⑩恋人たちのココロ ~彼であって彼でなく。 「今でもアナタがスキ……。」~
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《再び未来》
「さぁ!お母さんも無事に旅だったし、俺たちも自分のすべきことをしよう!!」
子供たちの肩を強く抱いて、未来トランクスは二つの小さな背中を押した。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん!ヴェールの宿題見て♪♪」
「いいよ!!僕も宿題途中だし……。宿題終わったらお昼にして、食べ終わったら修行しようか!!」
「うん♪」
仲睦まじく、この後のプランを立てる子供たち。
この光景を見る度に、未来トランクスは小さな幸せをいつも感じてきた。
「それじゃあ……お父さんも修行、混ぜてもらおうかな?」
小さな幸せを感じる度に、ついついこんなことを言ってしまう自分がいる。
無理をしてるわけでなく、ごく自然に……。
未来トランクスからの申し出が相当嬉しかったようで、シルクとヴェールは、未来トランクスの手を取って元気よくかけ出した。
とその時、
シュンッ!!!
「えっ?」
「あれ?」
「あーーーーーッ!!!!」
見送ったはずのタイムマシンが、ゆっくりと地面に降り立った。
出てきたのは今しがた見送ったばかりの顔だったが、出発前に着ていた白衣は着ておらず……未来トランクスは、それが誰なのか?瞬時に悟った。
「もしかして…飛鳳ちゃんかい?」
「えっ?飛鳳さんなの?!!」
「…トランクス……さん?…それから……シルク君とヴェールちゃん?」
ハッチから舞空術で舞い降りた飛鳳は、未来トランクスを前にして頬を紅く染めた。
「驚いたよ!!実は、さっきこっちの飛鳳が過去へ向かったところなんだ!!」
「一人だけで過去へ?」
「ああ!悟空さんが心臓病にかかったこと、飛鳳ちゃんは覚えてるかい?あれから飛鳳が研究して、サイヤ人だけにかかる特殊ウイルスによる感染症だってわかったんだ!!その為のワクチン投与を過去の、悟空さんだけに限らず、サイヤ人の血が流れている他のみんなにも接種してもらうべきだって結論が出て過去へ向かったわけなんだよ。」
「そうなんですか…。」
うれしそうに話す未来トランクスを見て、飛鳳は少し複雑な気持ちになった。
「ねぇ、今日はお兄ちゃんパパ……トランクスさんは一緒じゃないの?」
「…あ……うん、わたし一人で来たのよ。」
ヴェールの問い掛けに、飛鳳は狼狽した。
返した言葉が、今の飛鳳にとっては精一杯だった。
「とりあえず、立ち話もなんだから中へ入ろうか。」
「はい。」
「こっちですよ!飛鳳さん!!」
「待ってよ!お兄ちゃん!!」
大胆に飛鳳の手を取って案内するシルク。
その顔は、真っ赤に染まっていた。
「ねーねー!!わたしたちの宿題見てよ飛鳳さん♪♪」
「ヴェール!!飛鳳さんはお客様なんだぞ!!失礼だろ!!」
「素直じゃないなぁ!お兄ちゃんは!!本当は一緒にいてて欲しいのにぃ♪♪」
「なっ////!!ΣΣそ、そんなこと思ってなんか……」
「わたしはかまわないのよ、シルク君。それとも…わたしが居ると集中できないかな?」
「そんなことッ!!……」
「うん?なぁに?」
「うッ!!ΣΣ////」
小首を傾げて聞き返す飛鳳の仕草に当てられたシルクは、すでに紅くなった顔をさらに紅くして俯いた。
「飛鳳ちゃんがそう言ってくれるならお願いするよ。俺も仕事で見ててあげられないんだ;;」
「ねぇねぇ!!宿題終わったらお昼も一緒に食べようよ!!そしたら、修行も一緒にやろやろ?」
握っていた飛鳳の右手を振りながらねだるヴェールに、飛鳳は心なしかホッとした気持ちになった。
「いいよ。二人はどんな宿題が出てるの?」
「社会と算数です!!」
「算数~♪♪」
兄妹の声がハモった。
.
「さぁ!お母さんも無事に旅だったし、俺たちも自分のすべきことをしよう!!」
子供たちの肩を強く抱いて、未来トランクスは二つの小さな背中を押した。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん!ヴェールの宿題見て♪♪」
「いいよ!!僕も宿題途中だし……。宿題終わったらお昼にして、食べ終わったら修行しようか!!」
「うん♪」
仲睦まじく、この後のプランを立てる子供たち。
この光景を見る度に、未来トランクスは小さな幸せをいつも感じてきた。
「それじゃあ……お父さんも修行、混ぜてもらおうかな?」
小さな幸せを感じる度に、ついついこんなことを言ってしまう自分がいる。
無理をしてるわけでなく、ごく自然に……。
未来トランクスからの申し出が相当嬉しかったようで、シルクとヴェールは、未来トランクスの手を取って元気よくかけ出した。
とその時、
シュンッ!!!
「えっ?」
「あれ?」
「あーーーーーッ!!!!」
見送ったはずのタイムマシンが、ゆっくりと地面に降り立った。
出てきたのは今しがた見送ったばかりの顔だったが、出発前に着ていた白衣は着ておらず……未来トランクスは、それが誰なのか?瞬時に悟った。
「もしかして…飛鳳ちゃんかい?」
「えっ?飛鳳さんなの?!!」
「…トランクス……さん?…それから……シルク君とヴェールちゃん?」
ハッチから舞空術で舞い降りた飛鳳は、未来トランクスを前にして頬を紅く染めた。
「驚いたよ!!実は、さっきこっちの飛鳳が過去へ向かったところなんだ!!」
「一人だけで過去へ?」
「ああ!悟空さんが心臓病にかかったこと、飛鳳ちゃんは覚えてるかい?あれから飛鳳が研究して、サイヤ人だけにかかる特殊ウイルスによる感染症だってわかったんだ!!その為のワクチン投与を過去の、悟空さんだけに限らず、サイヤ人の血が流れている他のみんなにも接種してもらうべきだって結論が出て過去へ向かったわけなんだよ。」
「そうなんですか…。」
うれしそうに話す未来トランクスを見て、飛鳳は少し複雑な気持ちになった。
「ねぇ、今日はお兄ちゃんパパ……トランクスさんは一緒じゃないの?」
「…あ……うん、わたし一人で来たのよ。」
ヴェールの問い掛けに、飛鳳は狼狽した。
返した言葉が、今の飛鳳にとっては精一杯だった。
「とりあえず、立ち話もなんだから中へ入ろうか。」
「はい。」
「こっちですよ!飛鳳さん!!」
「待ってよ!お兄ちゃん!!」
大胆に飛鳳の手を取って案内するシルク。
その顔は、真っ赤に染まっていた。
「ねーねー!!わたしたちの宿題見てよ飛鳳さん♪♪」
「ヴェール!!飛鳳さんはお客様なんだぞ!!失礼だろ!!」
「素直じゃないなぁ!お兄ちゃんは!!本当は一緒にいてて欲しいのにぃ♪♪」
「なっ////!!ΣΣそ、そんなこと思ってなんか……」
「わたしはかまわないのよ、シルク君。それとも…わたしが居ると集中できないかな?」
「そんなことッ!!……」
「うん?なぁに?」
「うッ!!ΣΣ////」
小首を傾げて聞き返す飛鳳の仕草に当てられたシルクは、すでに紅くなった顔をさらに紅くして俯いた。
「飛鳳ちゃんがそう言ってくれるならお願いするよ。俺も仕事で見ててあげられないんだ;;」
「ねぇねぇ!!宿題終わったらお昼も一緒に食べようよ!!そしたら、修行も一緒にやろやろ?」
握っていた飛鳳の右手を振りながらねだるヴェールに、飛鳳は心なしかホッとした気持ちになった。
「いいよ。二人はどんな宿題が出てるの?」
「社会と算数です!!」
「算数~♪♪」
兄妹の声がハモった。
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