ぱりさのコメント返信

2021/10/06 00:24のコメント返し2021100617:35

【はじめまして、こんばんは。最近こちらのサイトを知り、いくつか作品を読ませて頂いた者です。
普段あまりサバイバーの夢は読まないのですが、何故だか惹かれるように墓守の「**しないと出れない部屋」を読ませて頂き、あまりのときめきにいてもたってもいられず感想を打たせて頂くことにしました。
性行為をしなければ出られない部屋ネタ自体はよく見かけるお話ではありますが、凌辱や快楽堕ちといった結果に繋がるものが多い中、こちらのお話は最後までお互いがお互いを慮って思い遣りのある行為だったのが大変良かったです。墓守は墓守で夢主への好意を自覚しながらも夢主を傷つけまいと必死に欲望を抑え込んで、夢主も夢主で墓守を助けたいという純粋な気持ちや嫌な思いをさせてはいないだろうかと心配する気持ちに溢れ、「出られない部屋」そのものはエロネタの化身のような存在であるというのに、二人の間に優しい世界が広がっていたのがとても好きでした。
墓守が自身の自慰行為を穢らわしいと自称する様子はかわいそうでなりませんでしたが、夢主も言っていたように同時に大変可愛らしくもありました。かわいそうと可愛いは紙一重だと思っているので、墓守の墓守らしさを保ちつつも、彼だからこそのかわいそう=可愛いを同時に堪能することができて大変歓喜しております。涙ぐんでしまう様子も可愛らしくてなりません。夢主が攻め、というほどの描写でもありませんでしたが、墓守の反応があまりにも可愛らしいことで必然的に攻守が逆転しているようにも錯覚してしまうのがとてもよいです。
また、夢主は終始墓守に対して友好的に接していたのも、感情の塩梅がちょうどよくて好きでした。好意を抱いているというほどでもなく、かといって突き放したいほど心理的距離があるわけでもなく、性的な虐めを受けて困っているのなら助けてあげたいと思える程度には親愛を抱いている、という立場が心地よかったです。
そして極めつけが、行為が終わったあとの墓守の言動でした。可愛すぎませんか!?夢主があくまで「親愛」しか抱いていなかったというのもここで活きて来て、墓守が拙い言葉で好意を彷彿させる表現を並べていくなか、もしかして彼は私が好きなのか?と勘付くまでの流れが大変スムーズ且つ腑に落ちやすかったです。思わず夢主と感情がシンクロし、墓守に対する可愛いという感情が抑えきれなくなってしまいました。
腰が砕けて立てないという墓守もとても可愛くて、こういう部屋ネタの時はよく間髪入れず2回戦、となる展開が多いところ、気持ち良すぎて動けない…と恥ずかしがる墓守、あまりの可愛さに天を仰いでしまいます。
その後の後日談がまた可愛くて可愛くて!他者の目には明らかに距離の近付いた二人でありながら、まだ二人は恋人同士というわけではなく。夢主側からの好意の有無が読み手に明かされているわけでもなければ、彼女がどういった返事をするのかもまだ分からないままで。そんなもどかしい関係性の中、墓守が勇気を出して告白するのを待つ夢主という構図、とても可愛らしくてニコニコしてしまいました。彼のペースでゆっくりと、彼が心の内を明かしてくれるまで待っているよ、と言葉にせずとも手のひらを通して彼に伝える彼女の様子が、これもまたもどかしさに拍車をかけていて頬のゆるみが止まりません。最後の2文が本当に可愛らしくてたまらなくて、今後の二人に思いを馳せながら、多大なときめきを摂取したことで動悸が収まらなくなってしまいました。
素敵なお話を読ませて頂きありがとうございました。墓守の夢小説でこんなにもときめいてしまったのは初めてです。
今後ともぱりさ様の執筆活動を心より応援しております。長文失礼致しました。】

・うっう、こんなに丁寧に場面場面を事細かに感想いただけて…!ありがとうございます…!
墓守夢でこんなに喜んでいただけて、書いてよかったなぁと思いました。
毎回夢を書き上げる度にこのキャラはこれで、大丈夫だろうか?と悩みつつ投稿していたのでここまで良い反応をいただけて小躍りしております!
出られない部屋がえろネタの化身なのは激しく分かります。実際そのつもりで書いてますしね…書きやすくて良いですね。
可愛さを感じてくれてありがとうございます…!とにかく墓守君可愛い!で書いていた夢だったので、ウブでまるで乙女じゃないかと錯覚する彼を表現したかったのです。そして、夢主も穏やかにそれを見守り受け入れられるような親しい女性であって欲しかったのです。
いつか、この墓守君はちゃんと言える時が来るのでしょう。まだ3秒と彼女を見つめられないけどね。

コメントありがとうございます!


2021/10/06 00:24