⑪恋人たちのココロ ~彼女であって彼女でなく。 「このキモチは…。」~
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「会場のセッティングはこんなものかしら?」
ト「そうですね!!これなら母さんも文句ないと思います!!」
急ピッチで進められた準備は、残すところ料理だけとなったが・・・・・・・
「?トランクス君?・・・・なんでそんなに不安そうな目で見てるの?」
エプロン姿の飛鳳さんにそんなことを言われた。
いやぁ・・・・・だってこっちの飛鳳は料理に関して言えば正直・・・・・とても食べられる状態じゃあないから・・・・;;
「もしかしてだけど・・・・こっちのわたしって・・・料理、苦手なの?」
ト「えぇと・・・・・見た目はすごく食べたくなるほどの出来栄えなんですが・・・・味が・・・;;からあげは酸っぱいし、卵焼きは苦いし・・・・なんでそうなるのかわからないんですけど;;」
「ああ、それで!!ふふVV安心して!わたしは得意中の得意だから!!」
ト「そうですか!!」
心の底から安心した。
ごめん、飛鳳!!
「トランクス君は料理するの?」
ト「いいえ、俺は全く・・・・;;あっちの俺は料理してたんですか?」
「ううん。やっても簡単なもの位で、ほとんどしてなかったわよ。ブルマさんもタイムマシーンの研究でラボにこもりきりだったから、二人してコンビニ食ばっかだったのよ。一緒にC.Cに住むことになってからはわたしが作ってたんだからVV」
ト「へぇ・・・。」
「いつもは6人分だけど、今日はたくさん食べる人がいるから気合入るわ!!トランクス君も手伝ってくれる?」
ト「はいッ!!」
「よしッ!!それじゃあ、お願いするわねVV」
にっこり笑ってエプロンを差し出す飛鳳さんに、俺も自然と笑顔になる。
ト「あ・・・。でも、足引っ張ってしまったらすみません!!」
「ふふVV・・・気にしないで!初めてなんだもの。わたしが教えるから、ゆっくりやりましょう!」
飛鳳さんに促されて、俺は彼女の隣に立った。
穏やかな心とともに・・・・。
「何かあったの?」
ト「え?」
「こっちのわたしと。」
ト「・・・・・・何でですか;;」
「なんとなくだけど、ただのケンカじゃなさそうだなって思ったから・・・・・・図星?」
小首を傾げて聞いてくる飛鳳さん。
俺は堪らなくなって、数時間前の事を彼女のに話した。
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