《くじ引き会場》

休憩の時間も終わり、予選突破した選手が集まった。



先程までいた未来トランクス･シルク･ベールは、まだ会っていないブルマのいる観客席に向かい、飛鳳は一人でいた。



父親達や可愛い姪っ子はいるものの、先程のトランクスの態度が脳裏にあり、なかなか輪に入れない。


救いの可愛い弟までも、トランクスと会話している為、声をかけにくかった。



｢なんか……淋しいなぁ………。｣



武舞台の脇に佇む飛鳳。



?｢お～い！飛鳳！！！｣


??｢聞こえてます～～？｣



飛鳳のちょうど真後ろ、一番下の観客席から声をかけてくる女の子二人組。



｢リタ！ナラ！どうして……………ここに！？｣



同じ顔の彼女達は、双子で飛鳳の友達。

飛鳳がこの後約束している友達が、彼女達だ。




｢あんなに武闘会には来ないって言ってたのに！！｣


リ｢ちょっと暇過ぎたの！！だから、飛鳳の応援しようと思って∨∨…………………ねぇ♪♪｣



ナ｢聞くと、予選突破した人達の中で唯一の女性選手だって言うじゃない？(パンは子供なのでカウントしない)カッコイイ飛鳳ちゃんが見たくて～∨∨∨｣



リ｢『やって来た』って理由なの♪♪｣




ちょうど、心淋しく思っていた飛鳳。
二人の応援はちょっとしたサプライズだった。


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