七夕短編2025年
まもうさ
「願い事した?」
「まもちゃんがずーーーっと、あたしのそばにいてくれますように」
「それ、結構効くなぁ」
1度目に言われた後のことを思い衛はごめんと返して苦笑する。
「いいの。だって、これがあるからもう大丈夫」
抱きついたうさぎは、リングが光る左手を衛に振って笑顔を見せた。
ん。と短く返事をすると衛は掬うようにうさぎに口付けを落とす。
瞬きが聞こえそうな距離で「ねえ、まもちゃんは?」と囁かれてふと口元を緩めた衛はもう一度小さくキスをするとうさぎの左手を取った。
「うさをずっと笑顔にしてあげられますように」
結婚指輪にキスを落としまるで誓うように、愛する妻へと願いを返した。
「願い事した?」
「まもちゃんがずーーーっと、あたしのそばにいてくれますように」
「それ、結構効くなぁ」
1度目に言われた後のことを思い衛はごめんと返して苦笑する。
「いいの。だって、これがあるからもう大丈夫」
抱きついたうさぎは、リングが光る左手を衛に振って笑顔を見せた。
ん。と短く返事をすると衛は掬うようにうさぎに口付けを落とす。
瞬きが聞こえそうな距離で「ねえ、まもちゃんは?」と囁かれてふと口元を緩めた衛はもう一度小さくキスをするとうさぎの左手を取った。
「うさをずっと笑顔にしてあげられますように」
結婚指輪にキスを落としまるで誓うように、愛する妻へと願いを返した。
