警察庁のケジメ
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あやかは、一同を部屋のソファに座らせると、自らは一歩前へと出た。
松平片栗粉は、というと——相変わらずご満悦な顔でニコニコとあやかを見ていた。
「で?お見合いはどうするんだい?まさかまたバックれるなんて……?」
「——違います。ちゃんと、今日はその話をするためにも来ました」
あやかの表情が、いつになく真剣になる。
それを察した真島や桐生、錦山は静かに見守った。
「わたしは実は失踪した間……この世界から別の世界に渡って、そこで“生きる”ことを選びました」
「……別の世界?」
「はい。でも、もうそこがわたしにとっての現実なんです。
だから、これからはそっちで暮らしていきたいので。警察庁の職務も、これで辞めたいと思っています」
松平の表情が一瞬だけ動く。
向こうの世界での一連のことを話すとすぐに彼らしい緩んだ笑みが戻ってくる。
「ほぉ〜……なるほどねぇ。確かに、ちょっと前までよりずっと“柔らかい”顔になってるね。
別の世界で何があったのか深くは知らないけど……その顔なら、寂しいけどおじさんも納得かな。」
「ありがとうございます。……それと、もう一つ」
あやかは振り返り、真島の隣へと歩いていく。
そして、軽く腕を組むとニッコリと笑って——
「——だから長官、お見合いは無理です。だって、この真島さんが、わたしのダーリンですから!」
あやかは満面の笑みで言い放つ。
「………………」
その姿に真島も含め桐生たち一同が、固まった。
信女はお茶を吹き出し笑う始末。
「……ダーリンってお前……お、おい……」
「ぶふっ!!アハハ!」
真島が動揺を隠せず、小さくあやかに耳打ちする。
「わざとよ。引くくらいわざと言わないとお見合い行かされちゃうから、乗ってくんなくていいよ!」
「えぇぇぇぇえええええ!!!」
松平片栗粉がガタンと椅子を倒しながら立ち上がる。
「まさか……そのなんか厨二病臭い片目のおっさんが……あやかちゃんのダーリン!?
くぅ〜〜〜〜〜っ、なんか寂しいけど!!なんか納得しちゃうよおじさん!」
「おめでとうあやかちゃん!……寂しくなるけど、君が自分の人生を選んだこと、それを応援しないおじさんじゃないからさ!」
「ありがとうございます!松平さんならそう言ってくれると思いましたよ。長官様!」
その背中に、松平片栗粉はいつになく真面目な声で言った。
「……こっちの世界の君の活躍はおじさんちゃんと覚えているからね。
でも、君の生き方で誰かを救ったこと。今度はあやかちゃんの人生謳歌するんだよ。あー癒しが華が娘が居なくなると思うとおじさん悲しいなぁ。栗子もこうなると思うと…グスッ。」
少しだけ名残惜しそうに微笑みながら。
松平片栗粉は、というと——相変わらずご満悦な顔でニコニコとあやかを見ていた。
「で?お見合いはどうするんだい?まさかまたバックれるなんて……?」
「——違います。ちゃんと、今日はその話をするためにも来ました」
あやかの表情が、いつになく真剣になる。
それを察した真島や桐生、錦山は静かに見守った。
「わたしは実は失踪した間……この世界から別の世界に渡って、そこで“生きる”ことを選びました」
「……別の世界?」
「はい。でも、もうそこがわたしにとっての現実なんです。
だから、これからはそっちで暮らしていきたいので。警察庁の職務も、これで辞めたいと思っています」
松平の表情が一瞬だけ動く。
向こうの世界での一連のことを話すとすぐに彼らしい緩んだ笑みが戻ってくる。
「ほぉ〜……なるほどねぇ。確かに、ちょっと前までよりずっと“柔らかい”顔になってるね。
別の世界で何があったのか深くは知らないけど……その顔なら、寂しいけどおじさんも納得かな。」
「ありがとうございます。……それと、もう一つ」
あやかは振り返り、真島の隣へと歩いていく。
そして、軽く腕を組むとニッコリと笑って——
「——だから長官、お見合いは無理です。だって、この真島さんが、わたしのダーリンですから!」
あやかは満面の笑みで言い放つ。
「………………」
その姿に真島も含め桐生たち一同が、固まった。
信女はお茶を吹き出し笑う始末。
「……ダーリンってお前……お、おい……」
「ぶふっ!!アハハ!」
真島が動揺を隠せず、小さくあやかに耳打ちする。
「わざとよ。引くくらいわざと言わないとお見合い行かされちゃうから、乗ってくんなくていいよ!」
「えぇぇぇぇえええええ!!!」
松平片栗粉がガタンと椅子を倒しながら立ち上がる。
「まさか……そのなんか厨二病臭い片目のおっさんが……あやかちゃんのダーリン!?
くぅ〜〜〜〜〜っ、なんか寂しいけど!!なんか納得しちゃうよおじさん!」
「おめでとうあやかちゃん!……寂しくなるけど、君が自分の人生を選んだこと、それを応援しないおじさんじゃないからさ!」
「ありがとうございます!松平さんならそう言ってくれると思いましたよ。長官様!」
その背中に、松平片栗粉はいつになく真面目な声で言った。
「……こっちの世界の君の活躍はおじさんちゃんと覚えているからね。
でも、君の生き方で誰かを救ったこと。今度はあやかちゃんの人生謳歌するんだよ。あー癒しが華が娘が居なくなると思うとおじさん悲しいなぁ。栗子もこうなると思うと…グスッ。」
少しだけ名残惜しそうに微笑みながら。