シ｢だぁめぇーー！！！｣



｢｢えっ？シルク(君)！！｣｣



飛鳳の前にシルク、トランクスの前にベールが降り立つと、慌てて二人に抱き着いてきた。



シ｢やだよ！お母さん！！お父さんの事、嫌いにならないであげてよぉ！！いつだって、『お父さんが世界で一番強くてカッコイイ』って言ってたじゃないかぁ！！｣



｢シルク君…………。｣



ﾍﾞｰﾙ｢お兄ちゃんパパも！！ベールがパパと結婚したいって言ったら、『ママを世界で一番愛してるからできない』って言ってたの…………あれは、嘘なのぉ？｣



ト｢ベール……おまえ達………。｣



泣きながら、一生懸命になってケンカを止めようとする二人。


飛鳳とトランクスはすっかり困ってしまい、二人を泣き止ませようとしていた。




ブ｢あんた達ぃ！！いーかげんにしなさいよ！！自分達の子供泣かせてどーするのよｯ！！｣



突然、アナウンサーのマイクを持ったブルマが、飛鳳とトランクスに怒鳴った。



ブ｢飛鳳！！いい加減に素直になりなさいよ！！年上とか、好きなら関係ないでしょ！！自分の気持ちから逃げるんじゃなーーーい！！いいわね！！｣


｢は、はい！！ΣΣ｣



ブ｢トーラーンークース｣ぅーー！！あんたは勘違いし過ぎなのよ！！女の子が冷たくするのは、理由があるからだってなんでわっかんないのよぉｯ！！自分勝手に決める前に、相手に聞きなさいよーーー！！｣



ト｢は、はいぃ！！ΣΣ｣



ブルマの言葉に、会場は静まり返った。


，