年明け
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そう返したあやかは、頬をほんのり――いや、完全に赤く染めて、立ち上がると足元が少しおぼつかない。
「……あれ?」
「大丈夫か?」
一歩踏み出した瞬間、身体が前に傾く。
「あっ――」
倒れそうになったあやかの腕を、真島が反射的に掴んだ。
「アカン……!」
引き寄せた拍子に、顔が近づき――
ふっと、柔らかい感触が唇に触れる。
普段から付き合ったばかりでウブな彼女に合わせて無理させないようそういったことも我慢していた真島。
「……っ」
ほんの一瞬。確かに事故だった。
「……すまん!!」
真島はすぐに身を離し、慌てて頭を下げる。
「今のはちゃう、事故や! 」
「……」
返事がない。
覗き込むと、あやかは真島の胸元に額を預けたまま、静かに呼吸していた。
「……すー……」
「……は?」
軽く肩を揺す。
「おい、あやか?」
「……すー……すー……」
完全に寝とる。
真島はしばらく固まったまま、その寝顔を見下ろし――やがて、力の抜けた笑いを零した。
「しかし……酒、弱すぎやろ。てか、俺はいい歳して何をしとんのや…。」
そっと抱き直し、起こさないように小さく呟く。そして額にもう一度キスをする。
「まったく……正月早々、心臓に悪いことさせよって。キスしたこと忘れるんやないで?」
事務所には、静かな寝息と、新年の余韻だけが残っていた。
「……あれ?」
「大丈夫か?」
一歩踏み出した瞬間、身体が前に傾く。
「あっ――」
倒れそうになったあやかの腕を、真島が反射的に掴んだ。
「アカン……!」
引き寄せた拍子に、顔が近づき――
ふっと、柔らかい感触が唇に触れる。
普段から付き合ったばかりでウブな彼女に合わせて無理させないようそういったことも我慢していた真島。
「……っ」
ほんの一瞬。確かに事故だった。
「……すまん!!」
真島はすぐに身を離し、慌てて頭を下げる。
「今のはちゃう、事故や! 」
「……」
返事がない。
覗き込むと、あやかは真島の胸元に額を預けたまま、静かに呼吸していた。
「……すー……」
「……は?」
軽く肩を揺す。
「おい、あやか?」
「……すー……すー……」
完全に寝とる。
真島はしばらく固まったまま、その寝顔を見下ろし――やがて、力の抜けた笑いを零した。
「しかし……酒、弱すぎやろ。てか、俺はいい歳して何をしとんのや…。」
そっと抱き直し、起こさないように小さく呟く。そして額にもう一度キスをする。
「まったく……正月早々、心臓に悪いことさせよって。キスしたこと忘れるんやないで?」
事務所には、静かな寝息と、新年の余韻だけが残っていた。
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