第二話 『背中』
「うさぎおはよ!遅かったじゃん…って、どしたのその顔。」
涙目で鼻先真っ赤。髪の毛ぼっさぼさの私を見るなり引きながらも心配そうに言ってくる親友に真顔で返す。
「なんでもない。美奈子ちゃん、あとで聞きたいことがある。どーしても。」
「う、うん。…?」
情報通の美奈子ちゃんなら絶対知ってる。だってあの人、見た目はイケメンだから絶対チェックしてるはずだ。名前とクラスを聞き出して必ず復讐してやるんだから!!!
「待ってなさいよーーー!!」
「何あれ。」
「さあ。」
吠える私の後ろでレイちゃんの呆れた声とまこちゃんの苦笑混じりの声が聞こえた。
さっきのあの人との会話を思い出す。
『お前なあ…人の後ろで馬鹿でかい声出すなよ。ブレーキ掛け違えるところだったじゃないかっ』
『だってえぇ…猛スピードで坂道走るのがあんなに怖いと思わなかったんだもん…っ』
『泣くなよ面倒くさい奴だな。』
『酷い~っあんたちっともやさしくないぃ~っ』
『じゃ俺もう行くから。』
『バカーっ鬼ーーっ!!』
『文句のつけ方がまるで幼稚園児だな。』
そんなことを意地悪な笑顔で言ったかと思えばあっという間に高等部の校舎の方に行ってしまったんだ。
もう!!何度考えても腹立つ!!
ここまで第一印象と違う人と会ったのは初めてよ!
「ばっかじゃない…?昨日の自分。」
あの人がもしかしたら私の運命の人かも~なんて、ちょっとでも思ったりしてさ。ほんと!それだけはもう絶対絶っっっっ対!!!!有り得ないんだから!!
涙目で鼻先真っ赤。髪の毛ぼっさぼさの私を見るなり引きながらも心配そうに言ってくる親友に真顔で返す。
「なんでもない。美奈子ちゃん、あとで聞きたいことがある。どーしても。」
「う、うん。…?」
情報通の美奈子ちゃんなら絶対知ってる。だってあの人、見た目はイケメンだから絶対チェックしてるはずだ。名前とクラスを聞き出して必ず復讐してやるんだから!!!
「待ってなさいよーーー!!」
「何あれ。」
「さあ。」
吠える私の後ろでレイちゃんの呆れた声とまこちゃんの苦笑混じりの声が聞こえた。
さっきのあの人との会話を思い出す。
『お前なあ…人の後ろで馬鹿でかい声出すなよ。ブレーキ掛け違えるところだったじゃないかっ』
『だってえぇ…猛スピードで坂道走るのがあんなに怖いと思わなかったんだもん…っ』
『泣くなよ面倒くさい奴だな。』
『酷い~っあんたちっともやさしくないぃ~っ』
『じゃ俺もう行くから。』
『バカーっ鬼ーーっ!!』
『文句のつけ方がまるで幼稚園児だな。』
そんなことを意地悪な笑顔で言ったかと思えばあっという間に高等部の校舎の方に行ってしまったんだ。
もう!!何度考えても腹立つ!!
ここまで第一印象と違う人と会ったのは初めてよ!
「ばっかじゃない…?昨日の自分。」
あの人がもしかしたら私の運命の人かも~なんて、ちょっとでも思ったりしてさ。ほんと!それだけはもう絶対絶っっっっ対!!!!有り得ないんだから!!