生き返ってみた。
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「・・・・・撒いたみたいね!!」
飛鳳に追いかけられてさんざん逃げまくった二人は、人が来そうにもない部屋へと隠れた。
「・・・・・チッ!何で逃げねーといけねーんだよ!!あんな小娘一人!!」
「忘れたのバーダック!!閻魔のおじさんは、正当に過ごせって言ったじゃない!!せっかくこの世に来れたのに・・・。連れの不手際で地獄の最下層になんて落とされたくないもの!!!」
「アホッ!俺だって考えて相手になったんだ!!んなヘマするわけねーだろ!!」
「どーだか・・・あの娘のムネ、揉みしだいたから閻魔のおじさん次第で落とされちゃうかもよ~・・・」
「あれは、男にとっての自然な行為だろがッ!!!」
バーダックの言葉に、サラサは呆れつつも得意げに言い放った。
「いーい、バーダック。その男の自然な行為ってのはね・・・この世だと犯罪に成りかねないのよ!!」
「ぁあ?・・・何だ、そりゃ?」
「【セクハラ】とか、【強制わいせつ罪】とか、【婦女暴行罪】とか・・・この世には法律って言うのがはびこってるの!!」
「・・・・・・・・・お、おぅ。」
サラサの力説に、久しぶりにたじろぎつつも、いつこの世の法律とやらを勉強したのか?そのことに圧倒されたバーダック。
「あの娘が訴えたら間違いなく、閻魔のおじさんの目に留まって『地獄の最下層へ行ってらっしゃ~い♪』ってことになってたわ!!」
「・・・クッ!・・・そ、そーかもなッ!!////」
あまりに説得力のある言葉に、自らの無知を照れながら反省するバーダック。
「ど?・・・わたしだってちゃーんと考えてるんだからねーVV」
腰に手を当てて、豊満な胸を張るサラサの満面の笑みに、バーダックは目も当てられずそっぽを向いた。
「右よーし!左よーし!後ろバーダックよーし!」
「何だ……そりゃ……;;」
「前よーし!………それでは!!鬼ごっこ再開ッ!!」
後ろで似合わないため息を吐いているバーダックを他所に、サラサは勢いよく部屋を出た。
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