《一方、トランクスは》


外見は悟天と仲良く話しをしているかの様に見えるが、先程、ブルマに言われた事もあり、チラチラと飛鳳に接触する機会を伺っていた。





(ト｢……？なんだ、あの男………｣)





一瞬見えてしまった。

キラーノが飛鳳の両手をつかんで、何やら言い寄っているところを。


心なしか、飛鳳は嫌がっているように見えた。











ト｢おい、嫌がってるだろ！！……離しなよ！！｣



いてもたってもいられず、キラーノの手を払ったトランクス。

ブルーサファイアの瞳で、真っ直ぐにキラーノを
睨んでいた。



｢トランクス……/////｣



飛鳳を背中で隠すように、キラーノとの間に割って入る。


暫く男二人の睨み合いが続き、さっきまで興奮していたリタとナラも静かになっていた。



キ｢ふぅ～……このまま睨み合っていてもしょうがないな……。そこの彼…トランクス君だっけ？この決着は、トーナメントで……。｣



そう告げると、他選手が集まっている方向へと歩いて行った。


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