夢であってくれ。後編

 それからわしは、自分でも驚くほど根気良く、本田家に足を運んだ。
 幸いと言うかやはりと言うか、絶賛反抗期中な弟の門喜が思いの外やさしく本田に接してくれているらしく、わしが偶然軽く触れてしまっただけでパニックになってしまうようなことは無くなった。
 非番の日や仕事帰りに、本格的に幼くなってしまった本田のもとへ遊びに来るわしを、本田の家族はいつも済まなそうに出迎える。大事な後輩だからな、とわしが笑えば、彼らは更に恐縮してしまう。自己満足でよその家に入り浸っているのはわしなのだから、そう遠慮しないでくれと伝えてはいる。むしろ本田が退行するほどの目に遭ってしまったのは、わしらの救出が遅かったせいなのだからと、わしはらしくもなく申し訳なく思ってしまう。
 今日もあいつは親父さんの仕事場で、おとなしくバイクに魅入っていた。
「よう、速人。今日もいい子にしてたか」
「きゃっ? わ、りょうさん、遊びに来てくれたの?」
「ああ、今日は何をしようか」
 すくっと立ち上がり、本田……いや、速人は嬉しそうに微笑んだ。
「りょうさんとなら何でも楽しいよ。ベーゴマも、すごろくも、それからプラモもっ。でも……、ほんとうはね、」
 楽しげに指折り数えながら言葉を紡いでいると思えば急に眉を困らせてしょんぼりする。そのコロコロと変わる表情の無邪気さに、わしがよく知る後輩の本田を見た気がして、わしは目頭が熱くなった。だが、ここで涙を見せてしまえば、幼い速人を心配させてしまう。実家とはいえども速人からすれば二十年程経っているのだ、慣れないことも少なくないだろう、これ以上余計な気苦労を掛けさせたくなかった。
「『ほんとうは』……何だ?」
「えと、えっとね……あのね、おとうさんにはないしょなんだけどね。……お外に、行ってみたい」
「速人、」
「あ、あの! だめならいいんだよ、へんなこと言ってごめんなさいりょうさん!」
「よく言った!」
「えっ?」
 ほんとうなら背中をばしばしと景気づけに叩いているところだが、速人にそれはできないので、わしは何度も大きくガッツポーズをした。だがオーバーリアクション過ぎたようで、速人が涙目になっているのに気づき、「あー、すまんかった。だいじょうぶだ、だいじょうぶだからな」とあやす。
「今日はすぐそこの公園に行ってみるか! だがな、親父さんに内緒はだめだ。きちんと許可を取ってからにしような!」
「う、うん! ありがとう、りょうさん……!」

***

「大きくなったらね、バイクのめんきょをとってー、いっぱい、いーっぱいバイクに乗るんだぁ」
「おお、そりゃいいな!」
 あの後、すぐ仕事場に戻ってきた親父さんの許可を得て、近所の公園に来ている。親父さん曰く「両さんと一緒なら心強い。親として不甲斐ないですが、私は今の速人を外界から守ってやれそうもない。息子をよろしくお願いします」だそうだ。
 冬も終わりとは言えまだまだ冷えるので、速人は家族みんなに防寒グッズをそれぞれ渡されていた。親父さんからはジャンパー、おかみさんは毛糸のセーターを、伊歩ちゃんはマフラー、門喜はイヤーマフ。家族の手によってされるがまま、もこもこに着込まされていく速人はなんだかほんとうに小さなこどものようで微笑ましかった。ふと手が寒そうだと言ったら、速人が「りょうさんの手はあったかいから」と、遠回しに手を繋ぐ前提で話を進めてしまった。この変化にわしは内心で驚いていた。記憶にないとはいえ血の繋がった弟でさえ男だからという理由で怯えきっていた速人が、わしと手を繋ごうとしている、しかも嬉しそうにはにかんで。このとき親父さんと目が合ったが、直後に後ろを向いて眼鏡を外し目元をしきりに拭っていた。わしもたぶん親父さんと同じ気持ちだった。
 まだ蕾の桜の木の下、小さなベンチにふたりで腰掛けて、寒さに鼻の頭を赤くしながら速人が語る将来の夢の話に耳を傾ける。
「バイクに乗るのは良いが、パトカーに火をつけたり爆速爆音で町を走り回ったりしちゃいかんぞ?」
「あはははっ、しないよぉ。そんなあぶないこと」
 ころころと笑いころげる速人はあくまでも無邪気だ。この幼気でやさしい子が後にバイクを相棒にして暴れ回る事になるとは思えなかったが、この極端な二面性にもわしは惹かれていたのだと思い出して切なくなった。
「……りょうさんは、おまわりさんなんだよね?」
 心此処にあらずなことを悟られたようで、気を遣わせてしまった。
「……ん、ああ。そうだぞ! 町の、ひいては日本のみんなの安全を守っているんだ!」
 速人はきらきらと瞳を輝かせた。
「すごぉい! りょうさんかっこいいよ! ……ぼくもおまわりさんになりたいなぁ。なれるかな……?」
 わしは、『おまえは現職の警察官でしかもエリートしかなれない白バイ隊員なんだぞ』という言葉をグッと呑み込んだ。
「なれるさ! なんならおまわりさんの中でもバイクに乗って仕事ができる部署があるぞ!」
「ほんとう!? すごいすごい、ぼくのゆめ、ふたつも叶っちゃうね!」
 繋いだすらりとした手にきゅっと力がこもって、ぽかぽかと温かくなる。それがどうしようもなく得難く大切なことのように思えて、わしも恐る恐る手に力を込めてみた。ひくりと速人が肩を震わせたので、すぐに力を抜いた。が、今度はぎゅうぎゅうと手を握り込んでくる。
「えへへ。りょうさんの手、おっきくてあったかくて、繋いでるとなんだか安心するね」
 わしは速人の置かれている状況も一瞬忘れて、あいつを空いている方の腕で抱き締めてしまった。いかん、怖がらせてしまう。そう思ってすぐに身を離そうとしたが、そっと背中に何かが触れたのに気づいた。
「速人、わしがこわくないのか……?」
「こわい訳ないよ。だってりょうさんはぼくのこと痛くしないでしょう? ひどいことしないでしょう?」
 この台詞に強烈な違和感を覚えた。
「速人、おまえもしかして……」
「夢に見るんだ。暗い場所で、いろんな男の人たちに痛いこと、恥ずかしいことされる夢。…………最初は意味がわからなかった。でも、やっと『俺』は理解しました」
 トン、と距離を取られる。
「両津さん、あなたは『俺』にとって大切なひとだったんすよ。……でも『俺たち』が最もつらかったとき、助けに来てはくれなかった。あなたが来たのはすべてが終わった後だったんです」
「……っ、おまえ、誰だ」
 目の前の男はにっこりと表情を綻ばせた。だが、本田のやさしい笑みに酷似したそれを見て、わしの勘が何か違うと警鐘を鳴らしている。
「誰って酷いなぁ、『俺』は『本田速人』ですよぉ? ……まあお察しのとおり? あなたが助けられなかった『彼ら』の代わりにできちゃった新しい人格? みたいな感じですけどね」
 相手は丸腰、おまけにもこもこに着込まされているのに、確かに危険人物に見えた。思わず腰のホルスターに手を掛ける。アイツは両手をあげるジェスチャーをして笑った。
「こわいなぁ、別に何もしませんよ。でも、あなたが愛した『彼ら』には会わせてあげられないかも」
「どういう……意味だ」
 人を食ったような態度に、これは本当にあの本田速人なのか、という思いが頭を過る。あいつは全てを見透かすように目を細め、ちろりとこっちを流し見た。
「『彼ら』、疲れ切って眠っているんです。この胸の、奥の奥で」
 あいつはそう言いながら、自らの胸元を愛おしげに、慈しむように撫で下ろした。
「『俺』も、疲れちゃいました。外に出るのはあの時以来だからまだ慣れていなくて……。と、いうわけで、おやすみなさい、両津さん。……またね」
 唐突に、あいつは脱力した。カクンと顔をうつむかせた後、眠りから覚めたときのようにこしこしと目元をこすりながらこちらを見た。
「ど、どうしたの、りょうさん? すっごくこわい顔してるよ……?」
 そこに居たのは既に、幼い速人だった。ウルッと瞳を潤ませるのを見て、慌ててこわばっていた表情筋を緩める。
「な、なんでもない。おまえは何も心配しなくて良いからな、速人」

***

 ただただ真白な空間に眠るのは、『俺』の母とも呼べるひとたちだ。
 ひとりはもうひとりの自分を守ろうとして『俺』が生まれる心の下地を作ってくれたひと。一度目を覚ましたけれど、今度こそもうひとりの自分を守ろうと気を張りすぎてしまったようで、酷く疲れたのか深く眠っている。
 もうひとりは文字通り「すべて」を受け止め、壊れてしまう直前に『俺』を生んでくれたひと。こちらは未だ一度も目覚めていない。時々魘されるようだから、『俺』がおなかをぽんぽんしてあげれば安らかな眠りに戻ってくれる。
 いま表に出てくれているのは、このひとたちの、ほんとうに幼い頃の記憶を宿した人格。この子のおかげで、ある意味平和に時間稼ぎができた。
 表に出ている人格の眼を通して世界をうかがっていると、最も近しいはずの家族という存在でもないのに、頻繁に現れる人物がいることに気づいた。
 初めて彼と邂逅したとき、一度も目覚めず昏々と眠り続けていたはずのふたりめの母が「せんぱい」と確かに、甘やかに言葉を紡いだ。
 正直なところ、ものすごく驚いた。この粗野で、乱暴で、気遣いのかけらもなさそうな男こそが……母の待ち望んでいた人物だと気付かされたから。
 第一印象が良かったわけでは決してない。でも、表に出ている人格の変化に振り回されながらも『俺たち』のもとに足繁く通い、見捨てることなく見守ってくれているのは分かってきた。気付けば、「このひとと話してみたい」という思いが強くなっていた。……それなのに、初めての会話は上手くいかなかった。『俺』は母たちを守るために生まれた人格だからか、自分で言うのもなんだけど警戒心が強い。せっかく母の待ち人と話す機会を得たのに、無駄に彼を挑発して試すような話し方をしたせいで怒らせてしまったようだった。ほんとうは、母たちを助けてと懇願したかった。彼ならこの状況を何とかできるかも知れないという確信じみた思いがあった。でも、もうそれは無理だろう。彼の目は明らかにこちらを警戒し敵視しているようだったから。『俺』が何を言ってももう聞く耳を持ってはくれないと思う。
 母たちは未だ目覚める気配はない。もしかすると、このまま覚醒を迎えないままかもしれない。
 これからは『俺』が矢面に立ち、敬愛する母たちを守る。
 それが、『俺たち』にとって最善の道のはずだから。

***

 それから。
 『俺』は彼──両津さんの前に頻繁に現れるようになった。
 その代わりに、今まで外と繋がってくれていた幼い速人は、これまでの疲れが出たこともあり、眠っている時間が次第に長くなっていく。
 母たちも目覚めない。
 そんな中、両津さんも家族のみんなも、『本田速人』に起きている変化には気づいたようだった。
 幼かったと思えば、急に今の『俺』に切り替わる。正直家族でもついていけない状態だと思う。けれど、それでも両津さんは諦めていないようだった、本田速人という人物のことを。それが嬉しくて、同時に何故か切なくて、彼が待つ母たちはもう二度と目覚めないかも知れない、という事実を伝えるべきかしばらく迷い続けた。ずっと考えて、傷はできるだけ浅いほうがいいという結論に至った。そして。
「──両津さん、」
 名を呼べば、ぶっきらぼうだけどきちんと「……なんだよ」と返事はしてくれることに胸がきゅっとなる。この感覚は何なのだろう。
「前にも言いましたけど、あなたが待ってくれている『俺』の母たち、いえ、本田速人というひとは眠っているんです。……そして、もう二度と目覚めない可能性が高い。仮に目覚めたとしても……母は文字通りあの時のすべての記憶を保持している。やさしい母はあの忌まわしい出来事に耐えられなかった。だから最終的に『俺』が生まれた」
 両津さんは腕組みをして、目を眇めつつこちらを胡乱げに見つめている。信用されなくても良い、ただ、事実だけは伝えておかなければいけないと思った。
「もし目覚めれば、母は今度こそ壊れてしまうかもしれない。……『俺』にはそれが、何よりも恐ろしいんですよ」
「……何故だ」
「何故って、『俺』は母たちを護るために生まれたからです」
 両津さんは瞠目した。そして豪快に笑った。
「なぁんだ! そういう事だったのか!」
 ばしばしと背を叩かれる。
「わしは初対面の印象から、おまえを得体のしれない危険人物かと思っていたが、おまえが生まれた経緯を鑑みれば納得だ。バイク無しの単騎でもあの人数を半殺しにできたのも、わしに対して警戒心バリバリだったのも、すべては本田を護ろうとしてのことだったんだな! すまんかった! ありがとな、本田!」
「ッ!!」
 思わず胸元を押さえて俯く。『俺』、今すごくどきどきしてる。
「? ん、どうした本田?」
「……どちらのことですか」
「んん? 何が」
「そ、その……『本田』って、どちらの、」
「今わしが話してるのは『おまえ』だろうが」
 あっけらかんと、当たり前のように両津さんは言った。
 ああ。いけない。『俺』の存在理由は母たちを護ることなのに。
 『俺』も本田速人の一側面に違いないのだということを、思い知らされたようだ。両津というこの人物にどうしようもなく惹かれる『自分』がいる。
 恋を、してしまった。

***

 急に俯いた本田の顔をのぞき込む。
 あいつはきゅっと目蓋を閉じて、胸を押さえて、何かに耐えているようだった。
 最近は会える時間が減ってしまった速人と、よく遊びに来ていた公園のベンチ。桜の蕾が綻び、はらりはらりと舞い散り始める頃。
 今日も速人が眠たそうに小さなあくびをして、直後にこの本田が現れた。
 わしはずっとこの三人目の本田について誤解をしていたようだ。
 あの気弱な本田を暴漢どもから護るために生まれたのだとこいつは言った。何故一番大事なその部分の説明を真っ先にせんのだ、まったく。おかげで警戒しまくってしまったではないか。
「そういえば、何故あっちの本田はおまえをすぐに作らなかったんだ?」
 本田はハッとこっちを見て、何かを言い淀んだ。めずらしく「えーと、」とか「何というか……、」と言葉を選んでいる。人差し指の指先をつんつんと合わせながら眉を困らせるさまは、わしの愛するあの気弱な本田にそっくりだ。などと考えていると、本田は意を決したような表情でわしを見つめ、言った。
「両津さんを、待っていたからですよ……」
「何だと……?」
「『俺』の母は、深い眠りに就く直前、最後の最後まで、あなたを信じていました。何をされても、どれだけ嬲られようとも、せんぱいがきっと来てくれる、と。でもそれは叶わなかった。だから『俺』が無意識下で生み出された。……あなたは母たちのことを、バイクさえあれば最強だと思ってくれている。でもそれは逆です。バイクは母にとっての枷、或いはリミッターのようなもの。心やさしい母は自分の持つ力と自らの暴力的な側面を恐れ、バイクという媒体にそれらを封じたんですよ。だからバイクに乗ると強くなる。そして、その枷を敢えて外したのが『俺』なんです」
 咄嗟に言葉が出なかった。本田とバイクとの関係にも驚いたが、何よりわしを信じて待っていたという事実が、わしの心を打ちのめした。
 何も言えずに歯を食いしばり、両の拳を膝の上で握りしめる。
 すると、となりで本田がフッと微笑む気配がした。
「母たちがあなたに恋した理由が分かった気がします。かくいう『俺』自身も、あなたに恋をしてしまった『本田速人』ですからね」
 聞き捨てならない言葉を聞いた気がしてバッと顔を上げる。
 本田は、いたずらっぽく微笑っていた。かと思えば、いつも入れ替わるときのように、カクンと気を失ってしまう。前のめりに倒れそうになるのを慌てて抱きとめ、幸せそうな寝顔を間近で見つめると心臓が高鳴った。

***
 
 真白な空間にて。
 ふたりの母が、大きく伸びをする。そろって身を起こし、きょろきょろと辺りを見回している。その様子が双子のように対称的で、とても微笑ましい。
 正直に言えばまだまだ不安は大きいけれど、惚れた弱みとでも言えばいいのか、両津さんにならこの大切なひとたちを任せられるかもしれないと思う自分がいる。
 幼い速人も目を覚まして、母たちの膝に思い切り甘えている。
 それを驚いた様子で受け止めながら顔を見合わせる母たち。
 ふと、母がこちらを見た。
「きみは……、」
「おはよう、かあさんたち。気分はどう? 良くなさそうなら、もう一眠りしてくれても大丈夫だけれど……」
「おまえが、俺たちの留守をあずかってくれてたのか」
 強面なほうの母が確かめてくれる。首肯すれば深く礼を言われた。
「ありがとう、小さい僕ともう一人の僕。つらいことばかり押しつけちゃってごめんね。もうだいじょうぶだよ。せんぱいといっしょなら、僕らは何処へでも行ける」
 「ねっ?」と母がもうひとりの母にウインクをしてみせる。すると、頬を赤く染めた強面な母が、「おう」と、ぎこちなく照れくさそうに頷いた。
 その様子を見届けると『俺』は、なんだかとても眠くなった。
 母の元へふらふらと近づいて、倒れ込む。
 そんな『俺』を受け止めて、母は優しく微笑んでくれた。
 安堵感からどうしようもないほど涙が溢れて止まらない。
 柔らかく頭を撫でてくれる感覚の心地良さに身を預け、『俺』は深い深い眠りに落ちていった。もう二度と『俺』が目覚めるような事態が起こらないことを、切に願いながら。

***

 眠る本田の肩を抱いたまま、桜の花越しに青空を眺める。
 ふわりと春風が花弁を巻き上げた。と、同時。
「ん……ぅん……せんぱぃ?」
 甘くとろける、それでいてきちんと芯のある懐かしい声色で、わしを呼ぶのは、まちがいなくあの本田だ。
 目をこしこしとこすりながら小さくあくびをする様は幼さを感じさせるが、もう速人には会えないような予感があった。そして、さっきまで話していた掴みどころのない本田にも、もう会えないだろうと思っている。あいつが表に出てくるということは、この本田がまた危険な目に遭うということだから。そんなことには、わしがさせない。これからは、わしが本田速人という人物を守っていくのだ。
 細っこい身体をぎゅうと抱きしめる。
「せんぱい……? えへへ、なんだかとってもなつかしい気がします。でも不思議。せんぱいにいっぱい遊んでもらった気もするんです。夢でも見ていたんですかね?」
「ッ……ああ。夢に決まってらぁ」
 そう、すべて夢だったと思ってくれていればそれでいい。