⑪恋人たちのココロ ~彼女であって彼女でなく。 「このキモチは…。」~
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「………ん?……この気って……。」
ブ「なによ!どうかしたの?」
ウィーン……
ト「飛鳳ッ!!」
「やっぱり!!.…って、きゃッ!!」
家に着いた時から感じていた穏やかな気を頼りに、まっすぐ入ったリビングで俺は、逢いたかった彼女を見つけた。
気持ちが先走って、思わず抱きしめた細い身体。
ト「さっきはひどい事言ってごめ……あれ?……」
寄せた身体を引き離した瞬間。
俺は何となく違和感を覚えて、引き離したり抱きしめたりを交互に繰り返してみてやっと気付いた。
ト「飛鳳の背が……高くなってる……。おかしいな…いつもなら俺の…ここら辺に頭がくるはずなのに……。」
「……ぷッ!……ふふふ」
ト「………飛鳳?」
思案に暮れる俺をよそに、肩を震わせて笑っている飛鳳。
ブ「はぁ…;;アンタ、まだ気が付かないの?この子はねぇ……」
「仕方ないですよブルマさん。……こっちのトランクスがわたしに会ったのは、彼が赤ちゃんの時なんですから……。」
……………………え?
俺が赤ちゃんの時ってことは………
ト「ま、まさかッ!」
「そう。君が今思った通り……わたしは未来から来た方の飛鳳です!!……びっくりした?」
ト「未来の飛鳳……さん?」
ブ「そーゆーこと!」
………って、じゃあ
ト「こっちの飛鳳は?!母さん、何か知ってるんじゃないの?!!」
問い掛ける俺を驚いた様子で見る未来の飛鳳さん。
母さんは、煙草の煙を吹かせて、口から外した煙草を灰皿に押し付けた。
ブ「来たには来たけど…その後の事はわからないわよ。言わないんだから。………何か飛鳳ちゃんとあったわけ?」
ト「そ、それは……。」
確信を突かれ思わず押し黙ってしまった。
母さんのこの様子じゃあ、全てお見通しなんだと思う。
表には出さないけど、わざわざ聞いてくる辺り何となく勘づいてるんだろうな。
鋭いから…;;
「謝る位だからケンカでもしたの?」
ト「あ……と……そんな感じで……」
ブ「そーなんでしょ?」
ト「まぁ…ケンカと言えばケンカなんだけ……」
「ケンカするくらい仲良いのね♪」
ふふって笑っているが実際はそんなに穏やかじゃない・・・。
飛鳳さんが穏やかであればある程に、何とも言えない不安がつのっていく・・・。
ブ「まっ!ここで考えてても仕方ないし無駄よね・・・。アイツらも呼んじゃったし、さっさと仕度するわよッ!!」
ト「仕度?・・・・今から何をやるつもりでいるの?」
「わたしが久しぶりに来たからってブルマさん、クリリンさんたちを呼んでパーティー開いてくれることになったの!!」
ト「///////・・・・・そ、そうなんですか!!ΣΣ」
きらきらと笑う未来の飛鳳さん。
その笑顔が思いのほか近くにあって、思わずドキドキする俺の心臓。
無理もない。
生きている時代や環境が違えど、やっぱり彼女は飛鳳なんだから・・・。
ブ「そーだわ!!・・・トランクス!アンタ飛鳳ちゃんと一緒にパーティーの準備、しなさいね!!」
ト「でも母さん!俺は飛鳳を探しに行かなくちゃ・・・・・ーーーブ「アンタ、飛鳳の彼氏でしょ!!未来のアンタがいないんだから代わりにこっちのアンタが未来の飛鳳のエスコート位しなさいよ!!」
ト「そんな無茶苦茶な・・・・;;何言ってるかわからないし・・・・;;」
ブ「アタシの無茶は今に始まったことじゃないでしょうが!!」
ト「だからっていくら俺がトランクスだからって言っても・・・・・ーーーーブ「何よアンタ・・・・飛鳳のこと好きなの嫌いなのッ!!!」
前のめりな母さんに責められる俺を苦笑いで見ている飛鳳さんが、眼の端に映った。
そんなこと、いくら飛鳳と同じ顔だからって目の前にして言うの勇気いるんだけど・・・・・;;
「あんまりイジメちゃかわいそうですよ、ブルマさん。」
ブ「イジメてないわよ!からかってるのッ!!」
性質(たち)悪いよ;;
「ブルマさんたらもぅ・・・トランクス君、わたしは一人でも大丈夫だから、自分の用事済ませてきてね?」
穏やかに微笑む飛鳳さん。
ブ「トランクス。アンタだって、飛鳳だって子供じゃないのよ・・・。ケンカして傷つけたんだって思うんなら、そっとしとくのも思いやりなんじゃないの?」
さっきとは違う母さんの一言に一瞬驚きつつも、少しだけ冷静になれた自分がいた。
本心は、一刻も早く飛鳳と仲直りしたいいけど、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『来ないで!!・・・・・・・しばらく・・・・・一人にさせて・・・・・・。』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの時、飛鳳はそう言ってたな・・・。
母さんの言った通り、
飛鳳が落ち着いて戻って来るまで待っていよう・・・・。
ト「俺・・・・自分よがりだな・・・。・・・・・待つよ。少し冷静になってみる。飛鳳を信じて待つ!!」
「トランクス君・・・・・。」
ト「心配かけてすみませんでした飛鳳さん。・・・・母さんもありがとう!!」
ブ「よーし!!そうと決まれば、さっさと始めるわよ~!!連絡は、わたしがやるから。トランクスと飛鳳は、会場のセッティングお願いね!!連絡終わったらわたしも手伝うからVV」
割り振ってから、母さんは急ぎ足でリビングを出て行った。
・
ブ「なによ!どうかしたの?」
ウィーン……
ト「飛鳳ッ!!」
「やっぱり!!.…って、きゃッ!!」
家に着いた時から感じていた穏やかな気を頼りに、まっすぐ入ったリビングで俺は、逢いたかった彼女を見つけた。
気持ちが先走って、思わず抱きしめた細い身体。
ト「さっきはひどい事言ってごめ……あれ?……」
寄せた身体を引き離した瞬間。
俺は何となく違和感を覚えて、引き離したり抱きしめたりを交互に繰り返してみてやっと気付いた。
ト「飛鳳の背が……高くなってる……。おかしいな…いつもなら俺の…ここら辺に頭がくるはずなのに……。」
「……ぷッ!……ふふふ」
ト「………飛鳳?」
思案に暮れる俺をよそに、肩を震わせて笑っている飛鳳。
ブ「はぁ…;;アンタ、まだ気が付かないの?この子はねぇ……」
「仕方ないですよブルマさん。……こっちのトランクスがわたしに会ったのは、彼が赤ちゃんの時なんですから……。」
……………………え?
俺が赤ちゃんの時ってことは………
ト「ま、まさかッ!」
「そう。君が今思った通り……わたしは未来から来た方の飛鳳です!!……びっくりした?」
ト「未来の飛鳳……さん?」
ブ「そーゆーこと!」
………って、じゃあ
ト「こっちの飛鳳は?!母さん、何か知ってるんじゃないの?!!」
問い掛ける俺を驚いた様子で見る未来の飛鳳さん。
母さんは、煙草の煙を吹かせて、口から外した煙草を灰皿に押し付けた。
ブ「来たには来たけど…その後の事はわからないわよ。言わないんだから。………何か飛鳳ちゃんとあったわけ?」
ト「そ、それは……。」
確信を突かれ思わず押し黙ってしまった。
母さんのこの様子じゃあ、全てお見通しなんだと思う。
表には出さないけど、わざわざ聞いてくる辺り何となく勘づいてるんだろうな。
鋭いから…;;
「謝る位だからケンカでもしたの?」
ト「あ……と……そんな感じで……」
ブ「そーなんでしょ?」
ト「まぁ…ケンカと言えばケンカなんだけ……」
「ケンカするくらい仲良いのね♪」
ふふって笑っているが実際はそんなに穏やかじゃない・・・。
飛鳳さんが穏やかであればある程に、何とも言えない不安がつのっていく・・・。
ブ「まっ!ここで考えてても仕方ないし無駄よね・・・。アイツらも呼んじゃったし、さっさと仕度するわよッ!!」
ト「仕度?・・・・今から何をやるつもりでいるの?」
「わたしが久しぶりに来たからってブルマさん、クリリンさんたちを呼んでパーティー開いてくれることになったの!!」
ト「///////・・・・・そ、そうなんですか!!ΣΣ」
きらきらと笑う未来の飛鳳さん。
その笑顔が思いのほか近くにあって、思わずドキドキする俺の心臓。
無理もない。
生きている時代や環境が違えど、やっぱり彼女は飛鳳なんだから・・・。
ブ「そーだわ!!・・・トランクス!アンタ飛鳳ちゃんと一緒にパーティーの準備、しなさいね!!」
ト「でも母さん!俺は飛鳳を探しに行かなくちゃ・・・・・ーーーブ「アンタ、飛鳳の彼氏でしょ!!未来のアンタがいないんだから代わりにこっちのアンタが未来の飛鳳のエスコート位しなさいよ!!」
ト「そんな無茶苦茶な・・・・;;何言ってるかわからないし・・・・;;」
ブ「アタシの無茶は今に始まったことじゃないでしょうが!!」
ト「だからっていくら俺がトランクスだからって言っても・・・・・ーーーーブ「何よアンタ・・・・飛鳳のこと好きなの嫌いなのッ!!!」
前のめりな母さんに責められる俺を苦笑いで見ている飛鳳さんが、眼の端に映った。
そんなこと、いくら飛鳳と同じ顔だからって目の前にして言うの勇気いるんだけど・・・・・;;
「あんまりイジメちゃかわいそうですよ、ブルマさん。」
ブ「イジメてないわよ!からかってるのッ!!」
性質(たち)悪いよ;;
「ブルマさんたらもぅ・・・トランクス君、わたしは一人でも大丈夫だから、自分の用事済ませてきてね?」
穏やかに微笑む飛鳳さん。
ブ「トランクス。アンタだって、飛鳳だって子供じゃないのよ・・・。ケンカして傷つけたんだって思うんなら、そっとしとくのも思いやりなんじゃないの?」
さっきとは違う母さんの一言に一瞬驚きつつも、少しだけ冷静になれた自分がいた。
本心は、一刻も早く飛鳳と仲直りしたいいけど、
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『来ないで!!・・・・・・・しばらく・・・・・一人にさせて・・・・・・。』
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あの時、飛鳳はそう言ってたな・・・。
母さんの言った通り、
飛鳳が落ち着いて戻って来るまで待っていよう・・・・。
ト「俺・・・・自分よがりだな・・・。・・・・・待つよ。少し冷静になってみる。飛鳳を信じて待つ!!」
「トランクス君・・・・・。」
ト「心配かけてすみませんでした飛鳳さん。・・・・母さんもありがとう!!」
ブ「よーし!!そうと決まれば、さっさと始めるわよ~!!連絡は、わたしがやるから。トランクスと飛鳳は、会場のセッティングお願いね!!連絡終わったらわたしも手伝うからVV」
割り振ってから、母さんは急ぎ足でリビングを出て行った。
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