ベ｢間違えるはずがない。俺をからかうなサラサ！！｣



飛鳳のエプロンの裾を引っ張り、黒い瞳で見つめるベジータ。

握りしめる力は、とても４、５歳とは思えない強さ。
飛鳳は、優しく解こうとしてもベジータは離してくれず………………困っていた。



シ｢ダメだよ！！お母しゃん困ってるのぉーー！！イヤな事しちゃダメなのーー！！！｣



飛鳳の気持ちを察し、ベジータを注意するシルク。
ベジータの黒いタンクトップの裾を掴んで、懸命に訴えていた。



ベ｢うるさい！！！俺に触るな！！！！｣


バチィィィン！！！！！



シ｢ふ…うぇええぇーーーん！！！！！！｣



腹を立てたベジータは、シルクの頬を平手打ちしてしまった。



ト｢あ～よしよしΣΣほら！泣くなシルク。超サイヤ人になるんだろ？｣



シルクを抱き上げて優しく頭を撫でるトランクス。



ベ｢ﾌﾝｯ！！すぐに泣き出す奴など超サイヤ人なんかになれるわけがない！！伝説の超サイヤ人は、俺の様なエリートだけがなれるんだ！笑わせるな！！！！｣



シルクに謝ることなく、偉そうにしているベジータ。
ブルマもトランクスやブラさえ、その態度に困り果てていた。








バチィィィン！！！！




｢｢｢！！！！！っΣΣ｣｣｣





突然、ベジータの頬を平手で殴る飛鳳。

一瞬にして周りの空気が凍りついた。



.