2017年、2018年まとめ

•まもうさ

まもちゃん、どうしたの?恋人の問い掛けに今は答えることができない。月明かりに照らされて白く浮かび上がる首筋からは極上の甘い香りがしてくる。駄目だ。悟られては。赤く変化する瞳に気付かれないように衛はまた明日と踵を返した。屈してはいけない。何に代えても。
-とある優しき吸血鬼の悩み-


•ジェダレイ

秋の穏やかな陽が差す静かなバスの中、恋人の寝顔を見つめているとレイ自身にも笑みが落ちる。肩に身を預けて瞼を閉じる。起きている時には滅多にしないその甘えた行動に今起きた瑛二は真っ赤になって固まった。やがて彼女から寝息が聞こえ、降車駅も気付けば通過し、ただ幸福な時間が二人を運んでいく


•もしもまもちゃんの絶交期を月影の騎士が内側から見てたら

何をしている衛。迷っているなら私がうさぎに愛を告げてくるぞ。と月影の騎士に叱責される。愛してるだけじゃあいつを守ってやることができないんだ!と返す衛に、一方ではない。お前たちは互いに愛し合っているのではないのか。とズバリ言われ
お前が独りで解決してきた時が長かったのは知っている。
でも今は、うさぎがいる。そうだろう衛。私がお前に融合したことを…後悔させないでくれ。
と言われて…
自分の一番大切な想いを何よりも優先させてうさぎに告げる覚悟をする衛は玄関を飛び出した。


•まもうさ

今日はスーパームーンの中でもかなり地球に接近して大きく見える日なんだよ
じゃあお団子食べなきゃ!!
…うん?
大きなお団子ちびうさと作って今夜まもちゃんち行くね!
(十五夜でもないから団子は必須でもないけどうさの頭の中では月見=団子になってるな。でも…)
楽しみに待ってるよ


•親子(↑のつづき)

うー!見えない!
見えないよまもちゃん!
団子を食べながら残念そうにしている二人に衛は苦笑した
雨だからなぁ…きっとまた機会はあるさそれに…
そっくりな顔をして次の言葉を待つ二人の頭をポンポンと撫でる
丸いお月様はここにもういるだろ?
二人は頬を染め見合わせると笑顔で頷いた


•まもうさ

恋人が再度留学している中、うさぎは教室の窓の向こうの景色を眺めた。まもちゃん、初雪だよ。綺麗だよ。一緒に見たかったな…

え?
終業し下校するうさぎの目に何度も思い描いた人が映る。次の瞬間寒かった体が暖まる。
「うさ」
抱きしめて呼ぶその人は、初雪が叶えてくれた一足早い贈り物。


•ネフまこ

まことの料理は天下一品だけど、今日は俺が準備万端にしてきた男の料理を披露して祝いたかった。だが心配なのか何度も大丈夫かと聞きにくる。いいからどーんと休んどけと返したら、一緒にキッチンに立って料理すんのが夢だったんだけど…と照れながら言う恋人に、何もかも吹っ飛んで強烈にハグをした。


•乙女ゲーな衛ルート選択肢

明日はまもちゃんの誕生日だ!何をプレゼントしようかな…

①丸めた答案用紙
②タキシード仮面のぬいぐるみ
③ガラスの写真立て
④蚊取り線香

①丸めた答案用紙を選んだあなたには
お怒り王子モードのまもちゃんから
よくこんな点数が取れるな。しょうがないから俺が勉強教えてやるよ。という、放課後勉強スチルがゲットできます。

②タキシード仮面のぬいぐるみを選んだあなたには
これ、お前が作ったのか?
うん。へへ!頑張ってみたよ!(形はいびつになっちゃったけど…)
ありがとな

(うん!喜んでもらえたみたい。)

③ガラスの写真立てを選んだあなたには
いいな、これ。
好きな写真入れて使ってね!
…じゃあ今度一緒に撮るか?
え?
何でもない。ありがとう。

(うー!聞こえなかった!なんて言ったんだろう!でもすごく喜んでもらえて良かったー!!)

④蚊取り線香を選んだあなたには
何これ。
蚊取り線香だよ!
そういう事聞いてるんじゃない。まさかこれが
誕生日プレゼントだよ♡好きだよね?
あぁ…うん。ありがとう…蚊に刺される心配は…なくなったかな。

(あれ?あんまり喜んでもらえなかったみたい?)


•まもうさ

深夜目が覚める。隣で眠る温もりに安堵する。頬を撫で布団を掛け直し手を握る。薬指に嵌る自分と同じ感触に心が満ちる。これからは毎日君と同じ夜を過ごしていける事が嬉しくて。込み上がる幸せは一粒の雫となって頬を滑っていく。キスは一緒の朝を迎えたその時に。照れた君の、可愛い顔が見たいから


•まもうさ

「もうすぐクリスマス終わっちゃうなぁ…」
ぼんやりとベッドの上でそう零すうさぎに、彼女を抱き枕の如く包んでいた衛がパチリと目を開ける
「やっぱり皆とパーティーしたかった?」
急遽仕事が早く終わりそれならばとうさぎは久し振りの夫婦の時間を優先させて2人で家でクリスマスを祝ったのだが
衛はうさぎの頬を撫でて瞳を覗き込む。
自分は愛する妻と聖夜を過ごせて嬉しかったが彼女はどうだろう
しかしそんな衛の不安を優しい微笑みと柔らかな口づけがあっという間に消し去った
「皆とはお昼にいっぱいクリパしたもん」
「うさ…」
「まもちゃん、メリークリスマス」
「ああ、メリークリスマス」
夫婦の唇は優しく静かに重なった。


•まもうさ+美奈子

美奈がうさと仲が良いのは知ってたけど、ちょっとくっつき過ぎじゃないか?
パーラークラウンでうさと待ち合わせしていて来てみれば、先に彼女は美奈とドリンクを頼んで会話に花を咲かせているようだった。それはいいのだが腕を絡めたり頬を摘み合ったり額がくっつきそうな距離で笑い合ったり。
双子星のように無邪気なじゃれ合いは俺の心にほんの少しの嫉妬を生む。まあ今に始まったことでは無いと頭に整理を付けて彼女達に近付いたその時。うさぎ!こっちは成長したのー?とあろうことか白昼堂々美奈がうさの胸に後ろから手を伸ばしていたものだからさすがにそれには待ったをかけた。
まるで忍者のような早さで彼女達のテーブルに移動し、うさの体をこちらに引き寄せる。
「そこは俺の。」
しかし、言ってから真っ赤な顔の恋人とネタを一つ拾った含み笑い顔のその友人を見て

時よ止まれ

表情を固めたまま静かに祈った。


•まもうさ

うさぎが冬はまーもちゃんとくっつけるから大好き!と衛に引っ付いて、衛が微笑み頭をグリグリ撫でるのを二人の足下から見上げるルナが、
あんたらどの季節も年がら年中引っ付いてるじゃない。
と生温かい目で見つめる。

そんなとても寒くて熱い季節がやってきた。


•エンセレ+クンヴィ

雪見てはしゃぐセレニティと、それを微笑ましく見守るエンディミオンと、護衛していたヴィーナスがこれ石入れて投げたら戦闘に使えるかしらと投てき雪玉を作り、ちょっと試させてよと言われてやっぱりお前は乙女らしさのカケラもないなやめろと言って怒りの豪速球をささっと躱すクンツァイト雪日和。


•ゾイマキュ

雪見るのは初めて?と彼に尋ねられ、思案顔の彼女は、現象としては知っていたけれど実物を見たのは初めてよ。月にサンプルを持って帰りたいけれど特殊シャーレが無いと溶けるわねと残念そう。ブランケットを肩から掛けてくる彼に驚く。あなたが真新しいものを観察し始めたら長いからねこの研究バカ。


•ジェダマーズ

何してるの?必殺技の構えをしている彼女を見付けて吃驚して聞く。
放たれた炎は手前の薪にくべられ彼女はホッとした表情でそれにあたる。
マーズは寒がりなんだね?楽しそうなその問いにむすっとした彼女は銀世界の森を見渡して応える。綺麗なだけなら幾らでも見て回りたいのに。(あなたと…)
君の炎は暖かいな…
いつの間にか隣にしゃがんでそう言うジェダイトに、マーズは確かに心の真ん中に何かが灯るのを感じた。
二人はそのまま強く優しく揺らぎ続ける炎を見つめていた。
馬鹿ね、あなた。
そんな言葉も静かな雪の中に包まれて、柔らかく溶けていく。


•ネフまこ

雪の中を長身のカップルが同じ傘の下仲睦まじく歩いている。ふと振り返って笑みを浮かべる彼女にどうした?と声を掛ける。雪に誰かと足跡を付けるの、夢だったから。嬉しくてさ。そんな可愛い発言に、俺はお前となら手形も人型も付けたっていいぜ!と笑えば彼女も苦笑し、緑の傘は楽しそうに揺れた。
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