べいびーぱにっく☆
「お願いペガサス!みんなの夢を守って。
トゥインクルエール!!」
ちびムーンが祈りを込め鈴を鳴らせば、黄金色の角を持ったペガサスが眩い光の中から現れてセーラームーンのスティックに力を与える。
「ムーンゴージャスメディテイション!!!」
そしていつもの様に彼女たちは戦いに勝利した。
「やったわね!ちびムーン。」
「うん!」
二人は微笑み合い、仲間たちも駆け寄ってくる。
その時
「玉つき!逆ジェネレーション!!」
突然パラパラの声が聞こえてちびムーン目掛けて玉が飛んでくる。
「ちびムーン!!」
それに気付いたセーラームーンとタキシード仮面は少女を守ろうとしたがほんの僅かの差でその玉はちびムーンを貫いた。
ちびムーンは煙に包まれて姿が見えない。
「貴様!ちびムーンに何をした!」
タキシード仮面は険しい顔でパラパラに叫ぶも、彼女は対照的に嬉しそうに微笑み返すのであった。
「んっとねー、赤ちゃんになってもらいました♪」
「な…!?」
セーラームーンがその言葉に唖然としていると、煙の中から紛れも無く赤ん坊特有の泣き声が聞こえてきた。
「これでもうペガサスを呼べないね♪残念でした~☆あなたたちをやっつけるのはベスベスや、ジュンジュンがしてくれると思うから私は帰るよー♪」
そう言って彼女は消えてしまった。
「もう!毎度毎度何なのよあの子は!」
ヴィーナスは若干拳を震わせながら敵ながら呆れて言った。
「ちびうさ!」
変身を解いたうさぎは煙の中を押し払いながら少女がいるはずの中心部に進む。
煙が晴れた頃にその姿をようやく確認できたのだが。
そこには、変身前のちびうさのセーラーカラーの洋服から小さな顔を出し、真っ赤にして泣くピンク色の髪の毛の赤ん坊がいたのだった。