365

警察と地雷

2019/04/24 00:19
GWが近付いてきましたね。私は10連休予定でして、旅行行ったり、友人と遊んだり、友人らに勧めてもらった本を読んだりと、楽しみがあって待ち遠しいです。
ただ、社会復帰出来るのか不安です…10日も休んだら絶対仕事したくなくなりますもん…連休明け忙しくなるのが目に見えてて…つらい。というか連休前もタスクが目白押しでつらい…。

せっかく日記ページあるのにぼやきのようなことしか書いてないのでは? と思ったので、多少趣向を変えた話を。警察と地雷についてです。
警察、地雷といっても文字通りではないです。創作における用語とでもいいましょうか。

警察:創作における特定描写に対し言及する組織、またその人
地雷:創作において嫌悪感等を覚える苦手な要素(特に読み手として)

10年前は食わず嫌いな要素も多く持っていた私(米森)ですが、年月を経るにつれて雑食性になりました。だいたい何でも読みます。活字であれば。
ただ、雑食を自負しているものの、警察になりかけるときもあるし地雷を踏んで読むペース落ちるときもあります。

・警察について
ピアノ警察です。特にクラシックピアノ。現役を退いて数年たつせいか、年々警察モードになる機会は減ってきていますが…(まあいっか、と流せるようになりつつある)。
漫画だと爪が指先の肉より前に伸びているとか、文章だと「押し込む」と単語見た瞬間とかに冷めます。
また、「叩く」はショパンとかのロマン派で使ってほしくない(近現代なら百歩譲る)とか、あとは指の腹で鍵盤押さえてるとか、椅子の座りかた(背もたれにもたれる、背中が丸まってる等)とか、細かいところが気になりだすと物語から締め出される感覚になるというか。我ながら細かいなぁと書いてて思いますが…。
Twitterの方ではたまに言ってますが、高校生の頃は音大を目指していました。私は最後までタイトルを取れませんでしたが全国大会には出たり、某大手音楽教室の指導資格持っていたりします。所属していた一門で上記にあげた仕草の方はいなかったこともあって、そういう描写を見てしまうと物語に入るのが難しくなりがちです。
(一門のレベルは高かったと思うんです…だから決して間違ってはいないと思うのですけど…)
ピアノを趣味としてエンジョイする人の描写には頓着しません。でも、ピアニスト設定なら上記の通りであってほしいと思ってしまいます。

・地雷について
先生×生徒の恋愛モノがなかなか受け付けません。これは10代の頃から克服できないです。
10代とそれ以降では苦手な理由が少々違うと気がついたのは最近、というかつい先日のこと。
10代:教師という職業がそもそも嫌い、不信感あり
20代以降:生徒に手を出す(出そうとする)プロ意識の無さに嫌悪感を覚えがち
恋は理由なく突然落ちるものともいいますが、大人の判断力で思いとどまれよ…!と呆れに似た感情を覚えます。子どもは踏みとどまれない分大人が耐えろよ…と。
教育業界でそこそこ長いことバイトしたので、教師は聖人でないとか、生徒が可愛いって感覚とかも分かるのです。分かるんですけど…! 教師側を殴りたくなるんですよね…!!

以上が私の警察と地雷です。

ちなみに、拙作(ラプソディーには早すぎた)はピアノ警察を自分の作品チェックに利用した話です。弾く描写はないので軽いチェックにすぎないですが。指のところと楽譜分析くらいしか知識使えなかったです。
あの話は私自身の経験・見聞きしたものも少しだけ入ってます。ヒロインは私より格上ですけどね(優勝経験あるから)。

また、次回製本目標の短編の一つは先生×生徒ものです。恋愛要素の濃さはまだ未定ですが、恋愛要素がログアウトすることはなさそうです。
……読み手の米森の好みと書き手の米森の趣味は時々食い違う。

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可