波打ち際のかみさま(深海奏汰/守沢千秋)

あとがき
 閲覧ありがとうございました
 海神戦の後、本格的に『人間」として歩み出した深海くんと、そんな彼と「親友」になった千秋のやり取りを書きたかったので満足です(もっと違う書き方があるかもしれないがそれはそれ)。
 思ったことは、一回読んだだけじゃストーリーはすぐに忘れる。頼む物覚えも頭も悪い私のために追憶シリーズぜひ小説化してください(最低)。
 ものすごい長いですが、以下は自分の思いというか感想交じりの蛇足です。

☆最後のセリフの他の候補 
「『神様』は、確かに俺たち人間には興味を持たない。――でも、そんな『人間』を愛して心を砕いたお前は、よっぽど人間味のある『かみさま』だと思うよ」
→私の中の某氏が、それってあなたの感想ですよね? って煽ってきたからやめた。
 あと、守沢千秋はきっとこんなこと絶対に言わない。
 正直採用したセリフも微妙ではあるけど、冒頭と最後に挿入した 僕はこれから人間として生きられますか? に対するアンサーをどうしても入れたかったから入れた。解釈違いだったらマジで申し訳ない。
 奏汰くんの話を聞いてると、かみさまと言いながらえらい人間としての感情や情緒があふれていたなあと思って、こういう流れになりました。
 五奇人のみんなと、「信者に乞われていないのに」、「自分から」五奇人のみんなと仲良くなるためにめっちゃがんばった奏汰くんはもう……。
 その健気で一生懸命な所が、まさしく彼の人間性を表してると思うのですよ。いい子か。こんなに人間味のある神様がいてたまるか。
 私の解釈なんで、違っていたらすみません……。

 神様として教え込まれて生きてきても、きっと斑さんの存在とか、彼が持ってきた雑誌の中のアイドル達とか、何より本人の人間性や綺麗な心が、どこかで奏汰くんが人であることを辞められなかったんだろうなーって思いました。
「自分の愛するものを殺す選択をする意志が人間性」っていうお師さんの言葉がぐっさぐっさ刺さる。
流星隊になってニッコニッコしてる奏汰君が見れて安心ですよ私は……。

あと、流星の篝火で蓮巳さんの優しさと覚悟にやられました。
和風ユニット好きなはずなのに紅月の曲あまり聴かねえな……勇侠青春謳とかめっちゃ好きなんだけどな(カバー曲だけど)……。

補足
途中で他キャラ(影片くん)引き合いに出して話がややこしくなってたから該当箇所削除
影片くんは「人形として完成してる」と書いたけど、人間味が無いわけじゃないし実家じゃお兄ちゃんだったし、自分の大切な人に対しては特にでかい愛情と健気な一途さを発揮するから別のベクトルで人間味溢れる子だと思っています(歪んでる? それも含めてな!!)
心がぶっ壊れた先輩を、居場所を守りながら半年で復学させた猛者だぞ……。
人見知りで男性や知らない人が苦手なのに校内アルバイト頑張ってて泣いたわ
そらお師さんもあしながおじさんになるとか言い出す(未来(ズ!!)の話をするな)
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