裏切りの代償
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乱戦の最中、突如――
倒れ掛けた龍崎はガシッ! と何かをとらえた。
「あっ…しまった…!?」
あやかの動きが止まった瞬間、
龍崎の腕が彼女の首元をがっちりと押さえていた。
「動くな、真島ァ……!」
血走った目。焦りと狂気が入り混じった龍崎の顔が浮かび上がる。
喉元には、小型のエネルギーナイフがピタリと添えられていた。
「どこまで…クズやねん!」
真島の声が低く、苛立ちを孕んで揺れる。
だが、龍崎は狂ったように笑った。
「ハッ……お前に何が分かる!!」
「俺もなぁ…そもそもこの世界の人間じゃねぇ。…夜兎族なんだよ」
その場にいた全員が息をのむ。
「――俺の故郷は、“洛陽”。
あの星は貧困の星でな、飯も医療も受けられねぇ、地べた舐めるようにして生きてきた」
「親は俺が五つの時に餓死した。
兄貴は売られ、俺と弟だけ生き残った」
龍崎の声は怒りと悔しさで震えていた。
「ある時、俺は貿易船に乗り込み江戸に来た。そこからターミナルを出ようとすると誤作動が起きて俺と弟はこの世界に飛ばされちまった。この世界に飛ばされた俺たちを待っていたのは地獄そのものだった。
この国もどいつもこいつも、薄汚れてんだよ!!!」
「だから俺は、上に立ち国をかえる。権力で示すためになァッ!!!」
そして、あやかの首にナイフを押し当てる。
「お前みてぇな“社会の底辺”は、潰してやる……!
そうすりゃ、俺の存在が証明される!」
ナイフがあやかの喉元に食い込みそうになったその時――
ズン!! と重い足音。
そして、ドンッ!!
壁をぶち破って現れたのは――神威と阿伏兎だった。
「……それは、聞き捨てならないねぇ」
龍崎がギョッと目を向ける。
「貴様ら…神威……ッ!」
「アンタの言いたいこと、分からなくもないさ。血に飢えた夜兎族の力を、世界は知らなさすぎる」
神威の目が冷たく光る。
「けど――それを言い訳にして仲間を裏切るのは夜兎族の誇りとは違うと思うよ。」
阿伏兎も口を開く。
「団長…
このバカを止めるのは、あんたの役目だぜ」
神威はゆっくりと歩み出す。
「夜兎が差別される?居場所がない?
俺たちはずっと戦ってきた。拳の強さで居場所を作ってきた。俺たちはそうやって生きてきた。今更ガッカリさせないでよ。」
龍崎は顔を歪ませながら、盾に引き寄せる。
「うるせぇ!!お前らみてぇな“海賊”の夜兎に、俺の気持ちがわかるかよ!」
「じゃあ、証明してみなよ」
神威が鋭い目で睨みつける。
「“夜兎族”の本当の誇りってやつをさ」
真島も、その背に追いつき、ドスを構える。
「さあて……ええ加減、そいつから離れぇや、龍崎。
これ以上あやかに手ぇ出したら、ホンマに殺すで俺はァ。」
ナイフの隙を突いて言う。
「アンタの過去がどんなに悲惨でも、それを理由に私を道具にするな!!」
――そして、次の瞬間。
シュバッ!!
何かが閃いた。
短剣が、龍崎の腕を切り裂き――ナイフが宙に舞う!
「チッ……!!」
龍崎が跳び退こうとした瞬間、
「せぇぇぇぇぇいッ!!!!」
神威の拳が龍崎の顔面を直撃!!!!
吹き飛ぶ龍崎――壁に叩きつけられ、床を転がる。
倒れ掛けた龍崎はガシッ! と何かをとらえた。
「あっ…しまった…!?」
あやかの動きが止まった瞬間、
龍崎の腕が彼女の首元をがっちりと押さえていた。
「動くな、真島ァ……!」
血走った目。焦りと狂気が入り混じった龍崎の顔が浮かび上がる。
喉元には、小型のエネルギーナイフがピタリと添えられていた。
「どこまで…クズやねん!」
真島の声が低く、苛立ちを孕んで揺れる。
だが、龍崎は狂ったように笑った。
「ハッ……お前に何が分かる!!」
「俺もなぁ…そもそもこの世界の人間じゃねぇ。…夜兎族なんだよ」
その場にいた全員が息をのむ。
「――俺の故郷は、“洛陽”。
あの星は貧困の星でな、飯も医療も受けられねぇ、地べた舐めるようにして生きてきた」
「親は俺が五つの時に餓死した。
兄貴は売られ、俺と弟だけ生き残った」
龍崎の声は怒りと悔しさで震えていた。
「ある時、俺は貿易船に乗り込み江戸に来た。そこからターミナルを出ようとすると誤作動が起きて俺と弟はこの世界に飛ばされちまった。この世界に飛ばされた俺たちを待っていたのは地獄そのものだった。
この国もどいつもこいつも、薄汚れてんだよ!!!」
「だから俺は、上に立ち国をかえる。権力で示すためになァッ!!!」
そして、あやかの首にナイフを押し当てる。
「お前みてぇな“社会の底辺”は、潰してやる……!
そうすりゃ、俺の存在が証明される!」
ナイフがあやかの喉元に食い込みそうになったその時――
ズン!! と重い足音。
そして、ドンッ!!
壁をぶち破って現れたのは――神威と阿伏兎だった。
「……それは、聞き捨てならないねぇ」
龍崎がギョッと目を向ける。
「貴様ら…神威……ッ!」
「アンタの言いたいこと、分からなくもないさ。血に飢えた夜兎族の力を、世界は知らなさすぎる」
神威の目が冷たく光る。
「けど――それを言い訳にして仲間を裏切るのは夜兎族の誇りとは違うと思うよ。」
阿伏兎も口を開く。
「団長…
このバカを止めるのは、あんたの役目だぜ」
神威はゆっくりと歩み出す。
「夜兎が差別される?居場所がない?
俺たちはずっと戦ってきた。拳の強さで居場所を作ってきた。俺たちはそうやって生きてきた。今更ガッカリさせないでよ。」
龍崎は顔を歪ませながら、盾に引き寄せる。
「うるせぇ!!お前らみてぇな“海賊”の夜兎に、俺の気持ちがわかるかよ!」
「じゃあ、証明してみなよ」
神威が鋭い目で睨みつける。
「“夜兎族”の本当の誇りってやつをさ」
真島も、その背に追いつき、ドスを構える。
「さあて……ええ加減、そいつから離れぇや、龍崎。
これ以上あやかに手ぇ出したら、ホンマに殺すで俺はァ。」
ナイフの隙を突いて言う。
「アンタの過去がどんなに悲惨でも、それを理由に私を道具にするな!!」
――そして、次の瞬間。
シュバッ!!
何かが閃いた。
短剣が、龍崎の腕を切り裂き――ナイフが宙に舞う!
「チッ……!!」
龍崎が跳び退こうとした瞬間、
「せぇぇぇぇぇいッ!!!!」
神威の拳が龍崎の顔面を直撃!!!!
吹き飛ぶ龍崎――壁に叩きつけられ、床を転がる。