 何でなんだろうなァ」
「単純に知名度補正では?」
「そんなとこまで影響すんのかよ知名度補正」
「同じ島国なのに世知辛いですね」
「世知辛ぇなぁ」
「とか言ってるうちになくなっちゃった。しっぽもパリパリで最後まで美味しかった~! ごちそうさま!」
「甘いもんもたまには悪かねぇな。そら、袋よこしな。捨ててきてやるよ」
「お、気が利くね。ありがと。……え、何で手掴んでんの」
「オレだって、誰にでもコナかけてる訳じゃねえんだぜ?」
「ちょ、やめ、離して……」
「指先、甘いな」
「あの……ここ公衆の面前……」
「どうやったらオレが本気だって伝わる?」
「仮に本気だとしても、浮気度80%はちょっと」
「ちくしょー!」
(おわり!!)
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