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note/米森

記事一覧

  • ▽ 2015 10.27

    20151027(火)00:00
    あの日僕が上手く弾けたとして。トロフィーを手にしたとして。それでも僕は後悔しただろう。所詮ないものねだり。希求したところで今更。後悔しない道を探し歩き出した。横道を選んだかもしれない。転ぶことも沢山ある。だけど僕は振り返らない。これこそ僕が置き去りにしてきた僕に出来る唯一のこと。
  • ▽ 2015 10.27

    20151027(火)00:00
    そのうち会おう。夢で誰かと話したこと、寝苦しい夜にふと思い出す。心臓ばくばく口をぱくぱく。堪らず僕は真っ暗な世界に飛び出した。夜更けの灯りはまばら。まるで深海みたいだ。なんちゃって。「これから会おう」でたらめな葉書を投函。妄想上等。願わくば現実。
    @hafen_odai様:深海ポスト
  • ▽ 2015 10.24

    20151024(土)00:00
    きっかけは些末な事だった。理由は探しても見つからなかった。
    車を降りて吸い寄せられるように欄干、もたれ掛かって夜空を見上げる。雲もなければ星もない。飛行機が雲を散らして飛んでいった。見下ろせばネオン街。屑星みたいに虚勢を張る。いかにも都会の夜だ。真下でさざめくのは海。スマホを投げ捨てればぱしゃりとかそけき断末魔。
    理由はなかった。繕う気もなかった。それのどこが悪い。なぜ呼吸をするのかとかなぜ食べて排泄するのかとか考えたことないでしょ? 同じことだ。
    しいて言えば最期くらい愛を叫ばれてみたかったけど。心配されてみたかったけど。
    私の背後をライトが襲う。警笛、人々の怒号。ああ、とてもいい最期ね。
    ばしゃん。
    @moso_propro様:死にたい私に愛を
  • ▽ 2015 10.22

    20151022(木)00:00
    形を成さない夜に沈むばかりだ。ベッドサイドのライトも消して忍ぶように邂逅する。絹のような素肌に触れて安堵、君の吐息と微睡む。不意に握りしめたくなった指先は、かちりとなったそれは冷たくて。君の心臓に立てた爪。全てが戯言、いつかは終わる。そういうことだろう?
    @dorakujocho様:砂場の中の硝子片
  • ▽ 2015 10.22

    20151022(木)00:00
    かの蝶は何処で誰が為に舞うのか。手塩にかけた美しき青。何時かは飛び去る、自明の理。理解せよ理解したと。なんて浅はかな嘘を吐けども嘘は嘘のまま、真にならぬ。不幸者の翅はもぐべし。抱いて取り戻した青。かの眼は鈍色の涙を流す。それでいい。舞うこと勿れ、解ればいい。
  • ▽ 2015 10.20

    20151020(火)00:00
    花弁に触れれば掌中に落ちる。輝きの色を喪い褪せたのはいつかの大輪。握りしめれば音もなく崩れる。塵となって風に舞った最後の舞台。栄華なんて脆いものだ。ただただ静かに終わるだけの命。哀しき哉。嗚呼、美しき哉。朽ちゆくその姿その色。終わりゆくとは哀しくも美しき哉。
  • ▽ 2015 10.20

    20151020(火)00:00
    黒い蔦のように陰は静かに忍び寄って僕に纏わりついた。木々の騒めき水の揺らめき、押し寄せる音の波は四方に広がり失せていく。『いつか懐かしく思う日が来るさ』あの時の言葉を確かめたくて一歩、また一歩。太陽が顔を隠すころやっと辿り着いた屋敷。朽ちた扉を開けたなら、錆びた心は動き出す。
    @dorakujocho様:斜陽奥深くノスタルジア
  • ▽ 2015 10.19

    20151019(月)00:00
    満天の星空なんて見えていない。心にかかったもやを白い息と一緒に何度も吐き出す。握りしめた缶コーヒー、心の雨で濡れた手袋越しに伝わるその温さ。きっとね、多分ね、馬鹿だったのね。そうなのね。ブランコを揺らしながら繰り返す言葉。いつものコーヒーが一層苦く感じられた。
    @odaiyahonpo様:甘さ控えめな星空
  • ▽ 2015 10.18

    20151018(日)00:00
    他人が見ればただの紙きれたち、私には宝の地図。読み解けるのは私だけでいい。定まることなくぐるぐる回るコンパス。それが私の指針に他ならない。とっても怖いのだ、いつかどこかにたどり着き旅が終わってしまうことが。さあ行き先はどこかな。どんな景色が待っているのかな。毎日の楽しみだ。
  • ▽ 2015 10.17

    20151017(土)00:00
    きっと明日は大雪ね。口をついて出た言葉。すくい損ねたアイスは手を伝って地面に染みていく。嘘じゃないよ本当だよ。溜息をつく君。僕は嘘をつかないからね。嘘吐きはにっこりと、黒い双眸で私を捉えた。明日は地球が爆発するのかしら。君から最後の一口を奪い取る。嗚呼、なんて佳き日なのでしょう。