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約束
夢小説設定
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突然視界の一部が激しく動いて、反射的に「わぁあ」と言ってしまった。
2秒後ぐらいに虫だとわかり、花之は目を細めて俯きながらやり過ごす。
こんなことは、いつでもどこでも起こりうることだ。
そこが忍術学校の教室であれば、虫を逃すのは決まって油女シノの役目だった。
どこかから入ってきた虫によって授業が中断されると、生徒達は虫に合わせて視線を動かしたり手で払ったりする。身をのけぞらせて騒ぐ者もいる。
虫がなかなか出て行かないと、「シノ、いいかー」と教師が言い出す。
「……」
返事の代わりにシノが席を立ち、指をすっと出す。すると虫がその辺りに留まるので、そのままシノが窓を開けて腕ごと外に出す。虫は途端にシノの指先から離れ、校庭へ飛び去ってゆく。
「ありがとなー、シノ。それじゃ続きは……」
一連の流れを見守っているクラスメイト達にはどういうわけかわからないのだが、こういうことが続くと、シノは自然こういう時に一目置かれるようになっていた。
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2秒後ぐらいに虫だとわかり、花之は目を細めて俯きながらやり過ごす。
こんなことは、いつでもどこでも起こりうることだ。
そこが忍術学校の教室であれば、虫を逃すのは決まって油女シノの役目だった。
どこかから入ってきた虫によって授業が中断されると、生徒達は虫に合わせて視線を動かしたり手で払ったりする。身をのけぞらせて騒ぐ者もいる。
虫がなかなか出て行かないと、「シノ、いいかー」と教師が言い出す。
「……」
返事の代わりにシノが席を立ち、指をすっと出す。すると虫がその辺りに留まるので、そのままシノが窓を開けて腕ごと外に出す。虫は途端にシノの指先から離れ、校庭へ飛び去ってゆく。
「ありがとなー、シノ。それじゃ続きは……」
一連の流れを見守っているクラスメイト達にはどういうわけかわからないのだが、こういうことが続くと、シノは自然こういう時に一目置かれるようになっていた。
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