切望
Name change
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「お」
向かった玄関ホールには既に人がいた。
(何あの娘超イカす~~~!!)
円形の扉の前、ゴスロリ系の服を纏ったお人形の様に可愛い娘。
ああいう系統の洋服って結構人を選ぶけどバッチリ似合ってる!今まで周囲にこういった人が居なかったのもあって気が付けば話掛けていた。
「その洋服めちゃ可愛いね!似合ってるし、アンティークのお人形さんみたい!」
「あら」
玄関ホールの扉を眺めていた少女が私の声に反応して振り向く。
「赤目!肌白!えっ…本当に人形だったりする…?」
「まあ……!うふふ、それはわたくしにおっしゃっている……ということでよろしいですわね?」
しまった、感動して安い褒め言葉を連発しすぎたかも知れない。相手の不興を買ったかも……
そんな心配とは裏腹に少女は心底嬉しそうに微笑んだ。び、美人……
「貴方なかなか見る目がありますわね。わたくしも“お人形さん”大好きでしてよ」
「……!ほ、本当に良く似合ってる!肌が白いから黒の洋服が映えてさ!あっ、逆かも。服が黒いから肌の白さが映えてる……?レースとか細かい装飾もこだわってていいね!」
必死にその素晴らしさを訴える私が面白いのか彼女はころころ笑った。
ゆ、許されたぞ!美少女に語彙力ゼロの褒め言葉を伝える事が許されたぞ!
「あっそうだ、自己紹介がまだだった!私ミョウジナマエ!えっと、良ければ名前を教えてほしいな…?」
「わたくしはセレスティア・ルーデンベルク。セレスと呼んでくださいな」
「セレスティア・ルーデンベルク……!」
名前が容姿に合いすぎている…!なるべくしてなった運命の名前じゃん!
「あのさ…不快じゃなければセレス様って呼んでもいい…?“ちゃん”も“さん”もなんか違う感じがするからさ」
「構いませんわよ」
「セレス様…!」
激キモ提案を受け入れてくれるセレス様マジセレス様。
一生着いていきます!!
「わたくし希望ヶ峰学園に新入生として招かれたのですけれど、もしかして貴方もなのですか?」
「あっ!そうだった!うん。超高校級のプロデューサーとしてね」
「超高校級のプロデューサー……」
「あ~、プロデューサーっていっても皆が想像するような感じじゃなくて……えっと、作曲家……みたいな」
そうなのだ。
私は超高校級の“プロデューサー”であるがプロデューサーはプロデューサーでもボカロPである。
多分希望ヶ峰ネタ切れだよ……なんでボカロPだよ自己紹介めっちゃムズいよ!!他の超高校級の才能に比べて大分見劣りするし……
はっきりしない私の言葉に何か察したのかセレス様はそれ以上突っ込もうとはしてこなかった。
「ではわたくしの番ですわね。わたくしは超高校級のギャンブラーですわ」
「超高校級のギャンブラー!?」
その外見でその才能はギャップ萌えすぎる!!天才か!?
そう叫ぼうとした所、横から大声が遮った。
「そこ!!これから入学式だというのにお喋りが過ぎるぞ!もう少し静かにしたまえ!」
「……貴方の方がうるさいですわ」
「む、何か言ったかね」
「貴方の方がうるさいですわ」
「ひ、退かないんだ……」
見知らぬ男子の大声に萎縮せず言い返すセレス様に思わず突っ込みを入れた。
男子の眉の間のシワがグッと深くなる。
お喋りひとつでこんなに怒られるなんて……正直怖いし苦手なタイプだ。
私を庇う様に立ってくれるセレス様がただただ頼もしかった。
向かった玄関ホールには既に人がいた。
(何あの娘超イカす~~~!!)
円形の扉の前、ゴスロリ系の服を纏ったお人形の様に可愛い娘。
ああいう系統の洋服って結構人を選ぶけどバッチリ似合ってる!今まで周囲にこういった人が居なかったのもあって気が付けば話掛けていた。
「その洋服めちゃ可愛いね!似合ってるし、アンティークのお人形さんみたい!」
「あら」
玄関ホールの扉を眺めていた少女が私の声に反応して振り向く。
「赤目!肌白!えっ…本当に人形だったりする…?」
「まあ……!うふふ、それはわたくしにおっしゃっている……ということでよろしいですわね?」
しまった、感動して安い褒め言葉を連発しすぎたかも知れない。相手の不興を買ったかも……
そんな心配とは裏腹に少女は心底嬉しそうに微笑んだ。び、美人……
「貴方なかなか見る目がありますわね。わたくしも“お人形さん”大好きでしてよ」
「……!ほ、本当に良く似合ってる!肌が白いから黒の洋服が映えてさ!あっ、逆かも。服が黒いから肌の白さが映えてる……?レースとか細かい装飾もこだわってていいね!」
必死にその素晴らしさを訴える私が面白いのか彼女はころころ笑った。
ゆ、許されたぞ!美少女に語彙力ゼロの褒め言葉を伝える事が許されたぞ!
「あっそうだ、自己紹介がまだだった!私ミョウジナマエ!えっと、良ければ名前を教えてほしいな…?」
「わたくしはセレスティア・ルーデンベルク。セレスと呼んでくださいな」
「セレスティア・ルーデンベルク……!」
名前が容姿に合いすぎている…!なるべくしてなった運命の名前じゃん!
「あのさ…不快じゃなければセレス様って呼んでもいい…?“ちゃん”も“さん”もなんか違う感じがするからさ」
「構いませんわよ」
「セレス様…!」
激キモ提案を受け入れてくれるセレス様マジセレス様。
一生着いていきます!!
「わたくし希望ヶ峰学園に新入生として招かれたのですけれど、もしかして貴方もなのですか?」
「あっ!そうだった!うん。超高校級のプロデューサーとしてね」
「超高校級のプロデューサー……」
「あ~、プロデューサーっていっても皆が想像するような感じじゃなくて……えっと、作曲家……みたいな」
そうなのだ。
私は超高校級の“プロデューサー”であるがプロデューサーはプロデューサーでもボカロPである。
多分希望ヶ峰ネタ切れだよ……なんでボカロPだよ自己紹介めっちゃムズいよ!!他の超高校級の才能に比べて大分見劣りするし……
はっきりしない私の言葉に何か察したのかセレス様はそれ以上突っ込もうとはしてこなかった。
「ではわたくしの番ですわね。わたくしは超高校級のギャンブラーですわ」
「超高校級のギャンブラー!?」
その外見でその才能はギャップ萌えすぎる!!天才か!?
そう叫ぼうとした所、横から大声が遮った。
「そこ!!これから入学式だというのにお喋りが過ぎるぞ!もう少し静かにしたまえ!」
「……貴方の方がうるさいですわ」
「む、何か言ったかね」
「貴方の方がうるさいですわ」
「ひ、退かないんだ……」
見知らぬ男子の大声に萎縮せず言い返すセレス様に思わず突っ込みを入れた。
男子の眉の間のシワがグッと深くなる。
お喋りひとつでこんなに怒られるなんて……正直怖いし苦手なタイプだ。
私を庇う様に立ってくれるセレス様がただただ頼もしかった。
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