お粗末なもの
旧サイトのつぶやきサルベージ。
一人称俺とか、一方的な主張とか出てくるので注意。
ほとんどは創作設定や小話をサルベージする。
一人称俺とか、一方的な主張とか出てくるので注意。
ほとんどは創作設定や小話をサルベージする。
記事一覧
13/06/01
20191117(日)03:20落書き
13/06/01
20191117(日)03:19落書き
13/05/24
20191117(日)03:18落書き創作設定
13/05/22
20191117(日)03:17落書き創作設定
13/05/13
20191117(日)03:16落書き雑多メモ
13/05/12
20191117(日)03:15落書き創作設定
13/05/05
20191117(日)03:14落書き創作設定
13/05/02
20191117(日)03:13落書き
13/05/02
20191117(日)03:13落書き
13/04/29
20191117(日)03:12「何をしている。早くこっちに来い」
ベッドに寝そべるヘンルーダが、スミレを急かす。
スミレは赤子を籠の中に寝かせた。
すると、赤子はこれから母に課せられる仕事を察したのだろうか、火がついたように泣き叫び始めた。
慌てて赤子を抱きかかえ、あやすスミレ。
「ええい!クソやかましいガキだ!おい!誰か!そのガキを下がらせろ!」
ドアの前で侍していた侍女達が部屋に入ってきて、スミレから赤子を取り上げた。赤子はなおも甲高く泣き叫ぶ。
「あっ……!」
慌てて追いすがるスミレだが、彼女の目の前で無惨にドアは閉められた。
「俺の寝室に二度と赤子を連れてくるな。やかましくてかなわん。さあ、伽の相手をしろ」
スミレは髪の奥からヘンルーダを睨みつけた。真っ直ぐ睨めばまた殴られ、酷いことを強要される。だから、彼女は彼にばれないように睨む術を覚えた。
一睨みで、相手に呪いをかけることが出来たらよかったのに。一睨みで、ゴルゴンのように……。
スミレは心を殺し、支配者の寝床へ足を向けた。創作小話