1 静かな闇に誘われて
『願いを叶えるクリスタル
それさえあれば
お前が想う者を手にいれることができる
シルバームーンクリスタルを
シルバームーンクリスタルを手に入れさえすれば…』
「!?」
額の汗が酷い。動悸が治まらない。
時計は夜中の3時を回ってる。
何…?今の夢…。
王子様の衛くんにいつもの辛い言葉を言われたあと、急に闇に包まれて…。
怖い―――――
願いが…叶う…?
シルバームーンクリスタルって…?
一体何なの――――!?
俺達が気付かない間にそれは既に始まっていたんだ。
緩やかに静かに…歪んだ空間を拡げながら――――――
つづく