ラプソディーには早すぎた

自分はまだ伸びるから大丈夫だと思った。
根拠もないのに、思ってしまった。
夢のまま終わりにはしない。
――そう願った『彼女』のはなし。

あらゆるものを遮断し、ピアニストになるという夢に立ち向かう「瑠璃」と、彼女を見つめた「私」の話。

続きを読む

閉じる

スキ
スキ