ドカッ！！！
…………！？


何かが飛鳳の足にぶつかってきた。

心なしか、抱きついているように感じる。

恐る恐る足元を見ると、見たことのある紫色の髪にブルーサファイアの瞳をした女の子が飛鳳を見つめていた。



?｢やっぱり♪ママだ～∨∨｣


｢……へ？マ、ママ？？｣


?｢行かないって言ったのにやっぱり来てくれたんだぁ∨∨お兄ちゃんたらすぐ嘘つくんだもんｯ！！｣



突然。見ず知らずの女の子に【ママ】と言われ、懐かれ、飛鳳の頭は？だらけ。

飛鳳と一緒にいた悟空達は、飛鳳と謎の少女を交互に見比べていた。



天｢姉ちゃんに子供がいたなんて……。｣


｢えっ！？見覚えないってば！！誤解しないでよΣΣ｣



ト｢確かに……飛鳳さんに似てますね………目元とか、唇の感じとか……。｣


｢だからっ！違うって言ってんじゃないの！！｣



悟天とトランクスにジロジロ見られ、誤解され、飛鳳はいい加減腹が立ってきた。

特にトランクスとは、さっきまでケンカ(一方的に飛鳳が)していた手前、飛鳳のトランクスへの態度は先程にも増して冷たかった。



(ト｢俺、また怒らせて……何やってんだよ！！俺のバカΣΣ｣)



トランクスと飛鳳のやり取りを聞いていたのか？謎の少女はトランクスを見ると、不思議そうに声をかけた。



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