伝えたい(まもうさ+フィオレ)

どこで産まれたのかも何のために生きているのかも分からず宇宙をさ迷っていた僕




分かるのは目の前にずっと広がる圧倒的な孤独ということだけだった




衛くん




君に出会わなければ、僕はきっと独りぼっちで死んでいた



本当はキセニアンの花なんかに操られずに君と再会したかった




君が大切にしているものを奪ってでも君を僕の物にしたかっただなんて




そんなの君を傷付けるだけなのに




君の横にいるあの娘と寄り添う姿がただ憎くて







僕にはきっと手の届かない物





愛なんて知らずに育ったから


眩しくて

鬱陶しくて

憎らしくて

壊したくて






たまらなく寂しくなった




きっとそれは、憧れていたものに似ていたから









だけど君達はそんなどうしようもない僕を、幼かったあの時も



今も



限り無い優しさと愛情で包んでくれた




それに気付かなかった僕は、本当に心の弱い人間だったんだと思う





恐れずに手を伸ばせば、いつでもそこには差し伸べてくれる温かい手があったのにね







僕に人を信じる心と希望を与えてくれた君達に贈りたいものがある





セーラームーン

生きて

ずっと衛くんの側にいてあげてくれ




衛くんは本当はとてもとても寂しがり屋で弱いところがあるから





そして、どうか君達の間にいつまでも幸福な時が流れていきますように






そのことが、僕にとっても嬉しいことだから




いつか僕だけの大切な人に出会ったら、君達のようになりたいと思う




これが僕の、嘘偽りのない本心なんだ



君達に出会えて良かった







ありがとう






僕はもう










独りじゃない









おわり
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