⑪恋人たちのココロ ~彼女であって彼女でなく。 「このキモチは…。」~
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ト「今まで俺とは無理して付き合ってきたの・・・・「それは違うわ!!」
ふさぎ込む俺に、飛鳳さんの否定の言葉が重なった。
「それは違うよ。君を好きなのは本当のはず!!」
ト「飛鳳さん・・・。」
「性格は多少違っても、好きでもない人と無理して付き合うなんて無責任なこと・・・・わたしはしないよ?」
ト「ですが・・・・。」
「しっかりしなさい!!君がそんなんじゃ本当にそうなってしまうわ!ブルマさんにも言われたでしょ?相手を信じて待つことだって大事なことだって・・・。」
鋭くもあたたかい飛鳳さんの言葉は、素直に耳に、頭に入ってきた。
何だろう?
このあたたかさが、くすぐったいけど嫌じゃなくて、
ドキドキするけど安心できる様な・・・・
このキモチは何だろうか?
「どう?ちょっとは吹っ切れた?」
ト「ッ!!ΣΣ/////////」
「・・・?どうかした?」
ためらいなく覗き込む。
俺がよく知ってる。大好きな彼女と同じ顔で平然と出来てしまう仕草。
こんな無防備なこと。こっちの飛鳳じゃ、まずあり得ない。
「さてと!気を取り直して準備の続きをやりましょう!!・・・・手伝える?トランクス君。」
ト「はいッ!!」
初めて感じるこの気持ちが何なのかわからないまま、
にっこり微笑む彼女に励まされた俺は、パーティーの準備を再開した。
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2014/02/08