？｢あれぇ？パパ来てたの？？それに………髪の毛も短いし、お洋服も………さっきと違う………。｣


ト｢パ、……パパ？……｣



トランクスを見るなり【パパ】と呼ぶ少女。普段の父親と違うのに気づくと、ますます飛鳳から抱きついて離れない。





しばらく沈黙が続く中、遠くから男の子の呼ぶ声が聞こえてきた。




??｢ベール！べーール！！勝手に行ったら危ないだろ！！｣



大人達の群れを掻き分けて、見知らぬ少年が駆け寄ってきた。

黒い髪。
ブルーサファイアの瞳は、子供にしては目つきが悪い。



ﾍﾞｰﾙ｢あっ！お兄ちゃんだ～∨∨｣



どうやら謎のお子様達は、兄妹の様である。



??｢駄目だろ？いい子にしてるって、お父さんと約束したじゃないか！｣



兄である少年は、妹を抱きしめながら優しく注意していた。





???｢シルクーー！！ベーール！！どこなんだーー！！！｣


シ｢！！………お父さんだ∨∨おとーさーん！こっちだよ～♪♪｣



少年の声に気付いたのか？溢れかえる人の群れを掻き分け、こっちへ走って来る人影が・・・・・



空｢あり？この《気》は確か…………｣



段々と強く感じる《気》の方向を見ると、飛鳳のよく知っている紫色の髪の男が立っていた。




｢トランクスさん！！！｣



未ト｢飛鳳………ちゃん？それに、悟空さんに父さん！！……………お久しぶりです！！！｣



女の子を抱き上げて、男の子の肩に手を置いた状態で、あいさつをしてきた。

その男は、ブルマや飛鳳が心待ちにしていた人物・・・未来のトランクスだった。



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