針が、60回目の円を描く時…。
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ベ「今夜は満月か……。」
ベビーや邪悪龍との戦いから3年。
今日で60歳の還暦を迎えたベジータは、誕生パーティーの傍ら、ベランダで一人、満月を眺めていた。
シ「おじいちゃ∨∨」
べ「…なんだ?抱っこか?」
シ「うん♪早くぅ~∨∨」
3歳になった孫息子・シルクは、軽快な足取りでベジータに抱き着くと、小さな手を伸ばして抱っこを要求してきた。
シ「おじいちゃ。お父しゃんがね、おじいちゃはおっきなお猿しゃになれるって言ってたよ∨∨」
ベ「それは昔の話しだ!今はなれんし、なる必要もない!!」
シ「ふ~ん……じゃ、お猿しゃんはダメだから、シルク、超サイヤ人になる~∨∨」
キラキラした碧い瞳。
柔らかい夜風に、黒い髪が優しく流れる。
笑った顔は、小さな頃のトランクスに瓜二つ。
ベ「いきなりは無理だ!!超サイヤ人になるには、トレーニングしなくてはな!!」
シ「するよ!!ぜぇーったいに超サイヤ人になるんだもん!!」
ベ「いい度胸だ!明日から俺がトレーニングしてやる!!」
シルクの頭を撫でて不器用に笑うベジータ。
ブ「ベジータぁ~!!何してんのよぉーー!!!ケーキ食べるわよ~∨∨∨」
べ「…………;;」
シ「おじいちゃ、おばあちゃがケーキだってぇ~∨∨∨」
ベ「ああ…行くか;;」
シルクを抱いたまま、リビングへ向かうベジータ。
「明日からは、可愛い孫息子とトレーニングを…」
内心楽しみにしていた事が、叶わなくなるなんて………今の彼には知るよしもなかった。
ベビーや邪悪龍との戦いから3年。
今日で60歳の還暦を迎えたベジータは、誕生パーティーの傍ら、ベランダで一人、満月を眺めていた。
シ「おじいちゃ∨∨」
べ「…なんだ?抱っこか?」
シ「うん♪早くぅ~∨∨」
3歳になった孫息子・シルクは、軽快な足取りでベジータに抱き着くと、小さな手を伸ばして抱っこを要求してきた。
シ「おじいちゃ。お父しゃんがね、おじいちゃはおっきなお猿しゃになれるって言ってたよ∨∨」
ベ「それは昔の話しだ!今はなれんし、なる必要もない!!」
シ「ふ~ん……じゃ、お猿しゃんはダメだから、シルク、超サイヤ人になる~∨∨」
キラキラした碧い瞳。
柔らかい夜風に、黒い髪が優しく流れる。
笑った顔は、小さな頃のトランクスに瓜二つ。
ベ「いきなりは無理だ!!超サイヤ人になるには、トレーニングしなくてはな!!」
シ「するよ!!ぜぇーったいに超サイヤ人になるんだもん!!」
ベ「いい度胸だ!明日から俺がトレーニングしてやる!!」
シルクの頭を撫でて不器用に笑うベジータ。
ブ「ベジータぁ~!!何してんのよぉーー!!!ケーキ食べるわよ~∨∨∨」
べ「…………;;」
シ「おじいちゃ、おばあちゃがケーキだってぇ~∨∨∨」
ベ「ああ…行くか;;」
シルクを抱いたまま、リビングへ向かうベジータ。
「明日からは、可愛い孫息子とトレーニングを…」
内心楽しみにしていた事が、叶わなくなるなんて………今の彼には知るよしもなかった。
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