第五話 そうして輝きの未来へ

あたしはクリスタル・トーキョーを然るべき時が来たら担うプリンセス・うさぎ・レディ・セレニティ

今でも時々不安になるの



何も出来なくて、何の力も無かった900年という歳月はあまりにも長すぎて

このままいつまでも子供の姿で成長もせず、何の役にも立たないで終わるのかな、なんて何度も思った

何度も泣いて

泣いて




それでもうさぎたちと出会ってから、あたしは自分の為にめそめそ泣くのはやめよう



そう思った





だってうさぎがそうだから






友達のことを思って、愛する人のことを思ってたくさん、たくさん泣くうさぎ



そんなうさぎがギャラクシアとの戦いの中で大切な人たちの形をした彼女たちを倒すのは、どんなに辛い事だっただろう


それでも最後は希望の光に変えて皆を蘇らせて、コルドロンの中であたしのことも30世紀に送ってくれた



強くて温かいうさぎ



素敵で優しいママ




いつの時代もあたしにとって憧れの存在だった
1/3ページ
スキ