【槍】お菓子をくれなきゃ

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「トリックオアトリート!」

「なんだその格好」

「えっ、何って仮装だよ。黒猫の。今日はハロウィンでしょ?」

「あー、ハロウィンな。現代はだいぶ様変わりしちまったんだよな。昔は死霊が溢れ出すってんで一晩中篝火焚いてたりしたんだが。悪霊から身を守るために仮面をつけたりはしたが……その辺が仮装に繋がってんのか」

「そういやランサーくんは本場の方でしたね……日本のお盆みたいなもんなんだっけ」

「まあそんなもんだな」

「へえ~。そう考えると、だいふ変わっちゃったんだね。現代は仮装してお菓子を貰う楽しいイベントなのに」

「菓子か。そういや言峰と金ピカがせっせと用意してたな」

「教会には近所の子供たちが来るんだよ」

「金ピカやたら張り切ってたな。アイツ、何故か子供には優しいんだよな。あれか、精神年齢か?」

「それに対するコメントは差し控えたいところだけど……毎年子供たちが楽しみにしてるからね。ところでランサーくんはお菓子くれないの?」

「オレか? 悪いが用意してねえよ。言峰辺りに余ってるの貰ってくれや」

「むう……塩対応……そういうんじゃなくてもっとノリよく……ううん、わかった。じゃあお菓子をくれなかったランサーくんにはイタズラしちゃうぞ~!」

「オレにイタズラ? お前が?」

「そうだよ。悪霊や怪物はお菓子をくれたら大人しく帰るけど、お菓子をくれない人にはイタズラするの」

「いや別にイタズラは構わねえけどよ、何するんだ?」

「構わないんだ!? もしかして私のイタズラなんて大したことないと思われてる!?」

「お前さん、根が善良だからなぁ。そしてまったく不本意ながら、普段から悪辣なヤツらに振り回されんのには慣れてるからな」

「うう~~対比でなめられる悲しみ……逆に一緒にされるのも困るけど……なんか怖がって欲しい時に怖がってもらえないと複雑! 今日の私は本気なんだからね!」

「おお、怖い怖い。で、何するんだ?」

「えっ……うーん……………うーん…………こちょこちょ……とか?」

「オレに聞くなよ!?」

「ええい、そこになおれ~! とりあえず脇腹から!!」

「……全く効かんなぁ」

「うええ……悲しい……可愛さ重視でつけたにゃんこグローブのせいなのか……」

「むしろ気持ちいいくらいだったぜ。さて、今度はオレの番だな」

「え?」

「トリックオアトリート」

「……も、持ってないです」

「じゃ、イタズラだな」

「えっ、やだー! 絶対えっちなことするやつじゃん!」

「するに決まってんだろ。っていうかな、トリックオアトリート、って韻を踏んでるんだから、日本語でも韻を踏まなきゃだろ」

「つまり……ええと……お菓子をくれなきゃ……」

「犯しちまうぞ」

「……!!!」

「ってな訳でイタズラだ」

「ぴゃ!! 耳舐めないで……!」

「猫耳とどっちが本物か確かめねえとと思ってな。ま、こっちが本物みてぇだが」

「そ、そんなの当たり前じゃん、仮装なんだから」

「だが“せっかくの”仮装だろ? なぞらえて遊ぶのも悪かねえ。それに、オレの異名は犬だしな。犬と猫、おあつらえ向きじゃねえか」

「な……! ランサーめっちゃノリノリじゃん!」

「そりゃそんな可愛い格好してるからだ。それに、実は期待してたって顔に書いてあるぜ?」

「うそ、そんな事な……あっ……!」

「正直に言わないと、本当に食っちまうぞ?」

「やだやだ!! ……本当はちょっと、期待してました……でもここまで考えてない! 楽しく遊べたらいいな~くらいで、あとでお菓子もちゃんと一緒に食べようと思ってたんだよ?」

「おー、そうかそうか。じゃ、あとで一緒に食べような」

「でもこれ日付変わっちゃう流れじゃん……」

「なに言ってんだ。ハロウィンは前夜祭、夜通しやるもんだろ?」

「ひえ……ほ、ほどほどで、お願いします」

「そりゃ気分次第だ」

「そんなー!」

(おわれ!!!)

オチはないです。
どのような夜になるかはご想像にお任せ🤗←

推敲もなしにその場で書いてぶん投げたハロウィンネタ。n番煎じの出がらしもいいとこ。
現代の知識は聖杯から与えられてる体です。
ところでジェラートピケの黒猫パーカーあざとかわいいですね(どうでもいい)
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