初詣
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柔らかな日差しが、窓越しに差し込んでいた。
「……あ……」
ゆっくり瞬きをして、あやかは身を起こす。
見慣れない天井に、一瞬きょとんとして――すぐに思い出した。
「…ここ…事務所……」
慌てて身体を動かそうとして、すぐ近くに気配を感じる。
視線を向けた先、すぐ隣のソファに、真島が座っていた。
「起きたか」
「っ……!」
距離が、近い。
思わず息を呑んで、あやかの頬が一気に熱くなる。
「わ、私……寝ちゃって……」
「見事にやな。あんなに酒弱いとは思わんくてのう。大丈夫かいな?」
からかうような口調なのに、視線はやけに柔らかい。
あやかは記憶を必死に辿るが、お屠蘇を飲んだところまでしか思い出せない。
――キスのことは覚えてない様子だった
「……何か、私、変なこと……してませんよね?」
「さぁのう」
真島はあえてそれ以上言わず、肩をすくめるだけだった。
あやかは余計に恥ずかしくなり、視線を落とす。
「すみません……正月早々……」
「ええって。正月やし、寝正月も悪ない」
一拍置いて、ふと思いついたように言う。
「せやけど、起きたんやったら――どっか出かけるか」
「え?」
「正月らしいこと、もう一個くらいしたいやろ」
あやかは少し考えてから、遠慮がちに口を開いた。
「……じゃあ、初詣はどうですか?」
「ほぉ」
真島の口元が、にっと上がる。
「ええやん。二人で行く初詣、初めてやし、ええなぁ!」
立ち上がりながら、自然に手を差し出す。
「近くの神社でええか?混む前に行こか」
「……はい」
その手を取った瞬間、あやかの胸が小さく跳ねた。
正月の空気の中、二人は並んで事務所を後にした。
「……あ……」
ゆっくり瞬きをして、あやかは身を起こす。
見慣れない天井に、一瞬きょとんとして――すぐに思い出した。
「…ここ…事務所……」
慌てて身体を動かそうとして、すぐ近くに気配を感じる。
視線を向けた先、すぐ隣のソファに、真島が座っていた。
「起きたか」
「っ……!」
距離が、近い。
思わず息を呑んで、あやかの頬が一気に熱くなる。
「わ、私……寝ちゃって……」
「見事にやな。あんなに酒弱いとは思わんくてのう。大丈夫かいな?」
からかうような口調なのに、視線はやけに柔らかい。
あやかは記憶を必死に辿るが、お屠蘇を飲んだところまでしか思い出せない。
――キスのことは覚えてない様子だった
「……何か、私、変なこと……してませんよね?」
「さぁのう」
真島はあえてそれ以上言わず、肩をすくめるだけだった。
あやかは余計に恥ずかしくなり、視線を落とす。
「すみません……正月早々……」
「ええって。正月やし、寝正月も悪ない」
一拍置いて、ふと思いついたように言う。
「せやけど、起きたんやったら――どっか出かけるか」
「え?」
「正月らしいこと、もう一個くらいしたいやろ」
あやかは少し考えてから、遠慮がちに口を開いた。
「……じゃあ、初詣はどうですか?」
「ほぉ」
真島の口元が、にっと上がる。
「ええやん。二人で行く初詣、初めてやし、ええなぁ!」
立ち上がりながら、自然に手を差し出す。
「近くの神社でええか?混む前に行こか」
「……はい」
その手を取った瞬間、あやかの胸が小さく跳ねた。
正月の空気の中、二人は並んで事務所を後にした。
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