警視庁公安部の面子達
　風見を除く四人の簡潔な設定。 内二人は風見の両脇を固めている例の部下二人です。

■成嶋隆平(なるしまこうへい)
　警視庁公安部所属。階級は警視、役職は課長。
　かつて、警察庁の警備局(警備企画課)に籍を置いていた。降谷の元上司。
　日本警察の生ける伝説と謳われ、その当時は降谷以上のヤンチャぶりを披露していた。
　警視正への昇進を蹴り、警視庁公安部に異例の異動をした後は後進の教育に務めている。
　性格は比較的穏やかで意外な程ノリが良い。若い頃は破天荒が服を着て歩いている様な感じだった。
　極秘裏に設立された特別捜査本部の総責任者。彼が警視庁に異動した真の理由はここにあり、事は誰にも知られる事なく水面下で静かに、しかし確実に進行していった。
　そして、風見を通じて精霊の王を協力者に引き入れた事により、彼等の“最後の戦い”が幕を開ける。

■相沢正輝(あいざわまさき)※風見の部下・若い茶髪の方
　警視庁公安部の一人。同期の楠木と共に風見を支える良き部下。東都水族館の事件をきっかけに特別捜査本部の一員となる。
　風見と降谷の関係を知る極一部の人間でもある。上司である風見の幸せを常に願っており、時々その感情が暴走する事もしばしば。

■楠木俊彦(くすのきとしひこ)※風見の部下・オールバックの方
　警視庁公安部の一人。こう見えて風見に次ぐ悪運の持ち主。相沢と同じ理由で特別捜査本部の一員となる。
　彼もまた風見と降谷の関係を知る者の一人。
　最近は風見絡みで暴走しがちな若い二人(相沢と高崎)のストッパーも兼任。静かなる風見ガチ勢。

■高崎　実(たかざきみのる)
　長野県警から転属で公安部に配属となった。この中では最年少。
　明るく人懐っこい性格は場を和ませるのに一役買っており、多少落ち着きが無いものの優秀な刑事。色々と面倒を見てくれる風見をとても慕っている。公安部に配属と同時に特別捜査本部の一員となる。