2 光と影
俺は泣いているうさを抱き締めながら、この愛しくて温かい彼女をずっと離さない。
そう思っていた。
「俺、叔父さん達に会いに行こうって思ってるんだ。」
「私も行く!!」
間髪入れずにそう返したうさに驚いて腕を緩めて彼女を見つめる。
「あ…駄目かな…?私、まもちゃんの大切な人達に会って、たくさんお話したいな~って思ったんだけど…。」
今度は純粋に嬉しいという気持ちが押し寄せてきた。
うさならきっとそう言ってくれるんじゃないかと思っていたけれど、実際聞くまではやっぱり不安だったんだ。
俺がうさの全てを受け入れているのと同様に、彼女も俺のことを、育ってきた環境も全て含めて受け入れてくれている…。
「ごめんまもちゃん!やっぱり図々しいよね。いきなり私も一緒に行くなんて。」
今度は俺が黙ってしまったことに不安になったのかうさはそうやって謝ってきた。
言葉で示すより、その手を彼女に包むように重ねてぎゅっと握った。
「俺も、うさを連れていきたい。」
「まもちゃん…」
うさは視線を重ねた手の平から俺の顔に向けて瞳を見開いて呟いた。
「大事な話っていうのはそのことなんだ。俺の…大事な人を叔父さん達に紹介したい。一緒に来てくれ。」
「ホントに…?」
「こんなことで、嘘はつかないよ。」
うさの事をもう一度引き寄せて手を強く握ると、唇を重ねた。
「ありがとう。」
うさは照れながら微笑んでそう言った。
「それは、俺のセリフだ。」
込み上げる気持ちが抑えられなくて再びキスをする。
今度は少し長く―――
胸の中に抱いた彼女の頭をゆっくりと撫でながら、「ありがとう」と小さく囁いた。
この時はただ幸せに溢れていて、このあと事態が思いもよらない方向に進んでいくなんて…微塵も想像していなかった―――――
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そう思っていた。
「俺、叔父さん達に会いに行こうって思ってるんだ。」
「私も行く!!」
間髪入れずにそう返したうさに驚いて腕を緩めて彼女を見つめる。
「あ…駄目かな…?私、まもちゃんの大切な人達に会って、たくさんお話したいな~って思ったんだけど…。」
今度は純粋に嬉しいという気持ちが押し寄せてきた。
うさならきっとそう言ってくれるんじゃないかと思っていたけれど、実際聞くまではやっぱり不安だったんだ。
俺がうさの全てを受け入れているのと同様に、彼女も俺のことを、育ってきた環境も全て含めて受け入れてくれている…。
「ごめんまもちゃん!やっぱり図々しいよね。いきなり私も一緒に行くなんて。」
今度は俺が黙ってしまったことに不安になったのかうさはそうやって謝ってきた。
言葉で示すより、その手を彼女に包むように重ねてぎゅっと握った。
「俺も、うさを連れていきたい。」
「まもちゃん…」
うさは視線を重ねた手の平から俺の顔に向けて瞳を見開いて呟いた。
「大事な話っていうのはそのことなんだ。俺の…大事な人を叔父さん達に紹介したい。一緒に来てくれ。」
「ホントに…?」
「こんなことで、嘘はつかないよ。」
うさの事をもう一度引き寄せて手を強く握ると、唇を重ねた。
「ありがとう。」
うさは照れながら微笑んでそう言った。
「それは、俺のセリフだ。」
込み上げる気持ちが抑えられなくて再びキスをする。
今度は少し長く―――
胸の中に抱いた彼女の頭をゆっくりと撫でながら、「ありがとう」と小さく囁いた。
この時はただ幸せに溢れていて、このあと事態が思いもよらない方向に進んでいくなんて…微塵も想像していなかった―――――
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