生き返ってみた。
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「向こうもその気だからさ、相手になったら?」
「のんきだな;;お前は・・・;;」
action2
出会えちゃったし、会えちゃった☆
浴室は、相も変わらず水滴の音がこだまする。
バーダックと飛鳳は、こちらも相も変わらず互いに構えながらの均衡を保っていた。
「のんきに言ってるわけじゃないわよー!!あの子と戦ってみたらおもしろいと思って勧めただけですぅッ!!」
「あー・・・これか?」
バーダックはサラサの言いたいことに気づき、己の左腕を差し出した。
そこには、見事と言う位に鮮やかな拳の痕が、紅々と付けられている。
「わたしの情報によれば、地球人は大抵非力なんだってよ。特に!!その中でも、女は男に守ってもらうのが、当たり前らしいし・・・。」
「ケッ!めんどくせーなー地球の女は・・・。」
「だけどよ!あの子は、非力どころかサイヤ人並みの力を持ってる!間違いなくおもしろいバトルになるはず!!」
力説する飛鳳をよそに、バーダックは終始、乗り気ではない。
二人の様子は全くの正反対で・・・離れて見ている飛鳳には、おかしく映った。
(「何者かしら?新手の敵?・・・にしても、男の方はお父さんにそっくりだし・・・女の人だって、わたしに似てるし・・・。もしかしたら、これって・・・」)
「貴方たち、新手の詐欺師ね!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・ぁあ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・へ?」
「貴方たちは、お父さんが居ないのをいいことにCCに潜入して、お父さんになりすましながら様子を伺いつつ泥棒しようとしたでしょ?」
「ね、ねえ;;なんかすごい方向に話が進んでない?どうしてこうなっちゃったかなぁ?」
「俺に聞くんじゃねぇよッ!!だから来たくなかったんだよ俺は!!!!自分で何とかしろや・・・。」
「何よ!!わたしのせいって言いたいわけ?」
「どう考えたってそうだろよ!!俺は、悪かーねぇよ!!!」
詐欺師と思われ、八方塞がりの二人の会話は、次第に夫婦喧嘩に発展した。
互いに自らを庇い合う。
飛鳳の目には、『夫婦喧嘩』ではなく、『仲間割れ』に見えてならなかった。
「仲間割れなんて、ますます怪しいわ!!人様の家で泥棒に入るは、・・・・」
「ちょっと、泥棒なんかじゃないわよ!!ΣΣ」
「どさくさに紛れて、わたしの・・・////わたしの、むっ、胸だって触ったし!!////」
「あー・・・正確には、揉んじまったんだけどよぉ・・・いい感じの手触りだったぜ?これから、もっとでかくなるって、保障してやる。」
「なッ!!//////あんただけは絶ッ対に許さないッ!!!!!」
ヒュンッ!!!!
ドカドカッ!!バシッ!バシッ!!
バーダックへと向けられる飛鳳の拳。
バスタオル一枚で、果敢に攻撃を仕掛ける。
そうとう頭に来たらしく、・・・・攻撃は止まることをしない。
「チッ!!めんどくせー事になっちまったぜ・・・;;」
「自業自得でしょ!!女の子が怒るのも無理ないしッ!!!」
「わざとじゃねーんだっつの!!」
「事故だとしても、あの言い方はないでしょ!!!」
「アホぉ・・・男としては正直な感想だ!!」
「サイテー;;」
飛鳳の攻撃をかわしながら、バーダックとサラサは隙をついて浴室から脱出した。
時折、後ろを気にしながら見慣れない建物内を飛び回る。
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