murmur

【語り】かわいいねぇ、ウンガロちゃん

2026/02/07 20:27
jogio
今日はウンガロちゃんについて特に読み返したりはせず少し妄想してみたいと思います無謀すぎますね。思いのままに書き散らかすので読みづらさMAXですごめんなさい。
まず大前提として、ウンガロちゃんは被害者意識の塊で、『自分は主人公に成れないし舞台の端役ですらないけど実は誰よりもつらいんだぜ』的な悲劇のヒロイン(ヒーロー?)メンタルで世界中を大パニックに陥れた最低野郎だと思っております。(そこが好きだし可愛いのですけども)
でもそれと同時に社会や自分を取り巻いていた環境、そして何より自分への諦めがほんとうに強い子だと思ってもいます。自己肯定感が著しく低くて、自分なんかに価値が有るもんかと思って生きて来てそうというか、そのせいで神父様の甘ぁい言葉に簡単にのせられちゃったんだろうし、『自分がのし上がってやる』でも『成長する』でも無くただ『自分が居るドン底まで周囲を引きずり落とす≒自分にはのし上がる気力も成長できる伸びしろも無い』という方向に行っちゃうし、でもノリにノッて最高にハイになっているはずの飛行機内での独白では「スタンドの弱点は自分自身(うろ覚え)」と言い切っちゃうしで、その自分のダメさ加減への潔さ・自己分析はいっそ悲哀すら感じさせます。が、ウェザーさんの機転さえ無ければ、ボヘラプの能力はほんの少しの間とはいえ世界を支配したスタンドなんですよ。ウンガロちゃんにもちゃんと彼らと同じ強大な血が流れているんだなぁと実感できて最高ですね。
 それでですよ、そのボヘラプの主たる能力はあらゆるキャラクターが実在化するというものですが、本来は本体であるウンガロちゃんに寄り添うはずのスタンド像がありません。これは弊サイトの作文内でも述べていますが、麻薬で精神が疲弊・摩耗しきっているところに無理矢理あれだけ強力なスタンドが開花したらそりゃヴィジョンを持たない所謂出来損ないのスタンドが生まれてしまっても仕方ないよなぁと思うのです。なまじ才能があったが故の、いわば暴発です。ボロボロの銃身に威力バカ高の銃弾を詰め込んで撃ったらその銃は派手にぶっ壊れてしまうはずです。ウンガロちゃんという人物はそういう類いの非常に危うい存在なのだと勝手に認識しております。もしくは寄り添ってくれる唯一の味方であるスタンドすら、ウンガロちゃん自身の精神性(どうせ孤独だと思って自分自身を諦めてそう)からヴィジョンが生まれず、代わりに凝縮されてスタンド像になるはずだった力が拡散し、世界中を射程距離とする形になってしまったのかなとも思います。
 ボヘラプの何より恐ろしく、そして複雑な印象を抱かせる原因であろう、『何が何でも絶対にストーリー通りの結末を迎えさせる』についても妄想させていただきます。あれは読んでてほんとに怖かった。お母さんヤギがね…恐ろしすぎるんですよ。あれって、まさに薬物中毒者のバッドトリップですよ、たぶん。おそらく。きっと。精神が肉体から分離するという効果もそんな感じがします。ウンガロちゃんは世界中の人間がドン底に落ちていくのを見ることにこの上ない喜びを感じていました。麻薬に溺れて沈み込んでしまった自分のところに次々と人が落ちてくる様はさぞ痛快だったでしょう。ボヘラプはウンガロちゃんがどれほどに足掻いて藻掻いても逃れることの叶わなかった、DIO様の息子故に生まれ持ってしまった負の人生という名の『ストーリー』そのものを表現しているのではないでしょうか。物語の登場人物たちが歩んだストーリーという人生を、他人に無理矢理再現させる。そうすることで自分が感じた無力感や絶望を味わわせるのがウンガロちゃんの惨めさの慰めとなってくれると、本人が無意識下で考えていたのではと思います。

というわけで、収拾がつかなくなってきましたので今回はこのへんまでにしておきたいです。
読んでくださった方ありがとうございました🙇

 

コメント

[ ログインして送信 ]

名前
コメント内容
削除用パスワード ※空欄可