⑦恋人たちの規定 ~ちょっとした溝の埋め方は~
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先生が入って来て、俺の周りにいた女子生徒達は自分の席へと戻っていった。
(ト「助かった~;;」)
先「さぁ、君らの頼もしい先輩…孫 飛鳳だ!!孫君、入りなさい!!」
(ト「え?飛鳳だって!!」)
静かに開いた自動ドアの先には、愛くるしい彼女の姿が見えた。
腰まである艶艶とした黒い髪、髪と同じ黒い瞳と長い睫毛、華奢だが色白でめり張りのある身体は、白衣できちっと包まれている。
「新入生の皆さん!ご入学おめでとうございます♪♪本当なら、---」
凛とした優しい声。
目の前で最愛の彼女が話しているのに、その言葉なんか耳に入らない。
言葉なんかより、
飛鳳の笑顔や仕草に目が行ってしまう…。
一週間振りの再会……。少しでも長く、飛鳳を見ていたかった。
無性に会いたい理由は、俺自身わかっていた。
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