murmur

生存Ifキルゲさんの一キル最強応援ソング

2025/07/23 18:51
脱色
『流星群』(鬼/束/ち/ひ/ろさん)
タイトルからして生命を燃やして散っていった騎士団だよね(謎
全力で曲解していきます。やばそうなら速攻消します。白痴の世界線です。

言葉にならない夜は 貴方が上手に伝えて
絡み付いた 生温いだけの蔦を 幻想(まぼろし)だと伝えて

かつての記憶は朧気で、知性も知識も人格すらも、殆ど喪われた状態のキルゲさん。言葉に出来ない程、不安と安堵、しあわせとふしあわせが隣り合って心を苛んで仕方がない夜。どうして不安なのか、ふしあわせと感じてしまうのかは本人には判らない状態。今の彼にあるのは、一護ちゃんから齎されるぬくもりと"愛情のような何か"だけ。でもこのふたつがあるから、安堵と"自分はしあわせ"であるという思い込みを得られる。
自分は確かにしあわせを感じているけれど、絡み付いてくる自力ではどうしようもできないふしあわせという生温く確証のない感情を、一護ちゃんに直接否定してもらいたい。「大丈夫だ」と、ひとこと、伝えて欲しい。

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心を与えて 貴方の手作りでいい
泣く場所が在るのなら 星など見えなくていい

今の自分は空っぽである、或いはかつて有った何かが欠けているという自覚はぼんやりとだけどある。欠けて喪われたものが何なのかはやっぱり判らない。心、というものの存在や在り処は殆どの人は知らないという事実すら知り得ない状態なので、自分に足りない何かを、与えて欲しいと願っている。出来れば、貴方(=一護ちゃん)の手作りで。
今のキルゲさんは、此処が私の居場所、何故泣けてくるのかは依然として謎のままだけど、星(=かつて騎士であったこと。騎士としての矜持。星十字騎士団そのもの)は見えなくても、思い出せないままでもいいと思ってしまうくらいに、今の日常という非日常に無意識に縋り付いている。

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呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

今でも自分を呼ぶ声が聴こえる時がある、眠りに就く時、ぼんやりしている時。かつて自分の名を呼んでくれるひと達が居た。それらを思い出そうとすると、理由の分からない悲しみに襲われる。
ただ只管に、自分は醜悪な存在だと思い知らされる。誰かの厚意を"思い出すことが出来ない"、その一点のみがキルゲさんを傷つけ続ける。
そんな自分でもどうか必要として欲しい、とキルゲさんは無自覚に考えている。

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貴方が触れない私なら 無いのと同じだから

一護ちゃん"が"触れることの出来ない自分など、存在する価値は無いと本気で思っているキルゲさん。

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曖昧なだけの日々も 何処まで私を孤独(ひとり)に
褪せる時は これ以上望むものなど 無い位に繋いで

隔離空間での灰色の日々は、キルゲさんの空虚を更に蝕む。心が喪われていく感覚になんとなく寂寥感を覚えて怯える彼が、縋れるのは一護ちゃんだけ。独りお部屋に居る時も、寂しくないようにと絵本や幼児用の教材を置いていってくれているけど寂しさは埋められない。
完全に心が孤独に食い破られてキルゲ・オピーという人物が色褪せてしまう時が来たら、それでも、寂しくないように、黒崎一護という存在で現実に繋ぎ止めて欲しい。手を握って、身体を重ねて。それだけで自分は此方側に居られると信じている。

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想いを称えて 微かな振動でさえ
私には目の前で 溢れるものへと響く

一護ちゃんにこの想いを称えて(=名前をつける、称するの意の方)欲しい。僅かな心の機微さえも、キルゲさんにとっては目の前にあふれて止まない感情の濁流であり、それらすべてに翻弄されているから。せめてもの救いは、一護ちゃんが心理の流れに流されるキルゲさんの手をしっかりと握りしめていてくれること。

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奇跡など一瞬で この肌を見捨てるだけ
こんなにも無力な私を こんなにも覚えていくだけ でも必要として

死という道を選ぶことも可能であると本能的に知っている。その奇跡はほんとうに一瞬の出来事で、自分の肉体(霊体)を文字通り見捨てるだけ。
でも無力な自分を、無意識に自刃しようとしては止められ、を繰り返すうちに何度も何度も思い知らされるだけの日々。
それでも、こんな私でも、必要として欲しい。

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貴方に触れない私なら 無いのと同じだから

一護ちゃん"に"触れることが出来ない自分など、存在している意味が無い。

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数えきれない意味を遮っているけれど
美しいかどうかも分からない この場所で 今でも

【一護ちゃん目線】
キルゲさんがかつて持っていた何もかもを奪い去り、彼が何かを思い出しそうになる度それとなく阻止し続けている狡い自分。
美しいはずがないこの場所で、何度も何度も逢瀬をかさねる自分たちの歪な関係でも、キルゲさんがしあわせそうならそれで良いというエゴに衝き動かされて今に至る。ここにキルゲさんの本当のしあわせが無いことになどとうの昔に気づいている筈なのに。これじゃあ籠の鳥じゃねえか、風切羽を奪われた鳥はしあわせか?歌うことしか許されない暮らしがしあわせか?……結局俺がしてるのは飼い殺しに他ならない。

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呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として

一護ちゃんが悲しそうにキルゲさんを呼ぶ時がある。そういう時キルゲさんも悲しくなる。どうしてそんな悲痛な顔で自分を見るのか、何も無いキルゲさんにはいっこうに解らないまま。ただ一護ちゃんが悲しいと自分も悲しい。一護ちゃんが泣いてる時はいっしょに泣いてしまうし、その綺麗な水滴を拭って宝物にしたいと思うキルゲさん。
こんなに独りよがりの醜い自分は、綺麗な一護ちゃんをいつか穢してしまうだろう。誰よりも美しい心の底で、そう信じて疑わない。自分は一護ちゃんに相応しくない。
それでも、どうか必要として欲しい。

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貴方が触れない私なら 無いのと同じだから

一護ちゃん"が"触れることのできない、必要としてくれない自分など、存在しないのと何ら変わりがないのだから。

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